はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ポリマーケットで米・イラン停戦賭けの不審取引、4ウォレットが約1億円の利益=Lookonchain

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • オッズは最低2.9%〜最高10.3%の超低確率帯
  • インサイダー疑惑が浮上

新規作成ウォレット4つが極めて低いオッズで「YES」を購入

オンチェーン分析アカウントのルックオンチェーン(Lookonchain)は8日、予測市場プラットフォームのポリマーケット(Polymarket)において、米・イラン停戦を事前に賭けた4つのウォレットが合計約66万3,000ドル(約1億円)の利益を得ていたと報告した。いずれも停戦発表の直前にポジションを取っており、インサイダー取引の疑いが浮上している。

関連記事:ポリマーケットなど予測市場に米議会が規制圧力 CFTC、4月15日までに対応迫られる

米民主党議員7名がCFTC委員長に書簡を送付し、軍事作戦を対象とした予測市場の規制強化を要求した。イランやベネズエラへの攻撃を賭けの対象とした取引が横行する中、議会と規制当局の緊張が高まっている。

トランプ大統領は4月7日遅く、イランがホルムズ海峡を再開放することに合意し、2週間の条件付き停戦を発表した。問題の4ウォレットはいずれも、この発表のわずか数時間前に「4月7日までに停戦成立」の「YES」株を購入していた。取引時のオッズはそれぞれ3.9%、10.3%、6.7%、2.9%と極めて低く、市場全体が停戦の可能性を低く見積もっていた中での大胆な賭けだった。

インサイダー取引の疑惑を持たれやすいウォレットの典型的な特徴として、専門家は「以前の取引履歴を持たない新規ウォレット」を挙げている。新規ウォレットで賭けることで、既存アカウントとの関連付けを避けられるためだ。

Lookonchainによれば、今回の4ウォレットはいずれも4月7日に新規作成・入金されており、この停戦関連の賭け以外に一切の取引履歴を持たない。

ポリマーケットは3月に、インサイダー取引への対応として、盗まれた機密情報や違法な情報提供に基づく取引、および結果に影響を与えられる立場の人物による取引を明示的に禁止するルール改訂を実施した。

関連記事:イスラエル空軍少佐、機密情報を使いポリマーケットで不正取引か 約2600万円を獲得

イスラエル空軍予備役少佐が機密軍事情報を知人に漏洩し、仮想通貨予測市場「ポリマーケット」で16万ドル超を不正取得したとして起訴。世界初とされる軍事機密を利用した予測市場賭博事件の詳細が明らかになった。

ただし同プラットフォームはウォレットアドレスの匿名性を基本とするため、ウォレット保有者の特定は依然として困難な状況だ。

ポリマーケットとその競合のカルシ(Kalshi)は、停戦など政府の行動に関する賭けを規制しようとする米国議会の動きを受け、新たな監視ツールの導入を急いでいる。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/23 土曜日
14:00
米バンカメ、84億円相当仮想通貨ETF保有を開示 ビットコイン増加・ETH減・XRP維持
米金融大手バンク・オブ・アメリカが2026年第1四半期の13F報告書を提出。ビットコイン・イーサリアム・XRP・ソラナのETFを合計約5300万ドル分保有し、株式含む仮想通貨関連総額は22億ドルを超えた。
13:25
カルシとポリマーケット、米控訴裁判所で敗訴 違法賭博訴訟は州に差し戻し
米国の控訴裁判所は、予測市場大手カルシとポリマーケットが求めた州裁判の一時停止を却下した。違法賭博をめぐるネバダ州・ワシントン州との訴訟は州裁判所で続行される。
12:00
米グレースケールのHYPE現物ETF申請、修正案を再度提出 3本目のETF実現間近か
仮想通貨資産運用企業グレースケールがHYPE現物ETFの第3次修正申請を提出した。承認されればビットワイズ・21シェアーズに続く3本目のHYPE ETFとなる。
11:30
米SEC、ナスダックのビットコイン指数オプション上場を承認
米SECは5月22日、ナスダックPHLXによるビットコイン指数オプションの上場規則変更を加速承認した。現金決済・ヨーロピアン型の新商品で、上場にはCFTCの免除承認が別途必要となる。
10:25
ビットコイン1200万円割れ、米「100万BTC購入期待」後退で失望売り広がる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは5月22日から23日朝にかけて下落し、円建てでは節目となる1,200万円を割り込んだ。背景には、米国で新たに議論されている「ビットコイン準備金法案」において、市場で期待されていた「100万BTCの購入義務」といった強い内容が盛り込まれず政策期待が後退したことがある。
10:00
NEARトークン価格高騰、6月末までに動的リシャーディング導入 AIエージェント対応も視野
ニアプロトコルが次回アップグレードの一環として動的リシャーディングを2026年6月末までに導入する計画だ。シャードの自動分割でAIエージェントによる商取引への対応も目指す。
08:40
米ビットワイズ・21シェアーズのHYPE現物ETF、25億円相当HYPEを追加購入 累計流入は100億円超
ビットワイズと21シェアーズのHYPE現物ETFが直近24時間で合計1610万ドル分HYPEトークンを購入。累計純流入は6396万ドルに達し、5月21日には過去最高値62.18ドルを更新した。
07:55
予測市場大手ポリマーケット、9000万円超が不正流出
予測市場大手ポリマーケットは、資産が不正流出したことを公表。流出額は約9,123万円であることやユーザーの資産は影響ないこと、事業は通常通り継続していることなどを説明した。
07:20
トランプメディア、320億円相当ビットコインを取引所へ送金
ブロックチェーン分析企業アーカムのデータによると、トランプ・メディアに帰属するビットコインアドレスが2650BTCを取引所Crypto.comのアドレスへ送金した。送金の目的は不明。
07:00
米下院がカルシ・ポリマーケットにインサイダー取引調査、議員の参加禁止立法も視野
米下院監視委員会のジェームズ・コマー委員長が5月22日、予測市場カルシとポリマーケットのインサイダー取引調査を開始したと発表。両社CEOに内部記録の提出を求めた。
06:20
SEC、米国株トークン化の免除制度公表を延期 第三者発行の株主権利保証が課題
米証券取引委員会(SEC)は株式トークン化資産の取引を対象とした「イノベーション免除」制度の発表を延期した。証券取引所関係者や市場参加者から、発行企業の同意を要しない第三者トークンの取り扱いへの懸念が相次いでおり、投資家の権利保護や制裁回避リスクが制度設計の焦点となっている。
05:50
新たな米ビットコイン準備金法案の詳細判明、100万BTC購入義務含まれず
米下院に提出されたARMA法案の草案が明らかになった。政府保有ビットコインを最低20年間売却禁止とする一方、一部で報じられた100万BTC購入目標の条項は法案に存在しないことをThe Blockが確認した。
05:00
米ICEとOKXが原油の永久先物を共同提供、1.2億人規模の仮想通貨ユーザーにアクセス開放
ニューヨーク証券取引所を傘下に持つインターコンチネンタル取引所(ICE)と仮想通貨取引所OKXが、ICEのブレント原油・WTI価格を基準とした永久先物契約を共同提供すると発表した。OKXが許認可を持つ地域で順次展開へ。
05/22 金曜日
17:14
JPYC、シリーズBで累計約50億円の調達完了へ 日本円ステーブルコインの社会実装を加速
JPYC株式会社がシリーズBラウンドで累計約50億円の資金調達を完了予定。発行7ヶ月で総取引高350億円超を達成し、日本円仮想通貨の社会実装を加速する。
15:58
グラスノード分析、ビットコイン供給量の30%超で公開鍵露出を確認 量子リスクへの備えを提言
グラスノードの分析によると、ビットコイン発行済み供給の約30%にあたる604万BTCがすでに公開鍵露出状態にあり、量子コンピュータによる将来的なリスクにさらされている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧