WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米CFTCがイラン停戦前の石油先物取引を調査、インサイダー疑惑

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 約9.5億ドルの売りが発表数時間前に集中
  • カルシ・ポリマーケットにも規制強化の波

対イラン政策転換直前に大規模な石油先物取引が急増

ブルームバーグは15日、米商品先物取引委員会(CFTC=Commodity Futures Trading Commission)がドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領のイラン関連政策転換の直前に発生した石油先物市場での一連の取引について調査を開始したと報じた。 ロイターも同日、複数の関係者の話として同内容を伝えている。

CFTCの調査は、シーエムイー・グループ(CME Group)とインターコンチネンタル取引所(Intercontinental Exchange)のプラットフォーム上で行われた石油先物契約の取引に焦点を当てており、特に3月23日と4月7日の2件を重点的に検証している。

両取引所にはトレーダー識別情報である「タグ50」データの提出が求められたとされ、CFTCの広報担当はコメントを控えた。

関連記事:ポリマーケットで米・イラン停戦賭けの不審取引、4ウォレットが約1億円の利益=Lookonchain

オンチェーン分析のLookonchainが、ポリマーケットにおける米・イラン停戦への不審な賭けを報告。4つの新規ウォレットが極めて低いオッズで計約66万3,000ドルの利益を得た。

3月23日には、トランプ大統領がイランとの停戦交渉をソーシャルメディアに投稿する直前に石油先物の取引量が急増。4月7日には、2週間の停戦発表の数時間前に石油価格の下落を見込む約9億5,000万ドル規模の賭けが行われ、発表後に原油価格は約15%下落した。

専門家や議員らはこの規模の利益が生じた取引を「政府の非公開情報を利用したインサイダー取引の可能性がある」として強く問題視している。

民主党のリッチー・トーレス(Ritchie Torres)下院議員はSECとCFTCに即時調査を要求し、「史上最大規模のインサイダー取引に相当する可能性がある」と指摘。 CNBC民主党上院議員のエリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)とシェルドン・ホワイトハウス(Sheldon Whitehouse)もCFTCに書簡を送り、「政府の重要な非公開情報が繰り返し不正利用された可能性について深刻な疑問が生じている」と訴えた。

同様の不審なパターンは予測市場でも発生しており、ポリマーケットでは4月7日の停戦発表前に、新規作成された50以上のアカウントが停戦成立に賭けを行い、数十万ドルの利益を得ていた。

関連記事:ホワイトハウス、職員にインサイダー取引を警告 イラン停戦前の不審取引が発端=報道

ホワイトハウスがイラン停戦前の原油先物や予測市場での不審取引を受け、機密情報を利用したインサイダー取引を禁じる内部通達を全職員に発出した。

ホワイトハウスは3月24日、スタッフ全員に対し「カルシやポリマーケットなどの予測市場プラットフォームで非公開情報を用いて賭けを行うことは犯罪にあたる」と警告するメールを送付していた。

これを受けてカルシは政治候補者による自身の選挙に関連した取引の禁止など新たなガードレールを導入。ポリマーケットも内部情報を持つユーザーによる取引を明示的に禁じるよう規約を改定した。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/23 金曜日
12:00
国債トークン化、実機で「経済合理性」検証へ Progmat齊藤氏
Progmat主催のDCCが、トークン化国債とオンチェーンレポの中間整理を公表。国債の法的性質を変えずに管理をオンチェーン化する方式を主案とし、11月の開始を目標にカントン・ネットワーク上で実機検証に移る。
10:30
自民党、「サイバー有事前夜」と提言 暗号資産の追跡や耐量子暗号を明記
自民党の国家サイバーセキュリティ戦略本部による提言が22日、党政調審議会で了承された。官邸主導の対処本部設置を柱に、不正取得された仮想通貨の追跡や、ビットコインにも関わる耐量子計算機暗号(PQC)への移行加速を盛り込んだ。
10/21 水曜日
18:15
米ブロックチェーン協会、米財務省のジーニアス法施行案に修正要請 DeFiや二次流通への過剰規制を懸念
米ブロックチェーン協会(BA)は1、ジーニアス法第3条の施行規則案について米財務省に意見書を提出した。DASPの定義、違法発行への「認識ある関与」、海外発行ステーブルコインの扱いなどの修正を求めている。
17:14
ビットコイン短期クジラの含み益53%減、取引所に1万605BTC流入=アナリスト
オンチェーンアナリストのアクセル・アドラーJr.氏によると、ビットコインの大口短期保有者が抱える含み益は9月22日の98億ドルから46億ドルへ53%減少した。20日には1万605BTCが取引所に流入し、30日平均の2.8倍に達した。
17:00
メタプラネット、ビットコイン保有企業の優先証券へ投資|利鞘獲得の新戦略導入
メタプラネットは10月の声明で、ビットコイン保有企業が発行する優先証券など海外のビットコイン関連証券に投資する「ネット・インタレスト・インカム戦略」の導入を発表した。調達コストとの利鞘を得る狙いで、戦略投資枠の範囲内で行う。
16:30
仮想通貨のハイパーリキッド政策センター、米CFTCにAI計算能力の無期限先物を提言
ハイパーリキッド政策センターは20日、米CFTCに意見書を提出し、AIの計算能力を対象とする満期のある先物と無期限先物の導入を求めた。『H100』GPUの借り賃が1年で下がった点も指摘している。
16:20
マイクロソフトとグーグル親会社、OKXICEのトークン化株取引に異議 計16社に
マイクロソフトやアルファベット、ゴールドマン・サックスなど7社が、OKXICEでの自社株のトークン化取引に新たに異議を申し立てた。異議は計16社となり、当初候補62社の約4分の1が外れた。共同会長のクオモ氏は想定内との認識を示した。
16:04
JPYC、SBJ銀行・LINE NEXTと覚書 口座連携チャージ実証へ
JPYC社が21日、SBJ銀行・LINE NEXTとの覚書締結を発表した。銀行口座とステーブルコインウォレット「Unifi」をつなぐ口座連携型チャージのPoCを3社で進める。SBJ銀行とLINE NEXTは送金・決済の事業化も検討する。
15:50
井林国交相、訪日客の消費税還付にステーブルコイン活用を検討
井林国交相は21日の衆院国土交通委員会で、訪日客向け消費税免税のリファンド方式にステーブルコイン活用も含め検討する考えを示した。11月の制度移行を前に、日本免税とJPYCは3月、円建てステーブルコインを使った還付モデルの構築で提携している。
15:30
カルダノ、取引処理能力を上げる「レイオス」を次期アップグレードに搭載予定
仮想通貨カルダノが、次期ハードフォークで導入予定のレイオスを段階的に展開する計画を公表した。処理能力向上は現行の3〜5倍から始め10〜15倍を目指す。
13:20
ビットゲット、GMO傘下のタイの仮想通貨取引所買収を計画
ビットゲットは、GMO傘下のタイの仮想通貨取引所GMO-Z.com Cryptonomicsの買収計画を発表。これから規制承認などを経て買収を進める。
10:40
SBI VCトレード、韓国カード大手Shinhan Cardと提携 店舗での円ステーブルコイン決済を検討
暗号資産取引所SBI VCトレードなど2社は21日、韓国最大級のカード会社シンハンカードと基本合意書を締結した。円建てステーブルコインの実店舗決済や日韓間の国際決済での協業を検討する。
10:30
米SECの仮想通貨規則提案に100件超の意見、エアドロップの扱いなどで修正要請
米SECの仮想通貨規則案への意見募集で、100件超の意見書が提出された。ハイパーリキッド政策センターはエアドロップの条文化を、ブロックワークスは開示基準の導入を求めている。
09:45
マスターカード、AIエージェント向け決済サービスでアーリーアクセス開始
マスターカードはAIエージェント向け決済「Agent Pay for Machines」のアーリーアクセスを開始。買い手・売り手側APIやサンドボックスを環境を開発者に提供する。
09:30
イーサリアムのステーキング数量、26年3Qに過去最高記録を更新
ビットワイズがレポートを公開し、仮想通貨イーサリアムのステーキング数量が2026年3Qに過去最高数量を更新したことを報告。ソラナのステーキング数量も過去最高を記録した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧