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ビットコインが冷却局面に、10月(アップトーバー)は4.2%安=クリプトクアント

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • BTCは10月に入ってから4.2%下落
  • 米国の中間選挙も鍵に

10月のビットコイン上昇ならず

暗号資産(仮想通貨)分析企業のクリプトクアントは27日、週間市場レポートを発表。ビットコイン(BTC)は10月に入って4.2%下落しており、基本シナリオは、73,000ドル〜78,000ドルのサポート帯が下値を支える中で調整が続くとの見方を示した。

10月は相場が上向く傾向があった。2020年以降の10月平均は+18.1%だが、今年は 2025年の−3.8%に続く2年連続のマイナスとなる見通しだ。

クリプトクアントは、30日合計の見かけ上の需要(新しく発行されるビットコインを、市場の新規保有者がどれだけ吸収できているかを見る指標)は−76,000BTCとなっており、10月14日以降は毎日マイナスで、新規保有者の購入が新規発行量を下回っていると指摘した。

また、短期トレーダーの含み益が縮小している。利益率は9月22日の33.4%から10月26日には8.1%まで低下。価格下落を吸収していた「クッション(含み益の余裕)」は大きく目減りしている。

クリプトクアントが需要の伸びやステーブルコインの流動性、トレーダーの利益率など、10種類の指標を組み合わせて算出する「ブルスコア指数」は、10月3日まで80〜90を維持していたが、10月19日以降60へ低下している。

60という数値は、強気圏(60〜70)の下限にあたり、冷却局面を示すものだ。クリプトクアントは、指数が再び70以上に戻るためには、需要の回復、あるいはステーブルコイン流動性の回復が必要だと述べた。

関連記事:ストラテジー、四半期営業利益が過去最大 3.2兆円のビットコイン評価益計上

ストラテジーが29日に発表した第3四半期決算で、営業利益が209.1億ドルと四半期で過去最大になった。同社は年初来26%増の848,517BTCのビットコインを保有し、優先株STRCの買い戻しも進めた。

米国勢の買いが低水準

出典:クリプトクアント

クリプトクアントは、米国勢が買っていないとも分析している。コインベース・プレミアムは10月24日に−0.146と6月30日以来の低水準となった。10月は25日間すべてマイナスで、月平均は−0.093(9月は−0.030)だった。9月の上昇は海外勢の買い主導で、10月は米国勢の買いが戻っていないと続ける。

クリプトクアントは、調整が継続しつつも365日移動平均線(77,585ドル)や保有期間が1〜3か月のビットコインの平均取得価格であるトレーダーの実現価格(74,041ドル)が、下落圧力を吸収するという基本シナリオを提示した。

なお、クリプトクアントのレポート翌日、10月28日のFOMCでは政策金利を3・75~4・0%の据え置きとしており、市場の予想通りだった。ビットコインは発表直後に81,000ドル台へ上昇したが、その後反落している。

11月3日には米国で中間選挙が行われる。クリプトクアントによると、予測機関や予測市場では、民主党が下院を掌握する確率を79〜92%、上院を掌握する確率を56〜65%と見ており、仮想通貨にとっては好ましくない結果になるとの見方が多い。

クリプトクアントは、もし共和党が多数派を維持すれば、市場にはサプライズになると予想した。

関連記事:ビットコイン、8万5000ドルの壁に阻まれレンジ相場続く=グラスノード分析 

Glassnodeの週次レポートによると、今年4度押し戻された8万5,000ドルが価格の壁となっている。 ビットコインETF需要は後退する一方、保有者による損失確定売りは縮小。価格はレンジ内で推移し、ボラティリティも大きく低下している。

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