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ビットトレード、「ジャパンオープンチェーントークン」のIEOを11月20日開始 先行販売で20%ボーナス付与

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BitTrade IEO第一弾

暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するビットトレード株式会社は11日、「ジャパンオープンチェーントークン(JOC)」の新規販売(IEO)を11月20日より開始すると発表した。

出典:ビットトレード株式会社

JOCは、国内法規制に準拠したパブリックブロックチェーン「Japan Open Chain」の独自トークンだ。金融庁認可のIEOとして実施される今回の販売では、総発行可能枠10億枚のうち5000万枚(5.0%)が提供される。大口投資家向けの先行優先販売では1口500万円で最大100口まで申込可能で、購入数量の20%分のボーナストークンが追加付与される。

Japan Open Chainのバリデーター(ブロックチェーン運営パートナー)には、ソニーグループのコーギア、電通、NTTコミュニケーションズ、みんなの銀行、ピクシブなど14社が参画している。最終的には21社まで拡大する計画だ。

出典:日本ブロックチェーン基盤株式会社

ホワイトペーパーによると、ジャパンオープンチェーントークン(JOC)は、プラットフォーム上での送金、NFT発行、スマートコントラクト展開などの取引手数料として使用される。バリデーターはトランザクションを検証し、ブロックチェーンの維持・管理を担う。その労力の対価としてガス代としてのJOCトークンを受け取る仕組みだ。プラットフォームの利用が拡大するにつれてトークンの需要も高まり、その価格変動は取引量の自然な調整機能も果たすとされている。

IEOは、暗号資産取引所が国内法規制に基づいてプロジェクトを審査し、トークンの公募および流通を行う仕組みだ。ビットトレードは2023年10月より日本ブロックチェーン基盤とIEOに向けた取り組みを開始した。

JOCの販売概要

販売は11月20日午前11時開始の先行優先販売(先着順)と、12月4日開始の一般販売(抽選制)の2段階で実施される。詳細は以下の通り。

    ◆IEO募集概要
  • 総発行可能数:10億枚(JOC)※システムの最大上限値、未発行含む
  • 今回募集トークン上限数:50,000,000枚(総発行枚数の5.0%)
         -内、先行優先販売:16,666,800枚
  • 販売価格:30円/JOC
  • 払込通貨:日本円
  • 販売形態:BitTrade社からのIEO(金融庁認可取得済み)
  • ロックアップ条件:なし
    ◆大口投資家向け先行優先販売
  • 購入単位:一口166,668 JOC(5,000,040円)、100口まで
  • 最低購入金額:一口(5,000,040円)
  • 販売方式:先着方式
  • 備考:先着に間に合わなかった場合、一般抽選への応募に自動的に変更
  • 特典:購入数量の20%分のトークンが追加付与
    ◆一般販売
  • 購入単位:一口200 JOC(6,000円)
  • 最低購入金額:一口(6,000円)
  • 販売方式:抽選方式

購入希望者はビットトレードでの口座開設が必要となる。同社は「口座開設の完了まで時間を要する可能性があり、余裕を持った手続きを推奨している」としている。

Japan Open Chainとは

出典:Japan Open Chain

Japan Open Chainは、国内大手企業やweb3事業者と共に構築する、日本法に準拠した独自のブロックチェーンだ。イーサリアム(レイヤー1)との完全互換性を持ち、実用性を重視したパブリックチェーンとして開発されている。

特徴は、世界中の誰もが安心して利用できる高速・低コストなインフラ基盤であること。特に金融やビジネス分野での活用を見据えた設計となっている。

バリデーター(ブロックチェーン運営パートナー)には、ソニーグループのコーギア、サイバーリンクス、電通、NTTコミュニケーションズ、G.U.Technologies、みんなの銀行、ピクシブ、TIS、テレビ朝日グループのextra mile、京都芸術大学、はてな、シーエーシーなど14社が参画。最終的には21社まで拡大する計画だ。

日本ブロックチェーン基盤株式会社について

このコンソーシアムを運営・管理し、JOCトークンの発行体となるのが、2022年7月設立の日本ブロックチェーン基盤株式会社だ。代表取締役には、G.U.Group及びG.U.Technologies社長の近藤秀和氏が就任している。

近藤氏は、ソニー出身でLunascape創業者としても知られる。2005年に経済産業省「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー」を受賞、2011年にはAERA誌「日本を立て直す100人」に選出されるなど、技術と経営の両面で高い評価を受けている人物だ。

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