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デファイ・デベロップメント、最大32億円の資金調達計画 ソラナ追加購入などに充当予定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 変動金利型シリーズC永久優先株の発行を計画
  • 8月末にソラナの購入再開 約233万SOL保有

優先株発行で資金調達へ

暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)を蓄積するナスダック上場トレジャリー企業デファイ・デベロップメント(DeFi Development Corp)は8月31日、変動金利型シリーズC永久優先株(CHAD)を発行する計画を発表した。

最大2,000万ドル(約32億円)相当の資金調達が見込まれており、手数料などを差し引いた分を運転資金、ソラナおよびその他のデジタル資産への投資、戦略的取引、成長のための施策に充てるとしている。

Decryptによると、ジョセフ・オノラティCEOは「調達資金の大部分を使ってソラナを購入する予定だ」と話している。

暫定目論見書によると、デファイ・デベロップメントは、1株あたり9ドルで永久優先株CHADを220万株売り出す予定だ。配当は変動制で、初期配当率は年率13%となる見込みである。

初回配当支払日は2026年10月1日であり、配当調整は取締役会が少なくとも月次で見直し可能、目標株価レンジは9.95ドル〜11ドルの間で取引されるよう配当率を調整する意向だ。なお、以上は市場動向などの条件次第であり、実施の有無・規模・条件について保証はないとしている。また、調達資金の配分は未確定であり経営陣の裁量が大きい。

関連記事:ソラナ月間取引42億件で過去最高、SOLは週間25%超上昇

米アナリストKobeissi Letterが、ソラナの7月月間オンチェーン取引が42億件と過去最高を記録し、前月比13.5%増になったと指摘。SOLは96.55ドルまで上昇し、直近7日間で25.7%高、時価総額は563億ドルとなっている。

8月末にソラナの購入再開

デファイ・デベロップメントは、最近ソラナの購入を再開したところだ。8月27日に、平均98.14ドルで約1万9,000SOLを取得し、保有量を約233万3,432SOL(時価370億円相当)および同等資産に拡大したと発表している。

同社は、財務準備金の主要な保有資産をソラナに割り当てる方針を掲げており、投資家にソラナへのレバレッジを効かせたエクスポージャー(価格変動の影響を受けること)を提供しているところだ。

ソラナの保有およびステーキングを行う他、独自のバリデータ・インフラを運用しており、ステーキングを委任されたソラナから報酬や手数料を生み出している。また分散型金融(DeFi)にも取り組んでおり、ソラナのアプリを支援してそこから利益を得るための方法を模索している。

その他には、AI(人工知能)を活用したオンラインプラットフォームも展開。集合住宅や商業用不動産の専門家に対してサービスやソフトウェア契約などを提供している。

Coingeckoのデータによると、ソラナを財務資産として保有する上場企業は23社。合計で約1,900万SOLを保有しており、合計価値は約19億ドル(約3,040億円)に達しているところだ。SOL総供給量の約3%を占めている。

なお、ソラナのトレジャリー企業最大手はフォワード・インダストリーズ(Forward Industries)で約780万SOLを蓄積。6月には競合のソラナ・トレジャリー企業であるソラナ・カンパニー、ソルメイト、スカイAIの3社に対し買収提案を行なったが、いずれも成立していない。

関連記事:ソラナDAT最大手フォワード・インダストリーズ、競合3社に買収提案も全社拒否 業界再編は難航

ソラナトレジャリー企業最大手のフォワード・インダストリーズが、業界再編を視野にソラナ・カンパニーやスカイAIなど競合3社に統合を提案したが、いずれも拒否または無回答に終わった。

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