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リミックスポイント、ビットコイン7.9億円相当を買い増し 保有量925BTCに

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

1000BTCの保有目標に向け前進

株式会社リミックスポイントは6月11日、総額7億9,390万円相当のビットコインを6月10日に購入したことを発表した。

今回の購入により、同社のビットコイン保有量は925.71BTCに達し、1,000BTC保有目標に向けて着実に前進している。

ビットコイン追加購入の詳細

今回の購入は、6月9日午後に行使された第24回新株予約権(行使価額修正条項付)による調達資金7億9,390万円(170万株相当)を原資として実施された。購入したビットコインは50.06463818BTCで、平均取得単価は1,585万7,500円となった。

関連:リミックスポイント、約10億円でビットコイン追加購入 保有量約830 BTCに

最新の暗号資産保有状況

リミックスポイントは2025年6月10日時点で、ビットコインを中心に5種類の暗号資産を保有している。ビットコイン保有量は925.71BTCに達し、時価評価額は約145.7億円となった。

同社が保有する暗号資産の内訳

※簿価には2026年3月期期首簿価に加え、2025年4月1日以降に取得したビットコイン取得価額47億3,190万円が含まれる。時価は2025年6月10日24時00分時点の終値で算出。

1,000BTC保有目標への進捗

リミックスポイントは累計1,000BTC以上の保有を目標として掲げており、現在の保有量925.71BTCから、目標達成まで残り約74BTCの購入が必要となる。同社は6月5日の発表で、1,000BTCの保有を最終目標とするのではなく、その後も市場動向を見ながら最適な経営判断を行うとしている。

関連:リミックスポイント、1000BTC以上の保有目標を発表

第24回新株予約権による調達予定額は最大約56億円で、このうち44億200万円が2025年6月から8月にかけてビットコイン取得に充当される計画となっている。今回の購入は、この計画に基づく一連の取得活動の一環として実施された。

評価損益と今後の業績への影響

全暗号資産の時価評価額は合計で約157億円となっており、簿価約133.8億円に対して評価損益は約23.4億円のプラスを計上している。ビットコインの評価益が約21.5億円と最も大きく、全体の評価益の9割以上を占めている。

同社は、暗号資産の保有残高について四半期ごとに時価評価を行い、その評価損益を損益計算書に計上する。2025年5月15日に開示した2026年3月期連結業績予想には、2025年4月1日時点で保有している暗号資産の価格上昇を見込んだ評価益が含まれているが、それ以降に取得する暗号資産および暗号資産関連投資に係る損益は含まれていない。

上記の評価損益23億4,059万6,074円はすべて2026年3月期の損益に反映される予定である。同社は、連結業績に著しい影響が生じる場合には速やかに開示するとしている。

暗号資産事業の拡大戦略

リミックスポイントは暗号資産の保有拡大と並行して、関連事業の強化も進めている。5月8日には株式会社Omakaseと提携し、ステーキングおよびバリデータ事業への本格参入を発表しており、暗号資産エコシステムにおける事業領域の拡大を図っている。

同社は今後も新株予約権の行使により調達する資金を活用し、市場動向を見極めながら段階的にビットコインの購入を進める方針である。

関連:ビットコインと仮想通貨関連株はどちらを買うべき?メリット・デメリットを解説

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