はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

記録更新続けるバイナンス先物取引出来高 、ローンチ一月でBTC現物取引量越え

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Binance先物取引所の躍進

仮想通貨取引所世界最大手のバイナンスが、先月ローンチしたばかりの先物取引所、「Binance Futures」における取引量が急速に増加している。

最新のバイナンス週間レポートでは、同社の24時間当たりの先物取引の出来高が現物取引を上回ったと公式に発表。 また、10日には、一時間当たりの出来高が16000BTC(約1億3400万ドル≒145億円)に達し、ビットコイン先物取引所で世界4位の座に躍り出た。

バイナンスの本拠地、マルタで今月初めに開催されたブロックチェーン・カンフェレンス、「DELTA Summit」において、バイナンス業務執行取締役のErick Zhang氏は、先物市場は大きく成長しており、既にバイナンスの中で大変重要な地位を占めていると指摘した。

Zhang氏は、機関投資家からの大きな需要が存在することに着目し、先物取引を開始したと述べているが、バイナンスの読みが的確であったことを出来高の順調な推移が示しているようだ。

バイナンス DEX

バイナンスは、ステーキングや融資など、ユーザーが様々な仮想通貨のサービスにアクセスできるようなインフラを構築しており、仮想通貨の「ワンストップショップ」として多くのユーザーを惹きつけているとZhang氏は述べている。

そして、中央集権管理を行うBinanceに加え、分散型取引所の運営にも力を入れているようだ。

バイナンスの分散型取引所「Binance DEX」には、相互運用が可能なトークンが順次追加されており、直近では、XRPとBUSD(米ドルとのステーブルコイン)へのサポートが発表された。

XRPの場合は、バイナンスチェーン (BEP2) で発行されるXRP-BF2とXRPが1:1でペッグされ、バイナンスが発行量と同等のXRPを担保としてロックアップする。XRP-BF2はBinance DEXで取引されるが、XRP-BF2とXRPは双方向で交換が可能。手数料もかからないという。 1千万XRP-BF2が発行済みで、ビットコインにペッグされたトークンBTCBに次ぐ二番目のトークンとなった。

バイナンスCEOのCZ氏は、同様の仕組みを使用することで、今後、他の仮想通貨もバイナンスチェーンへ移行させ、分散型取引所特有の非カストディ型の取引を可能にさせると述べている。

Zhang氏は、一般ユーザーが中央管理型から分散型プラットフォームへ移行するには、大きな負担を強いられるため、現在、分散型プラットフォームを利用しているユーザーは、取引中の秘密鍵の管理を自分自身で維持することを重要視する特定の層に限られると述べた。 しかし、同時に、バイナンスは、仮想通貨の未来は分散型取引所にあると確信していると同氏は言及している。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/19 金曜日
17:38
税制改正大綱で仮想通貨税制が大きく前進、申告分離課税20%と3年間の繰越控除を明記
政府・与党が2026年度税制改正大綱を決定。暗号資産取引に申告分離課税を導入し、税率は株式と同じ一律20%に。3年間の繰越控除制度も創設される。金商法改正を前提とした条件付きで、2028年施行の見通し。昨年の「検討」から具体化が進み、web3業界の発展に向けた重要な一歩として評価されている。
15:33
米国法銀行初、SoFiがステーブルコイン「SoFiUSD」を発行
米ソーファイ・テクノロジーズが完全準備型の米ドルステーブルコイン「ソーファイUSD」を発表した。パブリックブロックチェーン上でステーブルコインを発行する米国法銀行として初の事例となる。
14:15
2025年の仮想通貨盗難被害額5300億円突破、北朝鮮関連グループの犯行目立つ=チェイナリシス
チェイナリシスが2025年の仮想通貨盗難事件についてレポートを発表。総額5300億円規模であり、Bybitハッキングなど北朝鮮関連グループによる犯行が目立っている。
14:13
サークル、インテュイットと提携 USDC で税金還付や企業決済に対応
ステーブルコイン大手サークルが金融テクノロジー企業インテュイットと複数年の戦略的提携を締結。TurboTaxやQuickBooksなどでUSDCを活用した税金還付、送金、決済サービスを展開し、年間15兆円超の取引に対応へ。
12:10
米上院、トランプ氏の仮想通貨推進派2名を承認 CFTC・FDIC新委員長が就任へ
米上院は12月18日、トランプ大統領が指名したマイケル・セリグ氏をCFTC委員長に、トラビス・ヒル氏をFDIC委員長に承認した。両氏は仮想通貨推進派として知られ、デジタル資産に対するより友好的な規制環境の実現が期待されている。
11:28
米仮想通貨市場構造法案、1月に上院審議へ ホワイトハウス当局者が確認
米ホワイトハウスの仮想通貨担当官が、仮想通貨市場構造法案(クラリティ法案)の1月上院審議入りを確認。業界と伝統的金融機関が最終協議を実施、超党派の協力が成立の鍵に。
11:09
「10月の歴史的暴落の後遺症続く」ラウル・パル、仮想通貨の下落圧力は市場操作ではないと分析
グローバルマクロ投資家のラウル・パルが、10月10日に発生した仮想通貨市場の歴史的暴落について詳細を分析。市場操作の指摘は的外れであり、トランプ関税ショックとバイナンスの深刻な技術障害が重なり、数兆円規模の強制決済をもたらした大規模ロスカットに繋がったという。
10:35
SOL保有企業フォワード・インダストリーズ、株式をトークン化
仮想通貨ソラナの財務企業フォワード・インダストリーズは、自社の株式がソラナブロックチェーン上でトークン化されたことを発表。トークン化株式はDeFiで利用できるとした。
10:05
仮想通貨保有企業株、MSCI除外で約2兆円売却圧力 来年1月に判断
MSCIが仮想通貨保有企業を指数から除外する提案を検討。実施されれば39社で最大150億ドル(約2.2兆円)の強制売却が発生する可能性。業界は1,268の署名を集め強く反発。2026年1月15日に最終判断。
10:02
イーサリアム財団、「ステート肥大化」のリスクを指摘 3つの対応策提案
イーサリアム財団が、ネットワークのステート増大が続くことによる中央集権化リスクなどを警告した。この課題に対する3つの対策を提案している。
09:35
NYSEの運営会社ICEが仮想通貨企業ムーンペイに出資交渉、評価額50億ドル目指す
ニューヨーク証券取引所を運営するICEが仮想通貨決済企業ムーンペイへの出資交渉を進めていることがブルームバーグの報道で明らかになった。
08:35
JPモルガン、ステーブルコイン市場の成長予測を維持も1兆ドル規模には否定的
JPモルガンのアナリストがステーブルコイン市場は2028年までに5000億ドルから6000億ドルに達すると予測し、1兆ドル規模の予測を否定的に評価した。成長は仮想通貨市場全体と連動すると見ている。
07:55
トークン化株式xStocks、TON Walletに対応
株式のトークン化プラットフォームxStocksは、TONブロックチェーンのTON Walletに対応したことを発表。ユーザーはテレグラムからトークン化した株式やETFにアクセスできる。
07:44
JPモルガンのJPMコイン、コインベースのベースチェーンに移行
JPモルガン・チェースがデジタル預金トークンJPMコインを独自の内部ブロックチェーンからコインベースの「ベース」に移行した。機関投資家の需要に応え、24時間365日のほぼ即時決済を可能にする。
06:40
ビボパワー、韓国ファンドに4.5億XRP相当のリップル株式を調達へ
ナスダック上場のビボパワーがデジタル資産部門を通じて韓国の資産運用会社リーン・ベンチャーズ向けに3億ドル相当のリップル・ラボ株式を調達する。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧