はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

メタプラネット、ビットコイン保有2.1万BTCへ拡大計画 2026年末までに世界トップ級目指す

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2年間でBTC保有を約12倍に

メタプラネットは27日、2025年から2026年にかけての大規模なビットコイン蓄積計画を発表した。

2025年末までに1万BTC、そして2026年末までに保有量を現在の約12倍となる2万1000BTCまで拡大し、世界最大規模のビットコイン保有企業になることを目指している。

保有量21000 BTCが実現すると、米マイクロストラテジーに次ぐ2位の水準に(25年1月時点) 出典:Bitcoin Treasuries

計画達成に向け、同社は「21ミリオン計画」と称する新株予約権の発行により約1166億円の資金調達を予定している。新株予約権の行使価格は前日終値に連動する仕組みで、株主利益の保護を図る。市場の変動リスクに対応するため、発行の一時停止や再開が可能な設計となっている。

サイモン・ゲロヴィッチ社長は「日本のビットコインルネサンスを牽引し、世界的リーダーとなることが目標だ」と意気込みを示した。

関連:なぜ企業がビットコインを保有し始めているのか?マイクロストラテジーとメタプラネットの事業戦略は

2024年の実績

同社は2024年、ビットコインスタンダードの採用により急成長を遂げている。株主数は5万人を突破し、株式取引高は前年比430倍に急増。時価総額も4月のビットコインスタンダード採用以降、7000%の成長を記録した。

ビットコイン保有量は2024年12月末時点で1762BTCに達し、平均購入価格1185万円に対して現在の市場価値は277億円を超え、大幅な未実現利益を計上している。世界の上場企業における保有量ランキングでも15位に浮上した。

収益性を示す指標として掲げる「BTCイールド」(保有ビットコインの利回り)は、2024年第3四半期の41.7%から第4四半期には309.82%まで急上昇。2025年は四半期ごとに35%の水準を目指している。

同社は今後、ビットコインを戦略的資産として活用する動きを世界の上場企業に広めることで、業界全体の成長も促進する方針だ。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/17 木曜日
16:03
アークインベストのキャシー・ウッドCEO、トランプ関税を「ショック療法」と評価
アークインベストのキャシー・ウッドCEOがトランプ関税政策を"ショック療法"と評価。アート・ラッファー博士の最新論文に言及し、一見逆進的な増税が自由貿易への道筋となる可能性を示唆した。
15:39
カルビー、ブロックチェーン活用のIP管理「かるれっと」でWeb3展開を加速
カルビーがブロックチェーン技術を活用したIP管理プラットフォーム「かるれっと」を発表。DIDと生体認証を組み合わせた認証システムで契約の透明性を確保し、クリエイターとの協業を促進。過去2年間のNFTキャンペーンやWeb3ゲームとのコラボ経験を活かした新戦略で、食品メーカーによるWeb3活用の先進事例として注目される。
13:50
米SECの第三回円卓会議、仮想通貨カストディがテーマに 25日開催予定
米SECが仮想通貨カストディをテーマとした第三回円卓会議を4月25日に開催。Kraken、Fidelity Digital Asset Services、Fireblocksなどが参加し規制枠組みを議論。パース委員は「仮想通貨規制で最も困難な課題」と位置付け。
13:05
仮想通貨リスク(LSK)、Web3企業Binary Holdingsと提携 東南アジアでdApps普及へ
仮想通貨Lisk(リスク)が東南アジアのWeb3企業Binary Holdingsと提携。通信事業者経由で分散型アプリを大規模ユーザー層に向けて提供予定だ。
11:52
様子見基調のビットコイン、市場シェアは右肩上がりで2021年来の高水準
CoinGeckoの四半期レポートでは暗号資産(仮想通貨)市場の総時価総額が18.6%減の2.8兆ドルに縮小し、ビットコインドミナンスが59.1%に上昇した。イーサリアムは市場占有率が3.9%ポイント減の7.9%まで下落。マクロ経済と仮想通貨市場の最新動向を解説。
11:25
ビットコイン、回復力向上でイーサリアムをアウトパフォーム|Wintermuteレポート分析
仮想通貨マーケットメーカーWintermuteは、ビットコインは市場下落局面で回復力を示していると指摘した。好材料がなければイーサリアムをアウトパフォームし続けると述べている。
10:45
バイナンス第二回上場廃止投票、FTTが最多票 JASMYやZECも上位に
仮想通貨取引所バイナンスが第二回上場廃止投票結果を発表した。FTTが11.1%で最多票を獲得し、ZEC、JASMY(共に8.6%)、GPS(8.2%)、PDA(7.6%)が上位に。
10:22
パナマシティ、ビットコインやイーサリアムによる公共料金支払い方法を導入へ
中米パナマの市議会が仮想通貨による公共サービス料金の支払いを可決。税金、罰金、許可証発行料などがビットコイン、イーサリアム、USDC、USDTで支払い可能に。
10:10
米SECゲンスラー前委員長「BTCなどの仮想通貨は長期的に生き残る可能性」
米SECのゲーリー・ゲンスラー前委員長は、仮想通貨は投資資産として選別が進むとの見方を示した。ビットコインなど一部の銘柄は長期にわたって生き残る可能性があると主張している。
09:20
米VanEck、仮想通貨エコノミーに投資する新ETF『NODE』を5月上場へ
大手運用会社VanEckが新ETF『NODE』を発表した。仮想通貨取引所、マイナー、データセンターなどデジタル資産エコノミー関連企業30〜60銘柄に投資。
08:10
コインベース「仮想通貨は弱気相場入りの可能性」
コインベースのアナリストはレポートを公開し、仮想通貨は弱気相場入りした可能性があるとの見方を示した。見方の根拠を説明し、今後の市況も分析している。
08:00
ビットコイン下落、利下げ慎重発言と半導体市況悪化で売り加速|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは17日、パウエル米連邦準備制度理事会議長が早期の利下げに慎重な姿勢を示したことを受けて下落した。
06:59
金価格3300ドル突破、ビットコインの強気と弱気相場の分岐点は? Glassnodeの市場展望
不確実な世界経済環境の中、金は3300ドルの史上最高値を記録し、ビットコインは調整後も8万ドル台を維持。投資家動向と今後の市場展望をGlassnodeが分析。
06:25
中国、押収仮想通貨の処分ルール整備へ 報道
中国で押収された仮想通貨の処分方法をめぐり規制整備の議論が活発化。地方政府による民間企業を通じた換金が横行する中、犯罪資金は前年比10倍急増している。
05:55
和解に向けて最終調整へ 裁判所がSECとリップルの控訴審理を一時停止
米控訴裁判所が仮想通貨XRPをめぐるSECとリップルの訴訟控訴を一時停止。両者の原則合意を受け、最終和解に向けた調整が進行中。6月9日までにSECが進捗報告書を提出予定である。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧