- マーケットアナリストは依然として強気予想
- 数ヶ月前のピーク時から大幅下落、下降トレンドの真っ只中にあるビットコイン(BTC)ですが、マーケットアナリストは、暴落の後に高値更新を続けてきた”BTCチャート”の歴史が証明しているように、このような「弱気相場」が今後も続くことは考えにくいと指摘しています。
マーケットアナリストは語る
仮想通貨市場のトレンドは、ビットコインの価格の上昇を示唆しています。
ビットコインの価格は低迷中で、7,000ドル(約73万円)台を推移。世界中の投資家が、世界最大の仮想通貨(BTC)がどのような動きを見せるかを注視しています。
現在の仮想通貨市場が、全体的に弱気傾向であることに異論の余地はないでしょう。
昨年12月の半ば、ビットコインは一時20,000ドル(約210万円)という高値に達しましたが、それが続くことはありませんでした。
悪材料も重なり、一時6,000ドル台まで下落、実に10,000ドル以上も価格を落とすなど、激しい値動きを見せています。
ただし、過去のビットコインチャートが証明しているように、このような”弱気相場”がこのまま続くことは考えにくいと思われます。
過去にも、中国での全面規制や「Mt.Gox」事件などで一時的な暴落の度に、ビットコインの価格は新高値を超えるようにして復調を遂げてきました。
デジタルマーケットプレイスと仮想通貨ウォレットを内蔵するインターナショナルコミュニケーションアプリや、独自通貨「NYNJAコイン」を発表した「NYNJA」のチーフストラテジーオフィサー「Marshall Taplits」氏のように、この問題に対し、明確に答えている専門家もいます。
彼は、Forbe氏のインタビューに対して、以下のように答えました。
「仮想通貨の価格を推測することは、容易ではありません。」
「ただ、BTCのトレンドは明確であり、これまでも、ゼロの状態から20,000ドルまでその価値を上昇させてきた経緯があります。」
「BTCの価格が大きく動くたび、メディア側は誤った解釈の報道を繰り広げてきました。」
「しかしながら、初期からBTCに投資をしている人たちは、30,000ドル(315万円)以上の価値があるものだと理解しています。」
LocalCoinSwapのチーフオペレーティングオフィサーである「Daniel Worsley」氏も、このような強気姿勢に同調しています。
「BTCほど、あらゆるブロックチェーンのテストを重ねてきたネットワークは存在しません。」
「その価値を貶めようとする”強力な敵対者”の攻撃に対しても、生き延び続けてきたことを意味します。」
「今年BTCが、以前記録した20,000ドルを超えたとしても全く不思議ではないのです。」
ビットコインの移ろいやすさは変わらず
もちろん、すべての専門家や投資家が、ビットコインに対して強気予想しているわけではありません。
例えば、ニューヨーク市立Bruch大学の金融部門の教授である「Christos Giannikos」氏は、ビットコインがスタンダードな存在になるためには、まだ多くの障壁が残っていると考えています。
彼は、Forbesの取材にこう説明しています。
同様に、OTE & COSMOTEのデジタルパートナーシップ、プロダクトパートナーシップセクションのマネージャーである「Dimitris Ioannides」氏のように、ビットコインの道筋を、まるで名作映画「ロッキー」の流れのように捉える専門家もいます。
「BTCがどのような結末になるかは誰にもわかりませんが、過去最大級の戦いに直面するであろうと予想できます。」
「各国の規制当局および政府、中央銀行は、ここにきて明確な期限を設けた上で、新たなルール制定に動き出しています。」
「ただ、一つだけハッキリしていることがあります。ビットコインの移ろいやすさは、今後も続くだろうということです。」
‘THE TREND FOR BITCOIN IS CLEAR – UP,’ SAYS MARKET ANALYST
APRIL 10, 2018 by ADAM JAMES
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