IEO先行優先販売が完売
日本ブロックチェーン基盤株式会社は2日、Japan Open Chain(JOC)のIEOにおける先行優先販売について、目標としていた入金済み100口の販売を達成したことを発表した。
なお、12月4日からの一般販売を控える中、先行優先販売は引き続き12月3日17時まで申し込みを受け付けている。
先行優先販売の申込者には、一般販売に移行された場合でも購入額の20%相当のJOCトークンが無償付与される特典が適用される。このため、大口投資資金での参加を検討している投資家は、12月3日17時までの申し込みが推奨される。
総額15億円規模となる今回のIEOでは、その3分の1以上にあたる5億4000万円を大口優先販売枠に配分。1口約500万円(手数料込み525万円)での募集となっている。
一般販売の概要
12月4日からは一般投資家向けの販売が開始される。一般販売では、最低購入単位が200JOC(6,000円)に設定され、抽選方式での販売となる。
- 総発行可能数:10億JOC
- 今回のIEO募集数:5,000万JOC(総発行枚数の5.0%)
-うち、先行優先販売分:1,666.68万JOC - 販売価格:1JOCあたり30円
- 一般販売のロックアップ条件:なし
申し込みにはビットトレードの口座開設が必要となる。同社は口座開設手続きに時間を要する可能性があるとして、余裕を持った対応を推奨している。
Japan Open Chainとは
Japan Open Chainは、ソニーグループのコーギア、電通、NTTコミュニケーションズをはじめとする国内大手14社がバリデータとして参画する信頼性の高いブロックチェーンプロジェクト。1円未満の手数料による即時送金やNFTによる資産の流動化など、革新的なサービスの実現を目指している。
銀行によるステーブルコイン・プロジェクトやNFTなどの資産のデジタル化を通じて、未来の金融インフラ構築を目指すJapan Open Chainの挑戦は、デジタル金融革命を起こしうるものとして期待を集めている。
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