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モルガン・スタンレー、イーサリアム・ソラナETF申請を修正 ステーキングで報酬留保へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ステーキング報酬の95%をETF内留保
  • ETHのバリデーター待機列は約364万ETH、待機期間は最長63日

イーサリアム・ソラナETFにステーキング条項

モルガン・スタンレーは18日、米証券取引委員会(SEC)に提出しているイーサリアム(ETH)およびソラナ(SOL)の現物ETF申請書(S-1)を修正し、ステーキング規定を盛り込んだ。

両ファンドはそれぞれ「Morgan Stanley Ethereum Trust」「Morgan Stanley Solana Trust」の名称で設立を準備しており、今回の修正はそれぞれのアメンドメント第2号として登録された。

申請書によると、両ファンドともにステーキング報酬の95%をファンド内に留保し、残り5%をステーキング・サービス提供者への報酬として支払う構造を採用する。

スポンサーであるモルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントは管理手数料(年率0.14%)のみを受け取り、ステーキング報酬をスポンサーへ還流させない点を明示している。

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ETHの待機期間とスラッシングリスク

イーサリアムETFの申請書は、ステーキングの運用実態についても踏み込んだ開示をしている。保管機関(カストディアン)がETHをイーサリアムネットワークのプロトコル・ステーキング・スマートコントラクトに預け入れ、サードパーティのステーキング・サービス提供者がバリデーターとしてネットワークの検証作業を担う仕組みだ。

カストディアンにはBNY(バンク・オブ・ニューヨーク・メロン)とコインベース・カストディ・トラスト(Coinbase Custody Trust Company)が指定されている。

申請書は2026年5月18日時点のデータとして、バリデーターの有効化待ち列に約364万ETHが並んでいることを開示した。イーサリアムは現在、1エポック(約6.4分)あたり56バリデーターの有効化に制限しており、1日あたり約5万7,600ETHが新たにステーキングに参加できる計算になる。

モルガン・スタンレーはこれを基に、新規ステーキングには報酬受け取りまで約63日の待機期間が生じる可能性があると試算している。また、バリデーターがプロトコル規則に違反した場合、ステーキング中のETHの一部が自動的に没収される「スラッシング」リスクも明示された。

ソラナの申請書でも同様の報酬配分モデルが採用されているが、イーサリアムとは異なり1日あたりのステーキング上限数は規定されていない。

またSOLの場合、委任バリデーターを通じた間接ステーキング方式を採用し、カストディアンは委任されたSOLの秘密鍵を管理しない構造としている。

なお、モルガン・スタンレーは今年3月に現物ビットコインETFを運用開始するなど、デジタル資産分野の商品ラインナップを順次拡充している。

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