暗号資産(仮想通貨)の材料まとめ
前週比の騰落率(11/17〜11/23)
時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)銘柄を中心に、過去1週間の材料をまとめた。
時価総額1位:ビットコイン(BTC)
ビットコイン(BTC)の相場はトランプ氏の当選による影響や、マイクロストラテジーを起点とした企業のビットコイン採用増加によって好調を維持している。
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特に、トランプ次期大統領の移行チームが仮想通貨政策に特化したポジションの設置を検討していることや、仮想通貨諮問委員会によるビットコイン準備金設立の報道が買い材料として注目された。
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時価総額2位:イーサリアム(ETH)
イーサリアム(ETH)は低調なパフォーマンスが続き、ETH/BTC取引ペアでは最安値を更新した。
また、米国で取引されるイーサリアム現物ETFへの累積総純流入は15日になってようやくプラスへ転じたが、21日時点では再び-366万ドルに減少している。
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時価総額4位:ソラナ(SOL)
ソラナ(SOL)は、SECのゲンスラー委員長退任確定を受けて大幅に上昇し、2021年につけた当時の最高値を超えて史上最高値をつけた。ソラナやXRPはSECによる規制対象とされていた銘柄の一つだった。
さらに、SECがソラナ現物ETFの上場申請審査を開始したとの報道もあり、投資家からの注目が集まっている。
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時価総額6位:XRP
XRPもゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け上昇。過去30日間で201.7%の上昇率を記録した。
ゲンスラー氏の厳格な規制姿勢がXRPをはじめとする仮想通貨市場に影響を与えていたが、退任後は規制緩和への期待が高まっている。
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時価総額35位:BONK
ソラナ基盤の犬系ミームコイン「BONK」は、韓国最大手取引所アップビット(Upbit)での新規上場を背景に、20日に史上最高値を記録。時価総額は40億ドルに達した。
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株式市場:マネックスグループ株 年初来高値更新
仮想通貨取引所コインチェックを傘下にもつ金融大手マネックスグループの株価は22日に2.73%続伸し、1,052円をつけた。年初来高値を更新しており、年初来では48.59%の上昇率を記録している。
背景には、トランプ米次期米大統領の規制緩和期待を受けたビットコイン価格の大幅な上昇があり、傘下のコインチェック(12月米ナスダック上場見込み)への収益貢献期待が高まった。
同社は約210万の口座数を持つコインチェックを傘下に抱え、新NISA導入による投資人口拡大の恩恵も見込まれることから、株価の上値余地を指摘する声が強いという。
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