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XRPの買い方|おすすめ取引所と購入手順を図解【初心者向け】


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この記事でわかること

XRP(エックスアールピー)は、ビットコイン、イーサリアム、BNBに次ぐ時価総額を誇る暗号資産(仮想通貨)です。

この記事では、XRPの基本的な特徴やメリット・投資リスクを押さえつつ、初心者でも安心して進められる「XRP購入の3ステップ」を詳しく解説します。さらに、知っておくと役立つ運用方法やセキュリティ対策、税金の基礎知識も網羅しています。

目次

XRP(エックスアールピー)とは?

XRPは、高速な国際送金と低コスト取引を実現するために設計された暗号資産です。XRP Ledger(XRPL)という独自のブロックチェーン上で動作し、3〜5秒で取引が完了します。

XRPの主要データ

XRP/円 長期チャート

  • 現在価格:約400円(2.6ドル)
  • 時価総額:約25兆円(市場順位5位
  • 過去最高額:約513円(2025年7月)
  • 循環供給量:約598億XRP(最大供給量:1000億XRP)
  • セキュリティ:コンセンサス方式(RPCA)によるノード合意型検証
  • *2025年10月10日時点
    データ元:コインマーケットキャップ

XRPの市場の注目と投資の期待

強み:SEC訴訟終結とETF承認期待
2025年8月、リップル社とSECの4年以上に及ぶ法廷闘争が終結。さらに、複数のXRP現物ETFが申請中で、ブルームバーグ・アナリストは年内承認確率を85%と予測しています。
📖 詳しくは:XRPの将来性と市場動向|SEC訴訟・ETF・価格予想を徹底分析

リスク:規制の不透明性と競合の台頭
グローバルでの規制強化や、ステラ(XLM)などの競合通貨の台頭により、XRPの優位性が今後も維持されるかは不透明です。


おすすめXRP取引所の比較表
                             
取引所名 ポイント 取引方法 最低取引単位 貸コイン つみたて レバレッジ取引
初心者向けUI

XRP取引所手数料無料

アプリDL数累計700万超
販売所
取引所
販売所: 500円相当額
取引所: 1 XRP以上
かつ500円相当額以上
入出金・出庫手数料無料

レバレッジ取引対応

シンプルモードなど充実したツール
販売所
取引所
レバレッジ取引
販売所: 1 XRP
取引所: 1 XRP
豊富な銘柄

狭いスプレッド

高い流動性
販売所
取引所
信用取引
販売所: 0.000001 XRP
取引所: 0.0001 XRP

暗号資産(仮想通貨)XRPの買い方・購入方法

日本円で暗号資産XRPを購入するには、日本国内の暗号資産取引所の口座を開設する必要があります。

ここでは、コインチェックを例にXRPの購入方法を紹介します。

口座開設手順(コインチェックの場合)

コインチェックで仮想通貨を購入するまでの手順は、たった4ステップです。以下の順に沿って進めることで、初心者の方でも簡単にビットコインやイーサリアムの購入が可能です。

口座開設の準備

本人確認をスムーズに進めるため、以下を事前に用意しましょう。

  • 本人確認書類(マイナンバーカード または 運転免許証)
  • NFC対応スマートフォン(かざして確認の場合)
  • メールアドレス、SMSが受信可能な電話番号

ステップ1:アカウント作成

  1. 公式サイトにアクセスして、メールアドレスとパスワードを登録
  2. 認証メールを確認してURLをクリックし、アカウントを有効化

ステップ2:本人確認(eKYC)

以下のいずれかの方法で本人確認を行います:

  • 撮影方式:書類3面+自撮り動画を提出
  • かざして確認:マイナンバーカードをスマホで読み取り

ポイント:スマホ対応かつ最短当日で審査完了するため、迅速に取引を始められます。

KYC(本人確認)は早めに

メールアドレスや基礎情報の登録だけでは、すぐにXRPを売買することはできません。KYC(本人確認)までは最低限済ませておき、できれば開設した口座に「日本円」を入金しておきましょう。

多くの暗号資産(仮想通貨)取引所が「eKYC(電子本人確認)」を導入しており、これを利用すれば、すべての手続きをオンライン上で完結できます。

免許証やパスポートでもeKYCは可能でが、マイナンバーカードの公的個人認証サービスを活用すれば、即時審査が完了するのでおすすめです。

オンラインで安全に本人確認を行う公的個人認証サービスの場合

ステップ3:日本円を入金

  1. 「ウォレット」から「JPY/日本円」を選択
  2. 銀行振込、コンビニ、またはペイジーを選んで入金

ステップ4:仮想通貨の購入(販売所形式)

販売所では、通販サイトやドラッグストアなどの店頭販売のように、仮想通貨交換業者と直接取引を行うため、基本的には「○○を○個買いたい!」というニーズに対応し、成行注文のかたちで売買が成立します。表示されたレートで即座に売買でき、操作方法もシンプルです。購入の流れとしては:

  1. 購入する仮想通貨を選択
  2. 日本円で購入金額を入力
  3. 「日本円で〇〇〇を購入」をタップ

これで希望する仮想通貨を買うことが出来ます。

購入レートはコインチェック側が決定するため、入力した「購入金額」で取得可能な仮想通貨の数量が自動的に算出されます。

※スプレッドが含まれるため、実質の取引価格に注意が必要です。

おすすめ取引所の詳細

初心者でも簡単に使いやすい「Coincheck」
Coincheckは、国内でも屈指の使いやすいアプリを提供する仮想通貨取引所。シンプルなUI/UXと充実したサポート体制で、初心者でも迷わずビットコインの購入が可能。2012年設立、東証プライム上場のマネックスグループの傘下に、経営基盤とセキュリティも強化。
おすすめポイント
アプリDL数累計700万超|国内トップクラスの使いやすさ
初心者向けの直感的なUI/UX|初めての取引もスムーズ
マネックスグループ傘下の信頼性|大手金融グループの安心感
コインチェックの主なスペック
取扱い通貨 ビットコイン、イーサリアム、リップルなど35種類銘柄
取引方法 販売所 取引所
最低取引単位 販売所:500円相当額
取引所: 1 XRP以上かつ500円相当額以上
投資サービス 積み立て 貸仮想通貨 ステーキング NFT IEO
各種手数料 取引所のXRP取引手数料無料
アプリの使い勝手 シンプルで直感的な操作性|スマホ1つで取引完結
金融ノウハウを活かした安心の取引所「SBI VCトレード」
SBI VCトレードは、東証プライム上場のSBIホールディングス傘下の暗号資産取引所。SBI証券やSBI銀行を手掛ける金融グループの知見を活かし、安全性と利便性を兼ね備えた取引環境を提供している。
おすすめポイント
金融グループならではの安心感|SBIホールディングス傘下
入出金&暗号資産の出庫手数料が無料|無駄なコストを抑えられる
少額から気軽に始められる
SBI VCトレードの主なスペック
取扱い通貨 ビットコイン、イーサリアム、ソラナなど36銘柄
取引方法 販売所 取引所 レバレッジ
最低取引単位 販売所: 1 XRP
取引所: 1 XRP
投資サービス 貸暗号資産 積立 ステーキング
各種手数料 入出金・暗号資産の出庫手数料無料。取引所のメイカー取引では「マイナス手数料」を導入。
アプリの使い勝手 シンプルなUIで、初心者でもスムーズに取引可能。
板取引&手数料の安さが魅力の「ビットバンク」
bitbank(ビットバンク)は、2014年から暗号資産事業を運営している実績ある取引所。関東財務局長(暗号資産交換業者)登録番号第00004号ミクシィ社とセレス社の持ち分法適用関連会社、ビットバンク株式会社が運営。
おすすめポイント
全銘柄「取引所形式」で売買OK|スプレッドを気にせず取引可能
国内屈指の現物取引量|出来高が多く注文が通りやすい
セキュリティ評価No.1|ハッキング被害ゼロの実績
ビットバンクの主なスペック
取扱い通貨 ビットコイン、イーサリアム、リップルなど44銘柄
取引方法 販売所 取引所
最低取引単位 販売所: 0.000001 XRP
取引所: 0.0001 XRP
投資サービス 信用取引 貸暗号資産
各種手数料 取引所のメイカー取引で「マイナス手数料」を採用。
アプリの使い勝手 本格的なトレード機能を備えつつ、シンプルな操作性。

エックスアールピー投資の必須知識

取引所で口座を開設して売買を行う際に、初心者が知っておくべきことを解説します。

取引所と販売所の違い

仮想通貨の取引には「販売所」と「取引所」の2つがあります。

販売所では、業者から直接仮想通貨を購入するため手続きが簡単ですが、スプレッド(売値と買値の差)が大きい傾向があります。急な価格変動時にはさらに広がることがあるため、頻繁な売買をすると手数料負担が増える点に注意が必要です。

取引所では、自分で売買注文の価格と数量を設定できるため、有利なレートで取引できる可能性がありますが、操作がやや複雑です。

初心者はまず、長期保有や積立を目的とするなら販売所を利用し、慣れてきたら頻繁な売買やトレードに挑戦するときに取引所を検討するとスムーズです。取引所では指値注文や成行注文を活用することで、取引コストを抑えられます。

エックスアールピー(XRP)投資の税金

仮想通貨取引で生じた利益は原則「雑所得」として取り扱われます。日本円との売買で得た利益だけではなく、仮想通貨同士を交換したときに生じた利益やレンディングなどで得た報酬も課税対象となります。

雑所得に分類される仮想通貨取引での所得は、給与所得などの他の所得と合算した金額に対して税率がかけられます。税率は、所得が多いほど高くなる「累進課税」が適用され、下表の通り5%~45%の7段階に分かれています。住民税も合わせると最大で約55%の税率が課されます。

出典:国税庁

仮想通貨の損益計算に関して、届け出を出さない限り取得価額は「総平均法」で計算することになります。「総平均法」は簡単に説明すると、年度末に購入した価格をすべて足して購入数量で割り、そこから算出された平均価格と売却価格との差額を損益にする方法になります。

「ガチホ」のようにXRPを長期間保有している場合、年度ごとに平均取得額を出しておかなければ、いざ売却して大きな利益を得たときに正しい損益額を出すことが難しくなるため、注意が必要です。

届け出を出せば、取引ごとに暗号資産の平均単価を算出する「移動平均法」での計算が認められます。総平均法・移動平均法のどちらを利用しても、最終的な損益額は同じに収束しますが、年度ごとの損益額は変わるうえ、一度使用した計算方法は原則3年間変えることができません。

関連確定申告に向けた仮想通貨の税金対策 注意点まとめ

XRP(リップル)に関するよくある質問

Q1. 「XRP」と「Ripple(リップル社)」は同じものですか?

A. 違います。XRPはXRP Ledger上で使われる暗号資産(仮想通貨)であり、Ripple社は米国のフィンテック企業です。Ripple社はXRPを利用した送金サービス(ODL)などを展開していますが、XRPそのものを発行しているわけではありません。

Q2. XRPはどこで購入できますか?

A. 日本では、コインチェックSBI VCトレードbitbankなどの金融庁登録済みの暗号資産交換業者で購入可能です。国内取引所を利用することで、安全に日本円からXRPを購入できます。

Q3. XRPを送金する際のメリットは?

A. XRPは送金処理が数秒で完了し、手数料が非常に安いのが特徴です。特に国際送金では、従来の銀行送金よりも大幅にコスト削減・時間短縮が可能です。

Q4. XRPの歴史や背景を簡単に教えてください。

A. XRP Ledgerは2012年にリリースされ、Ripple社の創業者らによって開発されました。その後、クロスボーダー決済や流動性供給のユースケースが広がり、2020年にはXRPL Foundationが設立されるなど、オープンソースのエコシステムとして成長を続けています。

Q5. Ripple社のサービスでXRPはどのように使われていますか?

A. Ripple社が展開する「ODL(On-Demand Liquidity)」という国際送金サービスでXRPが利用されています。送金元の法定通貨を一度XRPに交換し、相手国で再び法定通貨に戻す仕組みにより、速く低コストで資金移動が可能です。

Q6. XRPに投資する際の注意点は?

A. 暗号資産は価格変動が大きいため、投資額は余裕資金の範囲で検討しましょう。また、税制面では暗号資産の売却益や交換益は雑所得に分類されるため、確定申告が必要になる場合があります。

Q7. XRPの今後の将来性は?

A. Ripple社はCBDCプラットフォームやRLUSDステーブルコインの発行など、新しい金融インフラの開発に取り組んでいます。これらの事業が拡大するにつれて、XRPの利用機会や需要が増える可能性がありますが、規制動向や市場環境によって左右される点にも注意が必要です。

記事の監修者

藤村 大生
暗号資産の損益計算ツール「Gtax」等を提供する株式会社Aerial partnersのビジネス開発部長であり、公認会計士・税理士資格を所持。監査法人でデューデリジェンス、原価計算導入コンサルなどの業務を中心に従事。 また、証券会社の監査チームの主査として、分別管理に関する検証業務も行う。暗号資産事業者に対する経理支援を行っており、暗号資産会計・税務の知見に明るい。Aerial Partnersでの公式ブログでもさまざまな暗号資産に関する税金・確定申告の情報を発信している。

監修記事:
・仮想通貨(暗号資産)の税金とは?計算方法から確定申告の流れまでを税理士がわかりやすく解説!【2024年最新】
・仮想通貨(暗号資産)取引で損益とみなされるのはいつ?課税対象となるタイミング8選
・ 仮想通貨の確定申告で利用される「移動平均法」「総平均法」の違いとは?

監修:株式会社Aerial Partners
仮想通貨の損益計算ツール「Gtax」をはじめ、Web3事業者向け経理サポートツール「Aerial Web3 Accounting(AWA)」や金融事業者向け会計・データ管理ソリューション「Aerial Data Management(ADM)」など、デジタルアセット時代におけるデータ管理インフラを提供する企業。「Gtax」は個人向け・法人向けの両方で提供されており、確定申告における申告額算出のほか、日々の損益を把握するのにも活用できるツールとなっている。
・公式ホームページ
・Gtax公式ブログ

    企業詳細

  • 企業名: 株式会社Aerial Partners
  • 設立: 2016年12月27日
  • 資本金: 234百万円
  • 本社所在地: 東京都港区六本木五丁目2番1号 ほうらいやビル4F
  • 代表者名: 沼澤 健人
  • グループ会社: Aerial法律事務所/Atlas Accounting/税理士法人堀口会計

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