CoinPostで今最も読まれています

NY証券取引所の親会社ICE:仮想通貨取引所の開設を検討か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ICE、仮想通貨取引プラットフォーム導入を計画
NYSE(ニューヨーク証券取引所)の親会社であるICE(インターコンチネンタル取引所)の関係者がニューヨークタイムズに明かした情報によると、ICEは仮想通貨取引プラットフォームの開発に着手しており、大口投資家の仮想通貨取引のほか、BTCスワップ取引の導入も検討しているようです。
複数の企業がBTC先物参入
ICEの競合プラットフォームであるCBOEやCMEなどが2017年にいち早くビットコイン先物を開始して以降、NASDAQなどの大手金融機関がビットコイン派生商品の上場申請を行っています。ICEもCBOEなどに連動したビットコインETFを申請しています。

New York Timesは5月7日、ニューヨーク証券取引所の親会社であるIntercontinental Excahnge(以下、ICE)が仮想通貨取引のためのオンラインプラットフォームを開発していると報じました。

ICEが仮想通貨取引プラットフォーム開発か

この情報は、ICE関係者がニューヨークタイムズに匿名でリークしたもので、この計画は機密事項だとされています。

ICEは、仮想通貨データフィードを通じて、3月に初めて仮想通貨市場へ参入しました。

ウォール街の投資銀行の中では、ゴールドマンサックスがいち早く仮想通貨事業への参入を表明しています。

ICEの計画がどこまで実現すかは分かりませんが、計画が実行された場合、大手金融機関の仮想通貨事業参入の流れが一段と加速することになるでしょう。

ICEの仮想通貨プラットフォーム

ニューヨークタイムズによると、ICEの仮想通貨プラットフォームでは、大口投資家が仮想通貨を購入したり保管したりすることができます。

またICEは、ビットコインのスワップ取引やその他の金融取引についても検討を進めています。

ICEはデータを扱うことに力を注いでおり、データフィードを提供することによって、激しいボラティリティ(価格変動性)で知られる仮想通貨市場の透明性を確保しようとしています。

複数の企業がビットコイン先物へ参入

一方、ICEの競合プラットフォームであるCBOEや、CMEは、ビットコイン先物を通じて仮想通貨市場にいち早く足を踏み入れています。

ICEは、2017年12月、CBOEかCMEに連動したビットコインETF(上場投資信託)を上場させる為、米国証券取引委員会に承認を求めました。

また、世界最大の新興企業(ベンチャー)向け株式市場である「NASDAQ(ナスダック)」も仮想通貨の先物取引を計画しており、2018年4月にはウィンクルボス兄弟が運営する仮想通貨取引所「Gemini」と提携を組んでいることが話題になりました。

CoinPostの関連記事

米VC:ゴールドマンサックス以外の金融機関も仮想通貨トレーディングデスクを開設すると予測
Blockchain Capital Partnerのスペンサー・ボガート氏は、GS社以外の金融機関も仮想通貨トレーディングデスクを設立するだろうと予測しています。また同氏は1BTC:5万ドル(約545万円)となる可能性があるとみています。
NASDAQとNYSEで初のブロックチェーンETF上場
ブロックチェーンETFがNASDAQ、NYSEアーカ取引所で上場しました。Reality Shares Advisors、Amplify Trust ETF社のブロックチェーンETFは、ブロックチェーンベースの企業だけに投資する、とされています。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/19 金曜日
18:00
2024年注目の仮想通貨10選 セクター別の主要銘柄
暗号資産(仮想通貨)市場を代表する、注目銘柄10選。ビットコイン現物ETFが承認され半減期を迎える2024年。RWAやAI銘柄などセクター毎に投資活動が活発化。年初来の騰落率を含む各種データを網羅。ソラナのミームコインやエアドロップの効果は業界全体に影響している。
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。
09:35
Aptos開発企業、マイクロソフトやSKテレコムなどと提携
アプトス・ラボが数社と共同で開発するAptos Ascendは、金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。この製品はAzure OpenAI Serviceを使用する。
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。
07:20
「半減期後にBTC価格は下落する可能性」JPモルガン
半減期後に仮想通貨ビットコインの価格は下落する可能性があると、JPモルガンのアナリストは分析。17日のレポートで分析の根拠を説明している。
06:30
バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表
最初に選ばれたプロジェクトは仮想通貨ビットコインのステーキングプラットフォーム「BounceBit」で、168,000,000 BBトークンがMegadropを通して配布される予定だ。
06:00
コインベース、ソラナミームコイン「WIF」の永久先物提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベース(およびインターナショナル取引所)は19日、ソラナ基盤のミームコイン「WIF」のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。
04/18 木曜日
17:05
Flare Network、PFP NFT生成AIサービスの一部機能を公開
Flare Network(フレアネットワーク)はデータに特化したブロックチェーンとしてAIを強化。Atrivと提携してコードなしでNFTを生成するプラットフォームを提供。このプラットフォームは、デジタルアートの取引と集大成を容易にし、安全なクロスチェーン取引をサポートする予定。
17:00
ビットコインの新トークン標準「Runes」が注目される理由
仮想通貨 ビットコイン新たな代替トークン基準「Runes」にコミュニティの注目と期待が集まっている。ビットコイン版NFTの発行を可能にしたOrdinalsの開発者が、設計した新たなプロトコルで、ビットコインの半減期に合わせてローンチされる。
16:25
ソラナのDEX「Drift」、18万ユーザーに1億トークンのエアドロップ実施へ
ソラナのDEXプロトコル、Driftが1億トークンのエアドロップを実施予定。取引量200億ドル超のプラットフォームで、ユーザー活動に基づくトークン配布が行われる。新たな暗号資産(仮想通貨)DRIFTの詳細を解説。
15:00
コンサル大手EY、イーサリアム基盤の契約管理サービスを立ち上げ
世界四大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤングは、ブロックチェーン技術を活用した企業契約管理ソリューション「EY OpsChain Contract Manager」の立ち上げを発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧