はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン今年4度目11万ドル超え、株価相関強まり最高値更新も視野に|仮想NISHI 仮想通貨アナリストが相場分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

*本レポートは、X-Bankクリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。

仮想通貨マーケットレポート(7/4 AM8時)

仮想通貨ビットコイン(BTC)は、7月3日から4日にかけて、トランプ米政権の主要政策を盛り込んだ大型の減税・歳出法案が可決されたことに加え、米雇用統計が底堅い推移を示したこと、さらにシンシア上院議員が暗号資産の減税法案を提出したことが追い風となり、今年4度目となる一時11万ドル突破を記録した。

関連:ビットコイン、2025年後半に20万ドル到達目標を維持=スタンダードチャータード銀

7月3〜4日相場状況

ビットコインは現在、株価指数との相関性が非常に高い水準にある。特に、過去2か月間の相関係数を確認すると、S&P500およびNasdaq100とはいずれも+0.92と極めて強い相関が確認できる(下画像赤枠・緑、橙線)。一方、以前は高い相関を見せていたゴールドとの相関は+0.23まで低下しており、現在はほぼ無相関の状態となっている(下画像青枠・赤線)。これは、一時的に高まっていた地政学リスクが落ち着きを見せ、ビットコインが再びリスク資産としての性格を強めていることを示唆するものである。

オプション市場を分析すると、現在の価格帯よりも高い11万5千ドル、12万ドル水準に建玉が集中しており、市場参加者の多くが最高値更新を意識していることが読み取れる。さらに、14万ドル水準の建玉も多くあり、最高値更新後、14万ドル付近までの上昇を視野に入れる動きも見受けられる。市場心理を示す指標であるプットコールレシオ(PCR)も強気基調を示している。

一方で、直近では成行注文によるアクティブOI(未決済建玉)が急増しており(下画像赤化枠)、今後の相場はボラティリティの高い展開が予想される。

関連:ビットコイン反発で11万ドルに接近、Bitfinex分析ではQ3の季節性要因を警戒

現状分析(7/4日 AM8時)

ビットコイン市場は現在、最高値更新が強く意識されており、価格が節目に近づく局面では乱高下のリスクもある。しかしながら、市場心理は着実に改善しており市場参加者の多くは上昇目線を維持している状況だ。また地政学リスクの安定化を背景に、株価指数との相関性が非常に高まっている点も注目される。

株式市場では、今後のFRB(米連邦準備制度理事会)による利下げ観測が引き続き意識されており、その実現可否が仮想通貨市場にも波及する可能性があるため、引き続き注視が必要である。

関連:ビットコイン今後の価格、9.5万ドルまで下落の可能性も=アーサー・ヘイズ分析

特集:ビットコインと仮想通貨関連株はどちらを買うべき?メリット・デメリットを解説

今後の重要な日程

  • 7/8日   豪州・政策金利発表
  • 7/10日  FOMC議事録公開
  • 7/15日 米CPI発表
  • 過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

    寄稿者:仮想NISHI仮想NISHI
    X-Bankクリプトアナリスト。BTC Status Alert制作協力者、DECOCHARTの企画・監修者としても、日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。
    CoinPost App DL
    厳選・注目記事
    注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
    11:30
    ビットコイン中東緊張で上値重く、対イラン攻撃期限と雇用統計が焦点|bitbankアナリスト寄稿
    BTC対円相場は1050〜1090万円台でのレンジ推移。対イラン攻撃期限や米雇用統計・CPIの結果次第では、6万ドル台への下落も視野に。
    09:30
    今週の主要仮想通貨材料まとめ、リップルとコンベラの提携やソラナ基盤ドリフトの大規模ハック被害など
    前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
    09:25
    週刊仮想通貨ニュース|サトシ・ナカモトの耐量子対策やBCT・ETHの初期保有者の売却加速に高い関心
    今週は、仮想通貨ビットコインとイーサリアムの初期保有者による売却、ナカモト社のビットコイン売却、ビットコイン創設者サトシ・ナカモトの量子コンピュータ脅威に対する想定に関する記事が関心を集めた。
    04/04 土曜日
    15:00
    ジャック・ドーシーのブロック社、「ビットコイン蛇口」を復活予定 普及拡大へ歴史的ツールを現代に再現
    ジャック・ドーシー率いるブロック社が、4月6日にビットコインを無料で配布する「フォーセット」を復活させると発表した。2010年に誕生した普及促進ツールの現代版復活は、仮想通貨の新規ユーザー獲得戦略として注目を集めている。
    14:15
    「670億円超の不正USDCを凍結できなかった可能性」ZachXBT氏がサークル社批判
    ZachXBT氏が、ステーブルコインUSDCを提供するサークル社を批判。2022年以降670億円超の不正資金を凍結できなかった可能性があるとして改善を呼びかけている。
    13:30
    量子コンピュータ時代の仮想通貨、グーグルがBTC等主要チェーンの「現在の対応度」を分析
    グーグルによる主要仮想通貨の耐量子計算機暗号(PQC)への移行ステータスおよび脆弱性評価を解明。ブロック生成時間が長いビットコイン特有のリスクや、1500億ドル規模に及び現実資産市場に対する潜在的な被害が、同社の最新研究データとともに定量化されている。
    11:20
    「AIエージェントを狙う6つの罠」、グーグルが敵対的コンテンツの脅威を分析
    グーグルの人工知能研究チームが、自律型AIエージェントを不正操作する「敵対的コンテンツ」の脅威を6種類に分類した。攻撃手法と防御策を解説している。
    10:15
    MARAが従業員15%削減を実施か、AI・インフラ企業への戦略転換へ
    米ナスダック上場の大手ビットコインマイナーMARAが従業員の約15%を削減したと報じられた。11億ドル規模のビットコイン売却と転換社債の圧縮に続く今回の決断は、純粋なマイニング事業からAI・デジタルインフラ企業への転換を加速させるものだ。
    09:20
    マイケル・セイラー、ビットコイン追加購入を示唆 優先株回復で買い増し再開か
    マイクロストラテジーのマイケル・セイラー会長は4日、ビットコインの購入を示唆するメッセージを投稿した。独自の資金調達手段であるSTRC優先株が額面を回復したことで、一時停止していた13週連続の大量取得プロセスが再始動した可能性が高まってきた。
    07:50
    仮想通貨を主たる資産として保有する企業、TOPIXへの新規追加見送りへ
    日本取引所グループは、仮想通貨を主たる資産として保有する企業の株式をTOPIXなどの指数に新規で追加することを当分の間見送る方針を示した。まずは意見を募集してからルールを適用する。
    07:10
    米大手証券チャールズ・シュワブ、仮想通貨現物取引に本格参入 コインベースに競争圧力
    米大手証券チャールズ・シュワブが2026年前半にビットコインとイーサリアムの現物取引サービス開始予定が確認された。約12兆ドルの顧客資産を抱える同社の参入は、コインベースなど既存の仮想通貨取引所に直接的な競争圧力をかけることになる。
    06:30
    金融庁、仮想通貨交換業者へのサイバーセキュリティ強化方針を公表 投資家保護に向けた3本柱を提示
    金融庁は3日、仮想通貨交換業者等を対象とした「サイバーセキュリティ強化に向けた取組方針」を公表。巧妙化するソーシャルエンジニアリングやサプライチェーン攻撃への対策として、業者の自助、業界の共助、当局の公助の「3本柱」を軸としたセキュリティ強化の道筋を示した。
    05:55
    仮想通貨の資金流入、約3分の1に大幅減速 投資家需要が鈍化=JPモルガン
    JPモルガンが推計する2026年第1四半期の仮想通貨流入総額は約110億ドルにとどまり、2025年通年の記録的な1300億ドルから大幅に後退した。個人・機関投資家の流入はほぼ消失しストラテジーのビットコイン購入とベンチャー資本がかろうじて市場を下支えしている構図が浮き彫りになった。
    05:00
    グーグルの量子論文でアルゴランド(ALGO)高騰、量子耐性の先駆けとして再注目か
    グーグルの量子コンピュータ関連ホワイトペーパーがアルゴランドを耐量子暗号の実装事例として名指したことを受け、仮想通貨ALGOは週間40%超の急騰を記録。量子セキュリティが新たな市場テーマとして浮上。
    04/03 金曜日
    17:54
    イーサリアム財団、約148億円分のETHを追加ステーキング=Lookonchain
    イーサリアム財団が7万ETH規模のステーキング計画の一環として、約148億円相当の45,034ETHを追加ステーキング。ETH売却から脱却した新財務戦略を加速させている。
    今から始める仮想通貨特集
    通貨データ
    グローバル情報
    一覧
    プロジェクト
    アナウンス
    上場/ペア
    重要指標
    一覧
    新着指標
    一覧