- 本日のアルトコインの上昇銘柄
- 本日上昇したのは、「Titanium Blockchain (BAR)」、「Elastos (ELA)」の2通貨です。昨晩辺りからビットコインを初めとする仮想通貨全体が下落を始め、一時100万円を割る形となりました。90万円台から100万円台に回復していますが、依然として不安定な相場が続いているように感じます。本日は、この地合い中でも上昇を見せた2通貨を、簡単な考察を交えて紹介いたします。
本日の注目通貨と相場
本日価格を伸ばした注目通貨を紹介します。
Titanium Blockchain (BAR)
昨日何者かにTitan社のウォレットから1600万BARが盗まれ、突然80%の下落が起こりました。
その後BARは取引所での取引が停止されましたが、2月22日〜23日で約18.6円から約72.5円まで上昇し、約289%増となりました。
上昇理由
上昇理由として挙げられるのは、公式チームが迅速な対応を取り、この問題に対応するためにフォークを行い、以前のBARトークンを使用不可にした後、新トークン(TBAR)を発行したことです。
詳細は、下記の通りです。
- 2月21日の4pm(PST)〜7pm(PST)に購入された方は、1 TBAR=5 BARと交換
- 2月21日の7pm(PST)以降に購入された、BARは交換不可
- 2月21日の4pm(PST)より前に購入されたものは、1 TBAR=1 BARと交換
- 現在、ERC20ウォレットにBARを保有している方は、自動的にTBARに切り替わる。
今回の盗難事件は、Titan社にとって悪いニュースでしたが、開発側の迅速な対応によってダメージを最小限に抑えたことで、早い段階で信頼を取り戻すことができました。
この判断でより多くのコミュニティから支持を受け、長い時間をかけつつ巨大なプロジェクトに成長する可能性もあります。
Elastos (ELA)
2月22日〜23日で約6429円から約8112円まで上昇し、約26%増となりました。
上昇理由
ELAは、「ElasticPL」という独自のプログラミング言語を搭載しているトークンです。
競合相手として、GolemやGridcoinと似た、使用していないコンピューターの計算能力を取引するようなプロジェクトです。
詳しい上昇理由は見あたらなかったのですが、バイナンスの上場投票が始まっており、その中で上位にランクインしていることが一因の可能性があります。
このようなコンピューターの計算能力を取引するといったプロジェクトは、実現するまで時間は要しますが、もし実現すれば飛躍的に需要が伸びていくと思われます。
ELA公式サイト今後の各主要通貨のスケジュール表を掲載していますので、参考にご覧ください。
情報が入り次第、随時更新してまいります。