CoinPostで今最も読まれています

Square社のAPPを通し最初の4ヶ月で約37億円相当のビットコインが購入された

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Square社の順調なビットコイン取引
決済ネットワークを提供するSquare社は、ビットコイン決済を導入した最初の4ヶ月で、同社のアプリであるCash Appを介して、3400万ドル(約37億円)以上のビットコインを販売したことを明らかにしました。しかしそれによる利益はわずかに20万ドルにすぎません。
ウォール街も無視できない仮想通貨業界の勢い
Square社のビットコイン決済、取引の高まりに続き、5月2日には、ゴールドマンサックスのビットコイン直接取引業務計画も発表されました。同社の役員によると、この計画は、顧客からの圧力の増加の結果であるとされていることからも、人々の需要の高まりが垣間見えます。

Square社は、最初の4ヶ月で3410万ドルのビットコインを取引

決済ネットワークであるSquare社は、ビットコイン決済を導入してから最初の4ヶ月で、同サービスを介して約3400万ドル(約37億円)以上のビットコインが購入されたことを明らかにしました。

今週公開された同社のデータでは、Cash App を通じて、3410万ドル(約37.1億円)のBTCを売却し、サービス提供のためその購入に3390万ドル(約36.9億円)を費やしていたことを公開しています。

その利益はわずか20万ドル(約2100万円)にすぎません。

仮想通貨取引所がその手数料によって多大な利益を生み出すことができると認知されている中で、手数料を取っていないSquareのデータは非常に興味深いものであると言えるでしょう。

韓国では、規制機関が取引所から日付を誤魔化した税金支払いに対する罰金を要求し、2017年以降、数億円規模の徴収が行われました。

そして、Binanceも第一四半期に、2億ドル(約218億円)の利益をあげており、仮想通貨に対する顧客の需要の高まりに多くのビジネスが恩恵を受けています。

Squareの組織は比較的小規模であるものの、その顧客の資産を預かるCash Appは、顧客のために、ビットコインの購入を1週間に10,000ドル(約109万円)を上限に定め、制限しています。

最近公表されたCitron Risearchによる見解に、ウォール・ストリートが必要以上にビットコインに酔いしれているがゆえにSquareも過大評価されているという内容がありましたが、Squareの現状はその見解を補強してしまうようなものに見えます。

同ファームは過大評価され高値がついているものに張って利益を得ており、Squareにショートポジションで賭けていること、今後30パーセント下落すると予想していることを明かしています。

しかし一度ビットコインが新たな上昇トレンドに乗っかると、すでに膨大なユーザーを抱えるSquareにとってもビットコイン投資家にとっても強い追い風となり、ビットコイン購入プラットフォームとして強い存在感を放つことになるでしょう。

ウォール街がビットコイン取引の準備

しかし、5月2日にSquare社の次期見通しの不十分な予想によって株価が6%下落したことを踏まえても、第一四半期で20万ドル(約2180万円)の調整後収益は、勢いと安定を示唆していると言えるでしょう。

同社のCEOを務めるJack Dorsey氏(以下、Dorsey氏)が、2018年のビットコインの見通しに、変わらず強気であることからも、その取引業務は、今後も発展していく可能性を秘めています。

3月に、Bitcoinistは、Twitter社のCEOも務めるDorsey氏が、2028年までにインターネットにおいて、そして、現実世界においての「唯一の通貨」の実現を描いており、その主要候補としてビットコインを挙げていることを報じました。

彼は、ロンドンでSquareのプロモーションを行っている最中にも以下のように述べました。

世界は、最終的に共通の単一の通貨を使用することになるでしょう。インターネットでも、同様の単一の通貨を使用することになるでしょう。

同氏はさらにこう続けます。

そして、私は、個人的に、その共通して使用される単一の通貨がビットコインになると考えています。

さらに、5月2日に、ウォール街初となるゴールドマンサックスのビットコイン直接取引業務計画の発表もされています。

SQUARE TRADED $34.1M IN BITCOIN IN ITS FIRST 4 MONTHS

May 3, 2018 by WILMA WOO

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
18:00
TON、Telegramのユーザーに照準 トンコイン奨励金を提供
Telegramのウォレットがサポートするブロックチェーン「TON」の手数料削減と、1,100万TONのインセンティブプログラムを開始。特に500万単位の暗号資産(仮想通貨)TONがTelegramユーザーに報酬として付与される。
16:30
日銀、CBDC戦略の中間報告を公表 想定モデルと5つの課題
日本銀行が公表したCBDC中間整理報告書の主要論点や影響について解説。CBDCの導入方針やデジタル通貨の未来についての展望を探る。
12:30
コスモス基盤のInjective、Web3スマホ「JamboPhone」でDeFi機能提供
レイヤー1ブロックチェーンInjectiveは、Jamboテクノロジーと提携してWeb3スマホ「JamboPhone」でDeFi機能を提供すると発表した。
12:00
知らずに損しているかも?取引所選び 3つの注意点
ビットコインなどの投資初心者に大事な暗号資産(仮想通貨)取引所選びと、後悔しがちな代表的な失敗事例3つを解説。手数料、価格、取扱銘柄の違いを比較し、最適な仮想通貨取引所を見極めるポイント、賢い投資戦略と失敗回避のためのチェックリストも提供。
10:30
ソラナWeb3ゲーム「Nyan Heroes」、Epicのストアでトップ30入り
ブロックチェーンゲーム「Nyan Heroes」はEpic Games Storeで最もプレイされたゲームでトップ30以内に入った。今後NFT機能や独自の仮想通貨も導入する予定だ。
09:15
ビットコイン、4度目の半減期完了 報酬が3.125 BTCに
直近の米経済指標(3月の雇用統計やCPI等)が景気の堅調さを改めて示しているため、FRBが利下げを急ぐ必要がなくなりつつあるとの観測が高まってきており、仮想通貨や株のようなリスク資産をさらに押し上げる力は弱まってきたようだ。
08:25
BTCクジラが1900億円相当のビットコイン押し目買い、エヌビディアなど大幅安|金融短観
19日のアジア時間はイスラエルがイランに対して報復攻撃を実施したとのメディア報道が嫌気され日経平均指数や上海総合指数などは大きく下がったが、その後攻撃の規模が限定されており核施設に被害はなかったとの報道を受け米国の株式市場ではこのニュースへの反応は見られなかった。
06:45
Magic Eden、BaseチェーンのNFTに対応へ Open Editionミントも予定
Magic Edenは現在NFTマーケットプレイスのランキングで1位。ビットコイン半減期を背景に需要が高まるビットコインOrdinalsおよびビットコイン上の「Runes」への期待が出来高を押し上げている。
06:15
マイクロストラテジーのセイラー会長、自社株売却で570億円の利益
マイクロストラテジーの株価は仮想通貨ビットコインの3月の高騰に伴い3月27日に1,919ドルまで値上がりした。同株は年初来+71.37%のパフォーマンスを見せた。
04/19 金曜日
18:00
2024年注目の仮想通貨10選 セクター別の主要銘柄
暗号資産(仮想通貨)市場を代表する、注目銘柄10選。ビットコイン現物ETFが承認され半減期を迎える2024年。RWAやAI銘柄などセクター毎に投資活動が活発化。年初来の騰落率を含む各種データを網羅。ソラナのミームコインやエアドロップの効果は業界全体に影響している。
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧