- Yahoo(ヤフー)が登録業者の株式40%を取得
- システム整備などを進めた後、2019年の春に追加出資を検討中とのことです。これによりヤフーの仮想通貨交換業界進出の可能性が高まっています。
ヤフーが仮想通貨業界へ進出
23日、ヤフーが子会社を通じて、4月に金融庁の仮想通貨交換業者「ビットアルゴ取引所東京」の株式40%を取得する、と日経新聞が報じました。
ヤフーとビットアルゴは既に資本提携することを合意し、金融庁にも通知しているとのことです。
システム整備を進めた後、2019年春に追加出資を検討している可能性が高いようです。
具体的には、2019年の1~3月、ヤフーのグループ会社が追加で株式を買う予定です。
よって、仮想通貨交換業への実際の参入は2019年4月以降になる見通しです。
ビットアルゴ取引所東京について
株式会社ビットアルゴ取引所東京は、2017年12月1日に金融庁より認可を受けた仮想通貨取引所の一つです。
「金融工学」、「医用工学」、「農工学」の研究者が集う株式会社シーエムディーラボの100%子会社でもあります。
国内大手企業が続々と仮想通貨業界へ参入
IT企業を中心とした大手企業が、続々と仮想通貨取引所業界への参入を決めています。
例えば、SBIは国内向けと海外向けの二つの取引所設立を予定しています。
また、サイバーエージェント、メルカリ、LINEなども金融庁登録を目指す旨を発表しており、この業界の注目度の高さが伺えます。
会社名 | 発表日 | 概要 |
---|---|---|
サイバーエージェントビットコイン | 2017/10/02 | CAグループ |
コインタップ | 2017/10/27 | DMMグループ「ネクストカレンシー」 |
メルペイ | 2018/01/10 | 有名フリマアプリ「メルカリ」の100%子会社 |
OKWAVE | 2018/01/11 | ICOも検討 |
マーキュリー | 2018/01/29 | 上場企業セレスの100%子会社 |
LINE Financial | 2018/01/31 | 資本金50億円 |