- BTCが1万ドルラインまで回復
- 仮想通貨市場では、2月の暴落から戻したあと100万円付近で中期的に停滞していましたが、本日BTCは12%近い価格上昇を記録、日本円で110万円を軽く突破し、ドル建でも1万ドルを更新しました。
- 堅調な株式市場。注目が集まる議会証言
- 株式市場は日米ともに上昇をみせる一方で、米国時間27日のパウエルFRB新議長の議会証言を見極めたいとする投資家の動きも。FRBの利上げに対するスタンスが、議長交代で変化があるのかどうか、世界中の投資家から注目が集まります。
仮想通貨市場
価格参考サイト仮想通貨市場では、2月の暴落から戻したあと100万円付近で中期的に停滞していましたが、本日BTCは12%近い価格上昇を記録、日本円で110万円を軽く突破し、ドル建でも1万ドルを更新しました。
時価総額上位の通貨では、NEOとNANOの価格上昇率が目立っています。
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この背景には、仮想通貨大手取引所であったPoloniexが、米国のビットライセンスを持つモバイル決済アプリ事業を展開しているCircle社に買収されたことで、仮想通貨の基盤を形成し、仮想通貨ペアの取引も法定通貨と同じプラットフォームで利用出来れば、仮想通貨の決済も普及していくという期待感が伺える状況となっています。
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NY市場
- ダウ工業30種平均 22,460.85(+399,28)
- ナスダック 7,421.46(+84.07)
- S&P500 2,779.60(+32.30)
NY市場は主要三指数揃って上昇。いずれも1%を超える上昇となりました。
米国10年物国際利回りが2.859%と、先週末から1ベーシスポイント低下した事で、金利上昇に対する市場参加者の懸念が後退した事が安心材料となり、株式市場は再浮上の展開を見せております。
ナスダックも続伸した事で、再び最高値更新を狙えるところまで回復してきました。
多くの市場参加者は今夜に控えるパウエルFRB新議長の業界証言に注目しているようです。
東京市場
- 日経平均 22,389.86(+236.23)
- TOPIX 1,790.34(+15.53)
- マザーズ 1,230.03(-7.68)
27日の東京市場は、高安まちまちの展開。日経平均株価はNY市場の上昇を材料に一時300円を超える上昇を見せるなど、大幅高の展開。東京為替市場も円安に振れており、一時107円をつける場面も(17時半現在)。
東京エレクトロンが日経平均寄与度で1位となり、半導体市況も堅調な展開 米金利の低下と、米VIX指数の低下も好材料となったようです。
主要株価指数の堅調さの一方、後場にかけて売買が手控えられた印象。
やはり、米国市場と同様にパウエルFRB新議長の議会証言を控えている事から、この結果を見極めたいとの思惑が交錯しているようです。
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