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クラーケン親会社、ロンドン証券取引所と英国株トークン化で提携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 英国株上位100社をトークン化
  • 承認前提でLSE24上場も検討

英株トークン化提携

仮想通貨取引所クラーケンの親会社ペイワードは1日、ロンドン証券取引所と提携し、英国株式市場のトークン化を推進すると発表した。数週間以内に、同取引所上場企業のうち時価総額上位100社を、トークン化株式「xStocks」として取引可能にする。

xStocksは、上場株式を1対1で裏付けるトークン化商品で、ペイワードが開発した枠組みだ。ブロックチェーン上での24時間取引や、自己管理型ウォレットへの移動を可能にしている。

規制当局の承認を得た場合、ロンドン証券取引所は自社の24時間取引専用市場「LSE24」でのxStocks取引にも対応する方針だ。両社は将来的に、発行体自身が主体となる株式トークンの発行についても検討を進めるという。

xStocksの累計取引高はローンチから1年余りで400億ドル超に達し、うち200億ドル超がオンチェーンで決済された。保有者数は20万人を超えている。

両首脳のコメント

ペイワード共同CEOのアルジュン・セティ氏は、仮想通貨と伝統金融は対立するものではなく、同じ基盤の上で機能し得ると述べた。ロンドン証券取引所との提携は、証券をブロックチェーン上で扱う新たな市場インフラの一歩になるとの見方を示した。

また、ロンドン証券取引所グループでデジタル・証券市場部門を統括するジュリア・ホゲット氏は、トークン化が投資家の市場アクセスや発行体の資金調達手法を変える可能性があると評価し、規制市場としての信頼性や投資家保護を維持しながら制度を発展させる必要があるとの見方を示した。

関連記事:クラーケン親会社ペイワード、「xStocks」活用で世界の個人投資家にトークン化米IPOアクセスを提供

クラーケンの親会社ペイワードは、トークン化株式プラットフォーム「xStocks」を通じ、世界の個人投資家が米国IPOに公募価格で参加できる仕組みを発表した。機関投資家に独占されてきたIPO市場の参入障壁を下げるものとして、注目を集めている。

今後の展開

ペイワードは6月にも、クラーケンなどxStocks・アライアンス加盟企業を通じ、米国株の新規上場(IPO)前アクセスをトークン化株式で提供すると発表していた。今回提携するロンドン上場企業のxStocksは、クラーケンをはじめとするアライアンス加盟プラットフォームで近く取引を開始する予定だ。

関連記事:ハイパーリキッド、クラーケン親会社ペイワードと米国進出を協議=報道

分散型デリバティブ取引所ハイパーリキッドが、クラーケン親会社ペイワード傘下のCFTC登録取引所ビットノミアルを通じ、米国ユーザー向けに無期限先物を提供する計画を協議中だと報じられた。トランプ政権の仮想通貨政策も追い風になっている。

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