- NY市場では三指数揃って下落
- ハイテク株を中心に買われ、ナスダックではプラス圏の推移があったものの、小売大手のウォルマートの決算を受けてNYダウは日中通してマイナス圏で推移しました。
- 東京市場では日経平均が乱高下し、主要株価指数高安まちまち
- 一方で仮想通貨市場は揃って下落。米国市場でVIX指数が上昇し嫌気された事が一部悪材料になったと思われるほか、翌日のFOMC議事要旨の発表を控え、米国金利の動向を中止する動きもありそうです。
今日のマーケット
今日のマーケットの動きをそれぞれ解説します。
NY市場
日本時間21日早朝に取引が終了したNY市場は
- ダウ24,964.75(-254.63)
- ナスダック 7,234.30(-5.15)
- S&P500 2,716.26 (-15.96)
となりました。
今日は小売大手のウォルマート(WMT)の決算内容が嫌気され、NYダウは売り先行でスタート。
ドル高が進行したことや米国長期債の利回りも一時2.92%まで上昇した事も嫌気されました。
ナスダックは終値こそマイナスとりましたが、一時はプラス圏で推移しており、ハイテク株を中心に底堅い地合いでした。
翌日のFOMC議事要旨の発表に注目が集まりそうです。
東京市場
21日の東京市場は
- 日経平均21,970.81(+45.71)
- TOPIX 1,761.61(-0.84)
- マザーズ 1,219.70(+3.63)
で引けました。
東京エレクトロンをはじめとする半導体銘柄が堅調さを見せ、円安進行で日経平均が一時200円を超える場面もありましたが、金融セクターや医薬品などを中心に売られる展開となり、日経平均の下げ幅が一時80円を超える場面もありました。
プラス圏で引けましたが、乱高下した1日でした。
米国の夜間取引で米国主要株価指数先物が下落したことも嫌気されたようです。
仮想通貨市場
仮想通貨市場は主要通貨銘柄で全面安の展開です(参考:ビットフライヤー)。
NY時間でVIX指数が上昇をみせたことや、明日のFOMC議事要旨発表も一部材料となっているようです。
直近、上昇が続いていたBTC/JPYの価格も128万円台前後で上値が重い展開です。
テクニカルチャート的には、そのラインが1月中旬から下旬の高値のホリゾンタルラインとなっており、売り買い交錯していそうです。(参考:ビットフライヤーBTC/JPYチャート)。