はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨を安全に保管する究極な方法とは

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Mr. Bitcoin創業者、仮想通貨の保管のためにNFCチップを埋め込む
Martijn Wismeijer氏は過去に80%ものビットコインを失っています。彼はNFCチップを両手に埋め込むことで仮想通貨を安全に管理しようとしています。
人々はNFCチップを埋め込むようになるか
Wismeijer氏は手に埋め込まれたNFCチップによる支払いを非接触支払いの最終到達点と考えています。ある調査によると、ビットコインの23%が適切に管理されないことによって失われており、人々がビットコインの保管方法としてNFCチップを選択するようになるかもしれません。

仮想通貨を安全に管理する方法

オランダ人のMartijn Wismeijer氏(以下、Wismeijer氏)は、ビットコインの保管に関して非常に慎重です。

2014年には、暗号化されたビットコインの鍵を格納するために、2つのNFC(近接場通信)チップを両手に埋め込む手術を受けました。

Wismeijer氏がこのような大胆な方法で暗号を保存するのは、過去にハッキングや取引所の破綻によって大半のビットコインを失ったからだそうです。

私のビットコインの80%はハッキング、盗難、取引所の問題などで失われました。

もし私が2010年にチップを手に埋め込んでいたら、おそらく今頃には富豪になっていたでしょう。

しかし、Wismeijer氏はデジタル通貨を自分の肌に保存するというアイデアに興味があったとIBTimesで語りました。

私がチップを両手に埋め込んだのは、皮下インプラントでビットコインの支払い実験をしたかったからです。

仮想通貨を手に埋め込むことは、非接触支払いの最終到達地点であると思っています。

人々は仮想通貨を皮下のウォレットで管理するようになるか

彼はボディピアススタジオで手術を済ませました。

チップはガラスから製造され、端から端まで2mm×12mmで米粒を彷彿させます。

Wismeijer氏によると、この手術は静脈注射よりも痛みが少なく、一般的に家庭用ペットで実施されます。

NFCチップにはそれぞれ888バイトのデータが格納されています。

これは、26個の暗号化されたビットコインアドレスキーにとって十分なストレージです。

Wismeijer氏は毎日自分のチップを使って購入していると言います。

仮想通貨で取引をする際には、スマートフォンでチップをスキャンし、鍵を受け取って解読して取引を行います。

鍵は、スマートフォンを使用して、リモートで他の仮想通貨の新しい鍵で削除したり置き換えたりすることができ、暗号化によってWisemeijer氏の手をスキャンして鍵を読み取ることができなくなります。

彼は注目を集めたことにより、泥棒の標的にならないように大量のビットコインをチップに保管することは決してしませんが、彼はこの方法でデジタル通貨を保管している唯一の人間ではないと言います。

この方法は過激に見えるかもしれませんが、ビットコインのセキュリティは重要な問題です。

報道によれば、ビットコインの全23%はすでに失われてしまっており、人々はセキュリティを真剣に受け止めています。

米厚生省はその手術を容認しているものの、リスクが全くないというわけではありません。

潜在的にNFCチップと癌とを関係付ける研究も存在します。

しかし、そのリスクは、多くの人々にとっては大きなものではないでしょう。

何年も後に、人々はWismeijer氏に習い、ビットコインを保管するための究極のセキュリティ予防策を講じることになるでしょう。

Bitcoin Under The Skin – Why People Are Using Subdermal Microchip Wallets

APRIL 14, 2018 by Conor Maloney

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/17 金曜日
13:35
コインベース、ステーブルコイン決済プラットフォームを開始 USDC保有で年利4.1%
コインベースが企業向けステーブルコイン決済プラットフォーム「Coinbase Business」を発表。USDC保有で年利4.1%、低手数料・即時決済でB2B決済の課題を解決。会計ソフト連携も対応。
13:20
ユニスワップがソラナ対応開始、非EVMチェーン初の統合実現
ユニスワップが非EVMネットワークとして初めてソラナに対応し、ウェブアプリでSOLトークンの直接スワップが可能になった。100万以上のトークンにアクセスでき、今後はブリッジングやクロスチェーン機能も予定している。
12:50
ビットコイン価格モメンタム弱まるも、クジラの買いは堅調=CryptoQuant
CryptoQuantが仮想通貨ビットコイン市場の近況を分析。短期的な上昇の勢いが弱化しているがデータは大口投資家の買い増しを示唆していると指摘。上昇再開の水準などを分析した。
11:46
ビットコイン11万ドルを割り込み続落、米中首脳会談控え市場の緊張高まる
ビットコインは前日比2.39%安の108,800ドルに下落。トランプ大統領が中国との貿易戦争継続を認め、月内の米中首脳会談を控える中で市場に緊張感が広がっている。VIX指数は5カ月ぶり高水準に急騰し、地銀の融資問題も重なり市場心理が悪化。一方で金価格高騰を背景にトークン化された金の時価総額が34億ドルに達するなど、リスク回避の動きが鮮明となっている。
11:30
米上場Zeta、ビットコイン決済で約350億円私募調達 SolvBTCトークン採用
米上場ZetaがBTC決済で2.3億ドル私募。SolvBTC採用により、ビットコインを受動的保有から利回り創出型の生産的資産へ転換する財務戦略となる。
11:10
リップル、XRPトレジャリー設立で1500億円資金調達を主導
リップルがXRPトレジャリーのため10億ドル規模の資金調達を主導していることが明らかになった。SPAC経由で資金を調達し、XRPに特化した最大級のデジタル資産保有企業を設立する計画だ。
11:00
仮想通貨IEO投資の稼ぎ方 今後の予定、参加方法|2025年版
暗号資産(仮想通貨)投資で公募価格の数倍もの高値付けることもある国内外のIEO事例ですが、初値で公募割れしたケースもあるなどリスクも付き物です。今後の注目IEOにはナナメウエ社の「YAY」、NOT A HOTELの「NAC」をbitFlyerやGMOコインが販売検討しており、口座開設がおすすめです。国内外のIEO成功事例、参加方法まで解説。
10:45
スクエアのビットコイン決済端末、米国のコーヒーショップへ導入
ジャック・ドーシー氏が率いるブロック社のスクエアで、仮想通貨ビットコインの決済事例が報告された。Compass Coffeeがビットコイン決済対応のスクエア端末を設置したとXに投稿している。
10:30
アーサー・ヘイズらがイーサリアムの年末1万ドル予想を維持、大幅下落後も強気姿勢
ビットマインのトム・リー会長とアーサー・ヘイズ氏が、イーサリアムの年末1万ドル到達予測を改めて表明した。現在価格から142%上昇の見込みだが、歴史的平均は21%増に留まっている。
09:40
コインベース、競合バイナンスのBNBを上場の計画 CZ氏は関連トークンの取り扱いも推奨
米コインベースが競合バイナンス関連の仮想通貨BNBを上場予定リストに追加した。CZ氏はBNBエコシステムの成長を背景に、他のBNBチェーン銘柄の上場も推奨している。
08:50
仮想通貨トレジャリー企業のバブル崩壊か、ビットマインのトム・リー会長が指摘
ビットマインのトム・リー会長が、多くの仮想通貨保有企業が純資産価値を下回る取引状況を指摘し、バブル崩壊の可能性に言及した。メタプラネットも企業価値指標が基準を下回る事態となっている。
08:12
ビットマインが押し目買いか、600億円超のイーサリアムを追加購入
トム・リー氏率いるビットマインが押し目買いで10万4336ETHを新規購入した模様。同社は総供給量の5%取得を目標に掲げ、イーサリアム保有を継続的に拡大している。
08:00
フロリダ州、退職基金の10%までビットコイン投資を認める法案提出
フロリダ州議会が州の公的資金と退職基金の最大10%をビットコインなどの仮想通貨に投資できる法案を提出した。インフレヘッジとして位置づけ、2026年7月施行を目指している。
07:10
OKXとスタンダード・チャータード、機関投資家向けサービスを欧州へ拡大
仮想通貨取引所OKXは、スタンダード・チャータード銀行とのパートナーシップ拡大を発表。機関投資家が資産を同銀で保有したまま残高をOKXに反映させる機能を欧州経済領域でもローンチした。
06:45
米SEC委員長「仮想通貨規制は10年遅れ」、イノベーション促進へ方針転換
米SECのアトキンス委員長が仮想通貨規制の遅れを認め、業界発展を最優先課題に位置づけた。イノベーション免除制度の導入やトークン化推進により、海外流出企業の呼び戻しを目指している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧