はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

3メガバンク、円建てステーブルコインを共同発行へ 導入第一弾は三菱商事=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

共通規格で発行へ

三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、円建てステーブルコインを共同で発行することがわかった。日本経済新聞が報じた

メガバンク3行は同じ規格で相互に乗り換え可能な仕組みを構築し、新興フィンテックのプログマのシステムを使って今年度内の実用化を目指す。将来的にはドル建てのステーブルコインも発行する計画だ。

第一弾として三菱商事が社内の資金決済にステーブルコインを導入する。

関連:プログマとは?デジタル証券・ステーブルコインなど対応のブロックチェーン基盤を徹底解説

円建てステーブルコインの機運高まる

日本では今年8月、日本円建てステーブルコイン「JPYC」を発行するフィンテック企業のJPYCが、金融庁から資金移動業の登録を受けた。

関連:「社会のジレンマを突破する」日本初のステーブルコイン発行ライセンス取得、JPYC岡部典孝氏が語る|独占インタビュー

メガバンク3行が採用を想定する“信託型”のステーブルコイン発行は、日本の改正資金決済法に基づく「3号電子決済手段」として位置づけられる。この仕組みでは、発行者の資産と裏付け資産を信託財産として分離管理することで、高い安全性を実現する。

信託型の最大の特徴は、資金移動業などのライセンス取得が不要な点だ。

これにより発行までの手続きが簡素化され、3メガバンクは迅速にプロジェクトを推進できる。また、裏付け資産となる預金や国債が発行者の倒産から完全に隔離されるため、利用者の資産保護が強化される。

日本独自の法制度により、テザー(USDT)やUSDCなどのグローバルで普及する主要ステーブルコインに対抗できる信頼性を提供する。

ブロックチェーン上で発行されるため、24時間即時決済が可能となり、クロスボーダー送金の効率化とコスト削減を実現する。三菱商事のような国際取引が多い企業にとって、配当、取引、買収出資などの日常的な送金の手数料や手間を大幅に低減できるだろう。

また、三菱UFJ信託銀行との連携により、3メガ以外の金融機関も容易に参画可能で、共通基盤として業界全体の運用コストを抑え、グローバル展開を加速させる効果が期待される。

一方、2025年8月に金融庁から資金移動業の登録を受けたJPYCは、「1号電子決済手段」として位置づけられる。

資金移動業のライセンス取得が必要で、送金上限額などの規制を受けるが、個人向けの少額決済や海外送金に適している。国内で先行するJPYCはフィリピンと米国間の送金を70秒で実行し、1回の送金コストを1円以下に抑えるなどの実績を持つ。

メガバンク3行の信託型は高額の企業間送金に強みを持ち、JPYCは個人や少額決済に特化するという棲み分けにより、日本国内でのステーブルコイン市場の活性化が期待される。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/25 土曜日
13:55
ポーランド最大級仮想通貨取引所Zondacrypto、CEOがイスラエルへ出国 巨額顧客資産の紛失疑惑
ポーランド最大級の仮想通貨取引所ZondacryptoのCEOプシェミスワフ・クラール氏がイスラエルへ出国。約4500BTCの顧客資産がアクセス不能となっており、当局が詐欺や横領の容疑で本格的な刑事捜査を開始。
13:15
アマゾンAWS、チェーンリンクのデータ標準をマーケットプレイスで提供開始
アマゾンAWSマーケットプレイスでチェーンリンクのデータ標準が利用可能になる。トークン化資産向けアプリ開発の効率化や金融機関のブロックチェーン活用を後押しする。
11:35
アンソロピックにグーグルが最大6.3兆円出資へ、トークン化株は時価総額158兆円到達
グーグルは24日、AIスタートアップのアンソロピックに対し最大400億ドルを出資する計画を発表した。セカンダリー市場での企業価値が1兆ドルに迫る中、同社は米中間選挙の安全性強化や日本国内でのNECとの提携など、グローバル展開を加速させている。
10:15
デジタル庁、政府生成AI「源内」をオープンソースで一般公開 全府省庁約18万人の利用へ
デジタル庁が生成AI環境「源内」の一部を商用利用可能なライセンスで公開した。地方自治体の重複開発防止や民間の提案取り入れを目的とし、全省庁18万人への展開を見据える。
09:25
米司法省、パウエル議長への捜査を終結 次期議長候補ウォーシュ氏の承認へ道
米司法省は24日、FRBのパウエル議長に対する刑事捜査を終結すると発表した。これにより、パウエル氏への捜査継続を理由に反対していた共和党議員の支持が得られる見通しとなり、仮想通貨支持派の次期議長候補ケビン・ウォーシュ氏の指名承認が確実視されている。
08:20
量子コンピューターで研究者が15ビットの暗号解読に成功
プロジェクト・イレブンは、独立研究者が一般的にアクセスが可能な量子コンピューターで15ビットの楕円曲線鍵を解読したと発表。報奨金として仮想通貨ビットコインが1BTC与えられた。
07:35
トランプ大統領、25日にTRUMPコイン保有者向け昼食会で講演予定
ホワイトハウスが4月23日、トランプ大統領が25日にフロリダ州マール・ア・ラゴで開催される仮想通貨会議で講演する予定を発表した。参加はTRUMPミームコイン上位297保有者に限定されており、民主党から利益相反への批判が再燃。
07:00
アーベDAO、ケルプDAOハッキング被害救済に92億円相当ETHの拠出を提案
Aave DAOは24日、Kelp DAOのハッキング被害に伴うrsETHの裏付け不足を解消するため、トレジャリーから2万5000ETHを拠出する救済案を公開した。DeFiエコシステムの主要プロジェクトと協力し、4月18日から始まった市場混乱の収束を目指す。
06:20
ブラジルが予測市場を全面禁止、ポリマーケット・カルシにアクセス遮断
ブラジル中央銀行が28の予測市場プラットフォームを禁止し、ポリマーケットとカルシへのアクセスを遮断した。米国でもウィスコンシン州が新たに提訴し、予測市場への規制圧力が国際的に強まっている。
05:55
米財務省、イラン関連の仮想通貨ウォレットを制裁
米財務省のスコット・ベッセント長官は25日、イランに関連する複数の仮想通貨ウォレットに制裁を科したと発表した。テザー社は米当局と協力し、イラン革命防衛隊(IRGC)との関連が指摘される550億円相当のUSDTを凍結した。
05:45
ビットマイン、イーサリアム財団から1万ETH購入
イーサリアム財団が平均単価2387ドルで1万ETHをビットマインにOTC売却したと発表した。調達した約2400万ドルはプロトコル研究・エコシステム開発・コミュニティ助成などの運営資金に充当される。
05:00
米州がカルシ・コインベースなど5社を提訴、予測市場は「違法スポーツ賭博」と主張
米ウィスコンシン州司法省が4月23日、カルシ、ロビンフッド、コインベース、ポリマーケット、クリプトドットコムを違法スポーツ賭博を理由に提訴した。ニューヨーク州に続く提訴で、州と連邦CFTCの管轄権争いが本格化している。
04/24 金曜日
18:11
ケルプDAO、ハック事件の回収進捗を公表 残り約8万9500ETH
ケルプDAOは4月24日、rsETHの損失補填進捗を公表。当初の不足16万3200ETHのうち約7万3700ETHを回収し、残り約8万9500ETHの補填に向けDeFi各社と協議継続中。
16:57
米ビットコイン現物ETF、5営業日で約1万9000BTC取得 新規供給量の9倍=ビットウィーズ
米ビットコイン現物ETFが直近5営業日で1万8,991BTCを取得。ビットワイズのドラゴッシュ氏が公表し、新規供給量の約9倍に相当すると指摘。機関需要の加速を示す。
15:44
「ビットコインとJPYCは表裏一体」メタプラネットCEO×JPYC代表が語る経済圏
メタプラネットがステーブルコインJPYCのシリーズBへ最大4億円出資を発表した。メタプラのサイモン・ゲロヴィッチCEOとJPYCの岡部典孝CEOが独占インタビューで明かしたのは、BTCを担保にJPYCを借りる「レンディング経済圏」構想、規制緩和への提言、そして日本が世界のビットコイン金融インフラの中心になるシナリオだ。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧