WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米クラリティー法案、上院で審議入り採決失敗 60票に届かず ビットコイン一時急落

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 民主党議員7人が反対票投じる
  • 倫理条項の懸念が不成立の要因に

審議入り不成立

米上院は16日、クラリティー法案の審議入りに向けた初回の手続き採決を実施したが、賛成は49票のみで可決に必要な60票に届かず不成立となった。

仮想通貨ビットコイン(BTC)は不成立を受け一時75,000ドルまで急落し、前日比4%下落している。

制作:Grok

米記者のエレノア・テレット氏によると、クラリティー法案の交渉に数カ月携わってきた7人の民主党議員が反対票を投じたという。

上院民主党はトランプ大統領が保有する多額の仮想通貨関連資産を念頭に置いた倫理条項の内容に懸念を示したが、共和党は、民主党が採決直前に提出した対抗案を拒否し、数週間前の要求と同一だと指摘した。

法案を主導しているシンシア・ルミス上院議員の報道官は、共和党が倫理枠組みなどで大幅に譲歩したにもかかわらず、民主党の対抗案は休会前の当初の立場から変わっていないとした。

一方で、テレット氏によると、共和党のジョン・ケネディ上院議員は採決の不成立に「驚きはない」としつつ、法案が完全に不成立になったわけではなく、次の機会はレームダック会期になるとの見方を示した。一方、共和党のテッド・クルーズ上院議員も法案には復活の余地があると話したという。

関連記事:上院民主党、クラリティー法案採決前に対抗案協議|一部同党議員は採決前進を後押し

上院民主党の議員グループは米15日夜、共和党が最終提案として示したクラリティー法案への対抗策を協議する見通し。16日の審議入り採決が法案前進の可否を左右する。

前日までの交渉経緯

日本時間15日夜には、上院民主党の議員グループがクラリティー法案への対抗案の策定に向けて協議していた。民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員は、現行の同法案を支持しない立場を示しつつ、仮想通貨関連法案の成立自体は諦めない考えを示した。

また、米政治専門メディアSemaforによると、上院議員のマーク・ワーナー氏は新たな倫理条項について「十分とは言えない」との見方を示し、争点が解決されないままだったとして懸念を示したという。

これに対しルミス議員は、「一部の民主党議員がどのような文言を条文に盛り込んでも賛成に回ることはないのが明らかになりつつある」と述べ、トランプ大統領が民主党議員の要求通り2つの歴史的な倫理条項にすでに同意したにもかかわらず要求が重ねられているとして苛立ちを露わにした。

中間選挙を控え、クラリティー法案は上院での再採決にかかる見通しは立っていない。

解説記事:ジーニアス法とクラリティー法案の違いとは?米国の仮想通貨2大法案をわかりやすく解説【2026年最新】

米国の暗号資産規制を担う「ジーニアス法(GENIUS Act)」と「クラリティー法案(CLARITY Act)」。ステーブルコイン発行者を規制する成立済みのジーニアス法と、SEC・CFTCの管轄を整理する審議中のクラリティー法案の違いを、比較表とともに初心者向けに解説します。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/31 土曜日
09:20
バイナンス不正流出の大半が約20分で実行、秘密鍵に頼らず署名悪用
バイナンスで1兆円相当の資産が流出し、大半が約20分に集中したことが判明。分析会社は秘密鍵の盗難・漏洩ではなく署名の仕組みへの侵害と指摘し、EIP-7702が悪用された手口を踏まえ、承認ルールの独立判定などの対策を挙げた。
07:32
米CFTC委員長、バイナンス被害めぐり仮想通貨取引所が選べる伝統金融並みの保護を提案
米商品先物取引委員会(CFTC)のセリグ委員長は30日、バイナンスで29日に起きたハッキングを受け、仮想通貨取引所が任意で連邦登録できる選択肢を設ける考えを示した。米国のデリバティブ市場と同じサイバー対策などが適用される。
07:05
米仮想通貨関連株が全面安、1兆円規模のハッキングも市場全体への脅威は限定的とアナリストが見解
30日の米国株式市場ではバイナンスの1兆円不正流出事件を受けて、コインベースが10.62%、サークルが9.3%下落した。ウォール街の3社は市場全体の脅威になる根拠は乏しいとみている。
06:20
トランプ大統領、仮想通貨取引所バイナンスのハッキングめぐり北朝鮮の関与を調査と発言
トランプ大統領は30日、仮想通貨取引所バイナンスのハッキングに北朝鮮のハッカー集団が関与したか調べていると話した。チェイナリシスは1兆円近くのハッキングは北朝鮮によるものだと強く確信している。
06:05
バイナンス、ハッキング被害の補償に約1兆円を確保
バイナンスは31日、ハッキング被害の補償に自社資金63億4000万ドル超を確保したと明らかにした。被害額の約80%分は流出と同じトークンで保有しており、残りも買い付けを進めている。
10/30 金曜日
21:25
SBI VCトレードとビットバンク、バイナンスの暗号資産流出で顧客資産に影響なし
SBIホールディングスが30日、バイナンスの暗号資産不正流出事案について、子会社各社のバイナンスに対するエクスポージャーは現時点で限定的で、連結業績への影響はないと発表した。SBI VCトレードとビットバンクの顧客資産への影響もない。
19:10
バイナンス、ハッキング調査で複数の侵入箇所が判明
バイナンスは30日夕方、仮想通貨の流出事件で他の侵害箇所が見つかったと公表した。出金サービスは45時間後の再開に向けて予定通りに進んでいるという。
17:29
レジャーに続きトレザーでも不正部品の報告 東南アジア販売店経由
ハードウェアウォレット大手トレザーは30日、東南アジアの販売店クリプトビリスが売ったSafe 5に不正部品が組み込まれていたとの報告を公表。同店で3月以降に購入した利用者に新しいリカバリーフレーズでの資金移動を求めた。レジャーの改ざん事件に続く報告。
16:45
フランス上院、仮想通貨の税務報告枠組み「CARF」合意の法案可決
フランス上院は、仮想通貨の税務情報を各国当局と交換する枠組み「CARF」を承認する法案を可決した。次は国民議会で審議され、成立すれば2027年に交換が始まる見込みだ。
16:44
金融庁、海外8地域の金融制度調査を公表 ステーブルコイン規制も整理
金融庁は30日、米欧中など8カ国・地域の金融制度に関する委託調査を公表した。暗号資産交換業者を扱う節では、米ジーニアス法やMiCA規則、中国が2月に出したRWA禁止の新通知まで、各地の暗号資産・ステーブルコイン規制を整理している。
16:00
ビットコインが冷却局面に、10月(アップトーバー)は4.2%安=クリプトクアント
クリプトクアントが仮想通貨市場の週間レポートを発表。ビットコインの需要縮小と米国勢の買い控えを指摘し短期的な基本シナリオを示した。
15:29
メタプラネットCEO、バイナンス流出受け声明 保有ビットコインは全量コールド保管
仮想通貨取引所バイナンスが影響額約63億ドルのセキュリティ事案を公表したことを受け、メタプラネットのサイモン・ゲロヴィッチCEOがが30日にXで声明を出した。保有ビットコインは全量を規制下のカストディアンでコールドストレージ管理していると説明した。
14:10
約1兆円の不正流出を受けたバイナンス、TRMが北朝鮮の犯行と分析
TRM Labsは、バイナンスから約63.6億ドル相当の仮想通貨が流出した事件を北朝鮮のハッキング部隊TraderTraitorの犯行と分析した。署名基盤侵害の可能性と、凍結を逃れた約24億ドルの現状を整理する。
13:40
バイナンスジャパンが暗号資産入出金を一時停止、ビットフライヤーはバイナンス送金を制限
暗号資産取引所バイナンスジャパンが30日、本家バイナンスで確認された1兆円規模のハッキング事件による顧客資産への影響は現時点で確認されていないと発表した。取引は継続できるが、暗号資産の入出庫は一時停止。
13:25
バイナンス、ハッキング流出額が約1兆円に上る 全額補償を表明
最大手仮想通貨取引所バイナンスが30日、セキュリティインシデントの被害額を推計で約63億ドル(1兆円近く)と発表した。全損失を補償するとし、約30億ドルを凍結済みで、入出金は一時停止している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧