- ヘイズ氏、AI向け新トークンFLOP構想を発表
- プレセールなし、テスト参加者に供給量の一部配布へ
AIエージェント向け新トークン構想
仮想通貨デリバティブ取引所BitMEXの共同創業者で、現在は資産運用会社メイルストローム(Maelstrom)の最高投資責任者(CIO)を務めるアーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏は20日、自身のブログで新プロジェクト「Flopネットワーク」の構想を発表した。
同構想は、AIエージェントが計算資源(FLOPs)を直接売買できる分散型ネットワークを目指すもの。ネイティブトークン「FLOP」を発行し、マイニング参加者が有用な推論の証明(PoUI)を提供することで報酬を得る仕組みを想定している。
FLOPsとは、コンピューターが1秒間に処理できる浮動小数点演算の回数を示す指標。AIモデルの計算能力を測る基準として用いられ、Flopネットワークではこれを直接取引する市場の構築を目指すとしている。
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配布方針とエアドロップ計画
ヘイズ氏は同構想を自己資金で運営し、事前販売(プレセール)は実施しない方針を示した。ヘイズ氏は、従来型のプロジェクトが大規模な事前販売によって供給過剰を生み、コミュニティが二次市場で購入する頃には下落が続く構造になっていると指摘した。配布方法としては、テストネット参加者を対象に大規模なエアドロップを計画し、10年をかけてトークン供給量の約20%を配布するとしている。
ヘイズ氏はネットワークの価値評価の枠組みとしてリードの法則(Reed’s law)を挙げた。参加者同士が自由に部分集団を形成できるネットワークの価値は、参加者数に対して指数関数的に増加するとの理論で、同氏はこれに基づけばFlopネットワークの潜在価値がビットコインを大きく上回る可能性があるとの見方を示した。
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