中国と韓国政府は投資家を保護する目的やテロリスト、マネーロンダリングなどの資金流入を防ぐため、ICO禁止となりましたが一方で、依然としてICO人気は衰えません。
ICOは取引所に上場後の価格上昇率が高い仮想通貨業界においてもICO投資をやめない投資家も未だ多い状況となっております。
ガンホー創業者の孫泰蔵氏が「ICOがベンチャーの資金調達を変える」と発言するなど、今後も国内外でICOに注目が集まることは間違い無いでしょう。
10月2日日本からもCOMSAのトークンセールが始まっています。開始2日で約64億円を調達。さらに調達額をあげています。
今回はそんな2017年度ICOの調達額ランキングのTOP10をご紹介したいと思います。
10. MONETHA
調達金額:約36.6億円プロジェクトはついこの9月にトークンセールがあったプロジェクトで10位にランクイン。
Monethaはイーサリアムブロックチェーン技術とスマートコントラクトをベースにして構築された「支払いシステム」として今後も注目となる通貨の一つでしょう。
9. AETERNITY
調達金額:約36.96億円実世界のデータと連動する安全で高速なスマートコントラクトを実行しスケーラビリティの向上、そして並列処理の可能をめざします。
8. SONM
調達金額:約42億円SONMはネットワークマイニングをベースとしたスーパーコンピュータプロジェクト。
ブロックチェーンコミュニティを支配するハッシュベースの従来の暗号化キャッシュマイニングを置き換えることを目指します。
7. MOBILEGO
調達金額:約53億円ユーザー間での取引(ブロックチェーンを介した賞金のやり取りなど)、保有数に応じてゲーム内での優待など。
MobileGoトークンはゲーム内のコンテンツ拡充のために利用されるコインとしても有名です。
6. TENX
調達金額:約64億円Tenxは仮想通貨のデビットカード決済サービスを行うプロジェクトです。
TenXはシンガポールの会社で、仮想通貨を世界中で円やドルといった法定通貨のように決済できることを目標とし、世界的にアプローチかけている今後も期待の通貨です。
5. STATUS
調達金額:約90億円Status ICOはイーサリアムのスケーラビリティー問題を解消するプロジェクトとして人気を集め、完全に分散化されたアプリケーション(DAppsとも呼ばれる)の完全な新しいエコシステムが開発され、ステータスはそれらにアクセスするためのユーザーインターフェイスを提供することを目指しています。
4. BANCOR
調達金額:約153億円売買価格の双方合意問題の解決や流動性を保証する取引市場をユーザーが自由につくりだせる環境の提供に注目。
今後それらの資金をどのように使って行くのか注目です。
3. EOS (STAGE 1)
調達金額:約185億円EOSは分散型アプリケーションに特化したプラットフォームであり、大企業間で広く使用されること想定して開発されています。
EOSは非同期通信と並行処理を採用し、秒当たり何百万ものトランザクションをサポートしています。
スマートコントラクトを実行できるブロックチェーンを作ることを目的として開発を進めています。
2. TEZOS
調達金額:約232億円ハードフォークによらないシステム修正を実現するブロックチェーンがTezosです。
Tezosにおいては、ネットワークプロトコル、トランザクションプロトコル、コンセンサスプロトコルをそれぞれ独立させることによって旧・新システムの互換を常に可能にしています。
1. FILECOIN
調達額:約257億円Filecoinは、約257億円を調達。
Protocol Labs社が開発する分散型ストレージネットワークです。
Sencha CEOであるArt Landroの予想によれば、世界中の50%近くのストレージが未使用または余剰を残しているとされており、Filecoinはそれらの未使用ストレージを有効活用できます。
Top 10 Cryptocurrency ICOs of 2017 (So Far)
September 22, 2017 by JP Buntinx
参考記事はこちらから