- TRONがメインネットへ移行
- 時価総額10位のトロンはイーサリアムネットワークから独自のネットワークOdyssey 2.0への移転をいよいよ開始するようです。
- TRXトークンの変換方法
- ユーザーのトークン移転は6/21~6/24とされています。BitfinexかやBinanceのウォレットに旧TRXが入れてある場合、自動的に変換してくれるそうです。
- メインネット移行とは
- イーサリアムブロックチェーン上で発行されるERC-20トークンなど、他プロジェクトのブロックチェーン上で発行されていた状態から、独自ブロックチェーンへと移ること。その場合、旧トークンから新メインネットでのトークンへの変換が行われる場合があり、対応ウォレットに入金しておく必要がある。
TRONがメインネットへ移行
時価総額10位のトロンはイーサリアムネットワークから独自のネットワークOdyssey 2.0への移転をいよいよ開始します。
40億ドル(約4,348億円)に相当するTRX通貨をメインネットへと移す第一段階が始められています。
TRON MAINNET IS ALIVE! https://t.co/sPWPznBV8Q
— Tron Foundation (@Tronfoundation) 2018年5月31日
現在TRONファウンデーションによるメインネットローンチイベントが開催され、上記のツイッターから閲覧できます。
6月の大部分は、ネットワークのベータ版として、デベロッパーたちがウォレットやブラウザーの使用環境を整えてから、一般仕様に移すそうです。
TRXトークンの変換方法
ユーザーのトークン移転は6/21~6/24とされています。
BitfinexかやBinanceのウォレットに旧TRXが入れてある場合、自動的に変換してくれるそうです。
TRXを扱っている取引所のリストは以下の通りです。
- UpBit
- Bithumb
- BixinIM
- RightBTC
- Zepay
- Coinnest
- Coinrail
- Binance
- Gate.io
- Bibox
- Bitfinex
- Liqui Exchange
- IDAX
- Cryptopia
- DragonEx
アナウンス内容に変更がある可能性もあるので、取引所に預ける場合は、利用取引所のアナウンス内容の確認を必ず独自で行なってください。
しかし、もし旧TRXがLedger Nano Sのようなコールドウォレットか、Trust wallet、MyEtherWalletのような取引所以外のウォレットに入っていると、上記の様な取引所に所持している旧TRXを入金することでより簡単に新しいTRXを同数量1:1で変換してもらえるでしょう。
また、このトークン変換に伴い、6/21~6/25の間、取引所からの引き出しが一時停止されることを表明している取引所も多いため、利用している取引所のアナウンスの確認を行なってください。
トロンの公式サイトによれば、万一、ユーザーにTRXメインネット移行の通知が届かなかった場合、あるいは6/25が過ぎてから知らされた場合、トロンの「永久トークン変更カウンター」にて新TRXに変えることができると発表しています。
6/25には、メインネット移行が終わり、独自のブロックチェーン上の最初に生成されたブロックがブロードキャストされると予定されています。
6月25日はトロンの「独立日」と宣言され、トロンホルダーからは「イーサリアムキラー」として、期待されている模様です。
しかし、メインネットの開始で盛り上がっている一方で、仮想通貨市場の全体的低調に釣られ、31日12:00現在、0.062ドル(約6.73円)であり、4/30の0.10ドル(約10.87円)からかなり下落してきました。
またTRONはメインネット移行による期待で大きくあげていたことから、直近の下落率は高い状況となっています。
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