- ステラとヴァージが上場
- 世界最大の仮想通貨取引所の一つであるBitfinexはStellar(XLM)とVerge(XVG)が上場することを発表しました。
さらに2つのコインを追加し、フィアットペアの数を増やす
現時点でBitfinexは56の仮想通貨を取り扱っており、これら全ての仮想通貨は 米国ドルとビットコインとの交換が可能です。
先月、11億ドル以上の合計時価総額になる12の新しいイーサリアムトークンの取引が紹介されました。
時価総額はステラが80億ドル、Vergeが11億ドルとなっています。
Bitfinexでの24時間の取引の出来高は1兆ドルにもおよび世界で6番目です。
ステラの金融商品を生み出していくネットワークはオープンソースになっています。
これは分散型方式を使用することで、銀行間や個人間の国境を超えての取引を迅速に行えるようにすることを目的としています。
共同創設者のJed McCaleb氏は元々Rippleの創設者の一人でもあります。
しかし、リップルが十分に分散型を取り入れられなかったことをよそに新しい仮想通貨を始めることを決定しました。
ステラはリップルから分岐したもので、そのコードが書き換えられたものです。
ヴァージはビットコインから分岐したもので日常の支払い用となっています。
ヴァージは2014年の発行当初の名前はDogeCoinDarkでした。
オープン元帳とプライベート元帳を切り替えることを可能にするシステム、レイスプロトコルによってプライバシーコインを売り出しています。
レイスプロトコルを使用すると、ブロックエクスプローラーを通しての取引データの取得は不可能になります。
4月17日、ヴァージはPornhubなどのアダルトサイトを運営するMindgeek氏とパートナーシップを組んだことを発表しました。
この発表の2週間前に、彼らは、ヴァージと提携を結ぶトークンペイを用いた4日間のクラウドファンドを始めていました。
発表までの間で価格は2.5倍になり、現在0.08ドルに留まっています。
3月29日、Bitfinexは英国ポンドと日本円をフィアットペアに新しく追加しました。
Coinhillsによると、日本円はビットコイン取引の55%を占めるため、日本の市場は非常に重要視されています。
それに対し、英国ポンドは全体の取引の出来高の1%未満となっています。
BitfinexのCEO、Jean-Louis van der Velde氏は次のように述べました。
「英国ポンドと日本円をフィアットペアの仲間に迎え入れることができ、またより仮想通貨にアクセスしやすくすることができて大変嬉しく思います。
これから透明性を上げていき、世界規模の規制を協力的に進めて行きたいです。」
Bitfinexは多面的な考え方でどの仮想通貨を上場するかを決めます。
彼らは、ユーザーの要求、株主の関心、時価総額、トークンデザイン、パラメーターそして彼ら自身の考察を考慮しています。
これらには、コインの裏側のチームや技術面や技術面以外の様々な問題の解決能力を調査することも含まれています。
Bitfinex Announce Support for Stellar (XLM) and Verge (XVG)
May 1, 2018, Tim Copeland
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