この記事のポイント
- 中国、中央基幹網の建設と地域ハブ接続を推進
- 中国、ブロックチェーン推進でも仮想通貨禁止は維持
2030年の整備目標
中国共産党の中央サイバー安全・情報化委員会は23日、国家ブロックチェーンネットワークを2030年までに基本的に完成させる目標を盛り込んだ「国家情報化第15次5カ年計画」を公表した。
同計画は、国家ブロックチェーンネットワークの建設を「価値インターネット」の基盤固めに位置づけた。2030年までの目標には、次世代通信網の全面完成や、第6世代移動通信(6G)の商用化を適時始めることも並ぶ。
このうち国家ブロックチェーンネットワークの建設工程では、中央の基幹ネットワークの早期完成と、地域ハブの接続運用の推進を掲げた。
分散型デジタルIDなどの共通サービスを整え、航運・貨物運送を巡る貿易のデジタル化を広げながら、行政や税務で応用場面を掘り起こす方針だという。
これまでの施策
これまでの施策を振り返ると、習近平国家主席は2019年10月、共産党政治局の学習会でブロックチェーンの技術開発を加速するよう呼びかけた。翌2020年4月には、国家情報センターが主導するブロックチェーン基盤「BSN」が始動した。
また、続く2021年3月には、第14次5カ年計画にブロックチェーンが盛り込まれた。一方、人民銀行などは同年9月に仮想通貨の取引とマイニングを新たに禁止し、2025年11月にも取り締まりを強化する方針を示している。



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