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ストラテジー、MSCIの指数除外提案に反対表明

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 5項目中4つは非該当と反論
  • メタプラネット等3社が除外対象に

MSCIに反対

米ビットコイン保有大手のストラテジーは8月31日、米MSCIの指数運営委員会宛てに書簡を送り、資産構成に基づき「非事業会社」を指数から除外する提案に反対を表明した。同社は提案を差別的かつ恣意的だと批判し、撤回を求めた。

MSCIは8月に公表した協議文書で、非事業会社を新たに定義し、世界株価指数群GIMIの適格基準から除外する二段階の新基準を提案した。同文書によれば、今年5月時点のデータを基準に適用した場合、ストラテジーとメタプラネットが即時除外の対象となり、イーサリアム保有大手のシャープリンクなど3社が新設の監視リストに入るという。

関連記事:米MSCI、ストラテジーとメタプラネットの株価指数除外を協議

米指数大手MSCIは非事業会社を除外する新基準を協議中。5月データでの想定では、ビットコイン保有のストラテジーとメタプラネットを含む3社が削除の対象になり得るとされ、投資家は資金流出圧力を注視している。

新基準の仕組み

新基準はまず、総資産に占める事業用資産の比率が50%を超えるかを判定する基礎審査を行う。これを下回った企業には、事業資産集約度や費用集約度など5つの財務比率による除外審査を追加適用し、4項目以上に該当すると除外対象となる。

関連記事:ストラテジー、2カ月ぶりにビットコイン購入再開 590億円相当

仮想通貨ビットコインDAT大手ストラテジーが4603BTCを平均8万ドルで購入し、前回から約2カ月ぶりの買い増しとなった。保有量は845050BTCに達し、優先株STRCの買戻しも実施した。

ストラテジーの反論

ストラテジーは書簡で、世界に約1,500人の従業員を抱え、ビットコイン(BTC)を裏付けとする新型のデジタル信用商品を提供するなど、自社は事業会社に当たると主張した。米証券取引委員会(SEC)担当者との協議を経て、米会計基準(GAAP)に沿いビットコイン事業を独立した事業セグメントとして計上しているとも説明した。

また、除外審査で使う5項目のうち4項目には該当しないと反論し、特に営業費用とビットコインの公正価値変動に関する2項目について具体的な根拠を示した。ビットコインの減損・評価損は営業費用として計上しており、その公正価値変動も同費用の枠内で処理しているためだとしている。

同社は、非事業会社への画一的な除外基準がMSCI指数の中立性を損ない、仮想通貨関連の政策を推進する米国の方針とも矛盾すると主張した。その上で、MSCIが提案を撤回しない場合は客観的な基準と協議記録を公表するよう求めた。

MSCIは9月30日まで市場参加者からの意見を募集しており、10月16日までに協議結果を発表する予定だ。変更を実施する場合は、11月のインデックスレビューに反映する方針だとしている。

解説記事:ビットコインを保有する上場企業ランキング|世界・日本TOP10を徹底比較【2026年6月版】

世界・日本のビットコイン保有上場企業をランキング形式で比較。ストラテジーを筆頭に、メタプラネットなど国内外の最新保有量・財務戦略・投資リスクを解説。

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