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S&Pとパンテラ、ファンダ重視の仮想通貨指数をローンチ ETHやBNBなど18銘柄で構成

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 実利用や収益性を重視したインデックス
  • S&P500などのベンチマークと同じ基準を適用

仮想通貨指数をローンチ

S&Pグローバルは21日、インデックス(指数)プロバイダーのS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズと暗号資産(仮想通貨)投資企業パンテラキャピタルが、デジタル資産の新たなインデックスをローンチしたと発表した。

インデックスの名称は「S&P・パンテラ・デジタル資産インデックス」で、より規律正しく計画的な方法で投資資金をデジタル資産に配分したい機関投資家向けのベンチマークとして機能させることを提供の目的にしている。

具体的な特徴としては、価格の勢いや、ミームコインやビットコイン(BTC)などの人気のある銘柄に特化するのではなく、トークンや企業のサービスが実利用されていたり、実際に収入を生み出していたりするかを基準にして、インデックスを作成していると説明した。

ミームコインとは

インターネット上で話題になることで人気を集める仮想通貨。明確な実用性を持たないものが多い。

このインデックスは、強いファンダメンタルズ(基礎的な要因)を持つデジタル資産を構成銘柄に含め、投機やトレンドという要素を持つかよりも、実際に使われて経済的価値を持っているかを重要視している。

また、ブロックチェーン・デジタル資産領域への投資をより規律正しく透明性の高い方法で評価できるようにすることに加えて、新しい投資商品が参照するインデックスとして利用できたり、デジタル資産を積極的に採用するアセットマネージャーが活用したりできるようにもしてあると述べた。

インデックスの構成銘柄数は18。公式の解説書では、以下の上位5位の銘柄のみ構成銘柄として紹介している。

  • イーサリアム(ETH)
  • BNB
  • ソラナ(SOL)
  • トロン(TRX)
  • ハイパーリキッド(HYPE)

S&Pグローバルは、今回のローンチはデジタル資産の新たな段階を表していると説明。その段階とは、市場が成熟してきていること、ブロックチェーンのユースケースがより広範な価値を証明するようになってきていること、大きな市場で規制が明確化してきていること、機関の関与が容易になってきていることだとした。

S&P500と同じ基準を適用

発表でS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズのキャシー・クレイCEOは、以下のようにコメントしている。

パンテラキャピタルと協業し、アルテミスのデータを活用して、我々はS&P500(株価指数)のような信頼性のあるベンチマークと同じ基準を今回のインデックスに適用する。

そして、現在非常に速く動く資産クラスの1つにおいて、投資家がファンダメンタルズに特化することを支援していく。

また、パンテラキャピタルの創設者であるダン・モアヘッド氏のコメントは以下の通り。

世界の投資家にとって、仮想通貨における最も大きな摩擦は変わっていない。摩擦を解決するポイントは、資金の配分方法を知ることにある。

我々は、今がデジタル資産にとって非常に重要な時だと考えている。今回の協業で当社は、どのデジタル資産やインフラが本当に重要なのかを特定できるようにインデックスを開発した。

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