CoinPostで今最も読まれています

Lisk(リスク)アジアツアー東京ミートアップまとめ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リスク・アジアツアー東京ミートアップ詳細
アジアツアー後もリブランディングやSDK、Lisk上場ニュースなど今後も注目の通貨です。

9月23日土曜日、ブロックチェーンラボさん開催によるリスクミートアップが行われ、CoinPostの運営者の一人がミートアップに参加しました

ミートアップではリスク創業者の一人マックス氏とトーマス氏が参加し、リスクの今後について語ってくれました。会場には約300人が参加し、2時間ほどじっくりとセミナーが行われました。

会場は満席で、仮想通貨メディアの関係者よりも、個人トレーダーが多く集まっていた印象です。

Lisk創業者の一人であるマックス氏とマーケティング部門担当のトーマス氏がプレゼンテーションを行い、日本人通訳の方が同時通訳を行っていました。

質疑応答の場面でも、一人一人に丁寧に回答し、将来の展望についても詳しく述べて頂きました。

話された内容についてまとめていきたいと思います。

リスクについて知りたい方はこちらから!

仮想通貨 リスク(LISK)とは|今後の将来性とおすすめ取引所
時価総額上位の人気仮想通貨「リスク(LSK)」の特徴と将来性について、投資初心者にもわかりやすく解説。さらに、リスク(LSK)のマイニング方法、安全に保管するためのウォレット、取り扱いのある仮想通貨取引所について、情報をまとめています。
Lisk東京ミートアップの全内容がこちらの動画よりご覧になれます。詳しく知りたい方はこちらから

ミートアップでの内容まとめ

リスクの考え方/ICOのお金

ブロックチェーンに参入するにはハードルが高く、またイーサリアムでの開発だと早いプロダクトサイクルが見込めない為、誰もがよく知り、簡単に開発に携われるJava scriptでの開発が行われました。

リスクはより多くの人に開発に携われる環境を整備し、より早いスピードでの成長を目指します。

2016年3月にICOが開始し1万4千ビットコインを集め見事に資金調達成功(100million ドル)。

現在それらのお金はスイスの銀行にて保管されているそうです。スイスに保管されていると言うことでより安全な環境でのみなさんのお金を管理しているとマックス氏も強調をしていました。

アジアツアーの目的

今回印象を受けたのはリスクがリブランディングに力を注いでいることです。

今回のアジアツアーもリブランディングの一環の一つで、より多くの人にリスクを知ってもらうことを目標としているそうです。

また、現在ベルリンベースで仕事をしているためアジアからの開発者がいないため、アジアからの新しい人材採用を目標にツアーを行ったことも言及していました。

マックス氏は、「技術力があり、英語ができ、ベルリンに住める方はぜひリスク側に採用に関してのメールをして下さい」と話していたので興味のある方はメールを送ってみてはいかがでしょうか。

リスクの今後

2017/10月

  1. リブランディングが本格化
  2. 取引所でリスクが取り扱われる可能性

2017/11/12月

  1. リスクSDRリリース
  2. リスクcore1.0リリース
  3. サイドチェーンを各々構築できるようになる

リスクxICO

リスクはイーサリアムやNEOなどのスマートコントラクト属性のプラットフォーム型仮想通貨。今回のミートアップでも マックス氏は「LISKブロックチェーン上でICOを行える構想」についても発言していました。

リスクのプラットフォーム上でICOが行われるということはLSKを持っていないとICO投資ができなくなるため今後リスクがイーサリアムのような価格上昇を遂げる可能性があるかもしれません。

リスクx SDK

LiskSDKリリースとともにJavascriptの技術者は自分で開発をすることができるようになり、より多くの開発者がリスクの開発に携われるようになるでしょう。

また、フレキシブルにネットワークを繋ぐことができ多くの連携が可能になるそうです。

リブランディング

現在多くのお金と時間をリブランディングに費やしており、10人のデザイナーさんを雇いながら、サイトやロゴなどのデザインを変えていく予定だそうです。

下記の図でもわかるようにすでにrelevance とTaikonautenの元、今年度からリブランディングが始まっています。

今後は、より世界の人にリスクについて知ってもらえるように動画配信や仮想通貨メディアを積極的に運営していくとのことでした。

Lisk CoreそしてSDK「Software Development Kit」ソフトウェア開発キット」がリリースされる11月か12月の前からデザインなどを含めリブランディングが本格化する予定です。

以下が今後のリブランディングの予定です。

政府の規制についてのマックス氏のコメント

最後、質疑応答の時に今後の政府の規制についてリスクはどのように対応していくのですか?と言う質問に対して

マックス氏は

「たとえどれだけ政府が規制をしようとしてきても分散型集権はなくなることはありません。今回の中国政府のICO禁止、取引所規制に関してはリスク側も想定内であり今後も柔軟に対応していきます。また、マーケティングに関しても新しい発表やプロジェクトの開始タイミングを考えていく必要があります。私たちがやらなければいけないことは、政府や企業に仮想通貨の良さを伝えていくことです。またリスクはベルリンにリスクアカデミーなどを建設したいと言う願望があり、教育にも力を入れていきたい。今後もこうしたアジアツアーやいろんなミートアップに参加し仮想通貨の素晴らしさを伝えていければと思います。」

とコメントしました。

ミートアップを終えて

マックス氏、トーマス氏そしてリスクチームの情熱が伺えるミートアップであったと思います。

CoinPostでもより多くのミートアップやカンファレンスに出席してリアルな現場の情報も投稿していければと思っています。

現在はムンバイでのミートアップも終わり、アジアツアーは終了しました。今後リブランディング効果は価格とともに証明されていくのではないでしょうか。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
10/15 火曜日
17:00
米大統領候補ハリス氏が暗号資産規制に言及 枠組みの支持と投資家保護を明言
米民主党大統領候補ハリス氏が仮想通貨投資家保護を表明。黒人男性有権者の支持獲得を狙う政策の一環として提唱された。
16:30
メタプラネット、10億円のビットコイン追加購入
本日ストップ高を付けたメタプラネットは、10億円分のビットコインを買い増し、保有量855 BTCに達したことを発表した。米国ETFへの資金流入や大統領選などの影響でビットコイン価格が上昇している。
16:01
米ビットコインETFに5億ドル超の資金流入 、6月以来の高水準
米国ビットコイン現物ETFに6月以来最大となる、5.5億ドルの純流入額を記録した。2024年第1四半期の平均ペースに迫る勢い。フィデリティがけん引した。
15:44
テザー社、コモディティ取引と伝統型金融に進出検討 新たな融資サービス構想も
ステーブルコインUSDT提供元テザー社が、コモディティ取引と伝統型金融分野への事業拡大を模索。新たな融資サービスの可能性も。
15:36
米国選挙情勢の政治的変化により、仮想通貨投資商品に600億円超の資金流入=コインシェアーズ
大手資産運用会社コインシェアーズは、最新週次レポートで、仮想通貨投資商品への流入が先週、608億円に急増したと報告。金融政策の見通しよりも、投資家が米国選挙の影響をより強く受けている可能性が高いと指摘した。
13:17
イーサリアムのステーキング要件緩和とバリデータ分散化を提案 ヴィタリック氏
ヴィタリック・ブテリン氏が提案するイーサリアムのステーキング革新案を解説。最低要件を32ETHから1ETHに大幅に引き下げ、取引確定時間を12秒に短縮する「SSF」が含まれる。
12:53
ビットコイン上昇で一時66500ドルに、ポリマーケット大統領選予想のトランプ優勢も追い風か
NYダウが過去最高値を更新する中、暗号資産(仮想通貨)相場ではビットコインが力強く上昇した。分散型予測市場ポリマーケットでは、大統領選予想でハリス氏をトランプ氏が逆転リードしている。
10:57
上場企業Samara、ビットコインの買い増しを計画
仮想通貨ビットコインの買い増しなどを行うために、上場企業Samaraは社債を発行して最大49億円を調達する計画であると発表。同社のビットコイン所有量や買い増しの目標数量も明らかになっている。
10:37
BTC価格データ、グーグル検索で表示されない現象が発生
グーグル検索のプラットフォームで、ビットコインと一部の仮想通貨の価格やチャートが表示されなくなったことが関心を集めている。グーグルに理由を確認しているメディアもあるようだ。
10/14 月曜日
14:52
ヴィタリック・ブテリン、自身のウォレットに送られてきた大量のミームコインを売却
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が再びミームコインを大量売却。慈善団体への寄付が予想されている。
14:41
アバランチ基盤のWeb3ゲーム「Off The Grid」、Epicストアで一位に
アバランチのサブネット基盤のWeb3ゲーム「Off The Grid」がEpicストアで一時首位になった。Gunzilla Gamesが開発している。
10:00
ビットコインと金価格上昇のシナリオ、大統領選と『通貨価値切り下げ取引』を紐解く
JPモルガンが通貨価値下落取引の継続を予測。ビットコインと金への影響、米大統領選の結果次第で強まる可能性。地政学リスクへの反応の違いも分析する。
10/13 日曜日
14:00
今週の仮想通貨市場、主要アルト材料まとめ XRPの現物ETF申請やSUI価格上昇背景
ビットコイン、イーサリアム、XRPなどの主要仮想通貨の週間騰落率と最新材料をまとめて解説。アバランチ財団のLFGからのAVAX買い戻しや、SUIの取引高急上昇にも注目。
11:30
利下げ期待後退でビットコイン軟調、市場の関心は再びインフレに|bitbankアナリスト寄稿
10/5(土)〜10/11(金)の仮想通貨相場 国内大手取引所bitbankのアナリスト長谷川氏が今週のビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。 目次 ビットコイン…
11:00
週刊仮想通貨ニュース|BTC8万ドル到達の条件に高い関心
今週は、Bitwise幹部やGlassnodeによる仮想通貨ビットコインの相場分析に関するニュースや、アイルランド当局が押収したビットコインにアクセスできないことを報じた記事が最も関心を集めた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア