- 仮想通貨市場
- 高騰していたBTCが昨日昼過ぎから急下落を見せ、市場全体の好調相場の反落持続が不安視されたが、本日26日になり価格は復調傾向に移行、一時90万を割ったBTCは91万台まで価格を戻した。先日より勢いの衰えない時価総額6位のステラは、本日も価格を続伸させた。
仮想通貨市場
仮想通貨市場は、ビットコインが昨日昼過ぎから下落傾向に傾き、市場全体の好調相場の反落持続が不安視されましたが、本日26日になり価格は復調傾向に移行、一時90万を割ったBTCは91万を突破し、20時現在も相場は上向きを維持しています。
また、依然としてビットコインドミナンスは上昇傾向にあり、昨日ついに47%を超えました。
このように一度調整が入った相場ですが、このラインで反落が止まったことは大きく評価できる点であるといえ、トレンドの転換を示唆する相場の強さを見せています。
注目されたビットコインETFに関して、実現する可能性のある日程予想が、多方面から報道される中、依然SECからの公式の言及はないことで進展は見られず、情報が錯綜する中、市場が公式声明を待つ状況が続いていると言えるでしょう。
しかし大手メディアを含め、価格分析記事の多くはビットコインETFの内容に比重が偏っていることから、市場への関心は依然としてビットコインがメインの状況が続いています。
またSECと共に米規制局であるCboeの主席が、仮想通貨取引や現物市場に対する規制はCboeのミッションではないと立場を明確にしたほか、米規制局のやり方が批判されていることを背景に、仮想通貨など新興市場の重要性を説き、若い芽を摘まないことが重要と発言するなど、規制当局の前向きな発言が、市場にいい影響を与えました。
アルトコインでは、先日時価総額6位に浮上したステラが、依然として強さを見せ、Coinbaseの上場検討から始まりIBM関連で浮上した相場が、Huobiなど主要プラットフォームへの上場などが後押しし、約半月で2倍弱まで価格を伸ばしました。
特に出来高の上昇に大きな変化が見られ、7月14日から約1月で4倍近く出来高が増加しています。
先物市場も好調な推移
ビットコイン先物取引を取り扱う米取引所CMEは、日間取引量が12,878もの取引量におよび、過去最高を記録したことを発表。
Cboeとの取引量も合わせると合計で日間71,528BTC、円換算で約630億円相当と、先物取引市場の取引高が急成長しています。
昨年12月の先物公開時の取引高の少なさから、期待されたほどの影響力はなく、大口投資家の参入が取引高に反映されることがなかった先物市場ですが、最近では各取引所の限月、最終取引日の動きが市場で注目されるほど、取引規模を拡大しています。
仮想通貨(ブロックチェーン)関連株
急騰したビットコイン(BTC)価格など仮想通貨市場の反落に伴い、仮想通貨(ブロックチェーン)関連株も軟調。
高騰を続けていたREMIX(3825)が8.87%安となったほか、マネックスグループ(8698)やグノシー(6047)なども3%ほど下落。
本日目立っていたのはAppBank(6177)で、本日-14.73%(-100円)のストップ安で引けました。
同社は今年6月13日、ゲームやエンターテインメントを中心としたコンテンツを通して仮想通貨を配付サービスとして「@BLAST(アットブラスト)」をリリースしたものの、事業アライアンス仮想通貨の一つである、 株式会社BLACKSTAR&COが取り扱う「仮想通貨SPINDLE(スピンドル)」の取り扱いを一時停止することを7月25日に発表。
野田総務相が関係する情報開示請求の漏洩問題にて、仮想通貨SPINDLE絡みであると報じられており、菅官房長官が金融庁の対応を「極めて不適切だ」と厳しく批判するなど、日本政府にも問題が波及。
これに対しAppBank社は、「金融庁が仮想通貨交換業を無登録で行う資金決済法違反の疑いがあると同社に通告した」などとする新聞報道が平成30年7月19日付であったことを報告、SPINDLEの一時停止措置を取ったことを公式サイト上で弁明しています。
有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。
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