- バイナンス、影響額約63億ドル・約30億ドル凍結
- ゲロヴィッチ氏、保有BTCは全量コールド保管と説明
- ゲロヴィッチ氏、Xで業界の結束を呼びかけ
メタプラネット、BTCの保管体制を説明
メタプラネットのサイモン・ゲロヴィッチ(Simon Gerovich)CEOは30日、仮想通貨取引所大手バイナンスで起きた大規模な不正流出を受けてXに投稿した。同社が保有するビットコイン(BTC)について「すべて、規制を受けた最高水準のカストディアンのもとでコールドストレージにより保管している」と説明した。
投稿の冒頭で同氏は、バイナンスと昼夜を問わず対応にあたる関係者への支持を表明した。業界の一員として、こうした局面こそ結束が必要だという。ビットコインのネットワークについては「2009年以来すべてのブロックでそうであったように、まさに設計どおりに稼働し続けている」と述べ、ビットコイン自体は影響を受けていないとの認識を示した。
コールドストレージは、秘密鍵をインターネットから切り離した環境で管理する保管方式を指す。取引所が出金処理に使うホットウォレットに比べ、外部からの不正アクセスを受けにくいとされる。
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バイナンス、影響額約63億ドルと公表
バイナンスは30日の更新情報で、今回のセキュリティ事案による影響額を約63億ドル(約9,900億円、1ドル=157円で計算)と公表した。このうち約30億ドルはオンチェーン上で凍結済み。ステーブルコイン発行体のテザーとサークルは、事案に関連する資金を凍結した。
初期調査では、DevOpsエンジニアのノートPCが侵害され、攻撃者が社内システムを経由して不正な出金を実行した可能性があるという。ウォレットの秘密鍵が流出した証拠は見つかっていないと同社は説明する。入出金を一時停止したうえで、損失は全額を補填すると表明した。調査完了後には技術的な事後報告書(ポストモーテム)を公開する。
影響額がこのまま確定すれば、2025年2月にバイビットで起きた約15億ドルの流出を大きく上回り、仮想通貨業界で過去最大規模の被害となる。
関連記事:バイナンス、ハッキング流出額が約1兆円に上る 全額補償を表明
最大手仮想通貨取引所バイナンスが30日、セキュリティインシデントの被害額を推計で約63億ドル(1兆円近く)と発表した。全損失を補償するとし、約30億ドルを凍結済みで、入出金は一時停止している。



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