はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

日本暗号資産市場社、エンジェルラウンドの初資金調達を実施|代表者インタビュー

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

日本暗号資産市場社、初の資金調達

日本暗号資産市場株式会社は13日、村口氏他4名の個人投資家および既存株主1社からエンジェルラウンドの資金調達を実施したことを発表した。

エンジェルラウンドで出資する村口和孝氏は、「ふるさと納税」制度の提唱者とされる伝説的キャピタリストで、かつてディー・エヌ・エー上場などに携わったとされる。他にも、法律やファイナンス等の暗号資産の各分野に詳しい専門家らが参画した。

「全ての鶏・卵問題を解決する」をミッションに掲げる日本暗号資産市場株式会社は、「調達資金によって事業成長につなげるべく、人員強化や、古物商としての営業、古物市場開催の準備を加速する」「日本暗号資産市場株式会社は様々なモノをプロの古物商が法定通貨と暗号資産の多通貨オークションにより競ることで、モノと暗号資産両方の価格決定と流動性向上に貢献できるよう尽力する」としている。

日本暗号資産市場株式会社は暗号資産とモノの取引市場を作ることで、スタートアップが社会課題を解決することを手伝い、結果的に全ての鶏・卵問題を解決することを目指しています。

古物商や古物市場で自由に物の売買代金決済に使って差支えないことが2019年9月に警察庁の行政文書により明らかになっている。

インタビュー

コインポストでは、暗号資産古物商協会監事で日本暗号資産市場株式会社の岡部典孝代表取締役にインタビューを実施した。

今年2月に獲得した東京都公安委員会の「古物商許可」で変化すること
岡部典孝氏

1. 一般の方からの古物の買取ができるようになり、買取代金を暗号資産で支払うことができるようになります。

2. 古物市場での仕入及び販売ができるようになり、古物市場で仕入れたものを暗号資産で販売できるようになります。

単月黒字化に言及されていましたが、主にどのような形で収益を見込んでいるのでしょうか
岡部典孝氏

弊社は、古物市場主として、法定通貨と各種暗号資産の両方で古物が売買できるマーケットの開場を目指しております。

現在は、古物市場等で法定通貨で仕入れたものを古物商として地道に法定通貨で販売し、収益をあげながら日々目利きや競りを学んでおります。

法定通貨での古物商で得られた収益を暗号資産古物商業界全体の発展の為に投資し、新しい産業を創造してまいります。

この度、古物商を取得したことで少しずつ暗号資産での買取や販売の依頼を頂けるようになりました。

これから徐々に暗号資産での売買を増やしていきたいと考えております。

岡部氏は以前、「暗号資産古物商協会」設立前の2019年9月、今後「暗号資産取り扱い古物市場」が健全に発展することにより、暗号資産のプロ同士で、物を暗号資産で競っていくというマーケットの拡大も見込まれると言及。

「未上場暗号資産は、仮想通貨交換業者が取引できない為、古物商がプロとしてリスクを取ることで初期流動性をつけることになる。」との見方を示している。

昨年12月には、様々な暗号資産で直接モノが売買可能な新しいeコマースの形として、フリマや商品の代理購入マッチングサービスを提供する「和らしべ」が誕生し、反響を呼んでいた。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/02 水曜日
18:40
BITPOINT、カルダノ(ADA)保有者向けNIGHTエアドロップを検討開始 
ビットポイントジャパンがMidnight財団と国内初連携。カルダノ(ADA)保有者やステーキング参加者に「NIGHT」トークンのエアドロップ参加機会を提供。2025年7月開始予定の「Glacier Drop」メカニズムの詳細と参加条件を解説。
13:45
トランプ大統領、イーロン・マスクに対する批判を再び展開、 『大きく美しい法案』巡る対立が再燃
「大きく美しい法案」をめぐり、トランプ大統領とイーロン・マスク氏の対立が再燃している。マスク氏の痛烈な法案批判に対し、トランプ氏は、マスク氏が率いる企業の政府補助金受給について政府効率化局(DOGE)で調査すべきと発言し、かつて盟友だった両氏の関係は緊迫感を増している。
13:20
アリゾナ州知事、押収仮想通貨の準備基金法案『HB2324』を拒否権行使
アリゾナのホブズ知事が犯罪捜査で押収した仮想通貨管理法案を拒否。地方自治体の協力阻害を懸念と声明。
11:45
パクソス、ステーブルコインUSDGを欧州全域でローンチ サークルとの競争激化
パクソスが米ドル建てステーブルコインUSDGをEU全域で発行開始した。MiCA規制に準拠している。合計30か国に展開しており、ステーブルコイン時価総額ランキングでは15位だ。
11:10
ナスダック上場DeFi Development Corp、1億ドル転換社債発行 ソラナ蓄積戦略を拡大
米初のソラナ準備金戦略企業DeFi Development Corpが1億ドル転換社債の私募発行を発表。調達資金でSOL購入継続、バリデータ運営による複利成長を目指す。
10:50
上場企業のビットコイン購入量24万BTC超えも、価格には反映されず その理由は?
2025年上半期に世界の上場企業が仮想通貨ビットコインを24万5510BTC購入しETF保有数の2倍超。前年同期比約5倍増でマイクロストラテジー戦略が拡散、企業準備金としての位置づけが確立された。
10:30
米SEC、仮想通貨ETFの上場基準を策定か 審査迅速化に期待
米証券取引委員会が、ビットコインなど仮想通貨ETF向けの汎用上場基準策定を検討していると伝えられる。19b-4様式省略により審査迅速化が期待される。
10:20
ETH1万ドル到達は『義務』と表明、イーサリアムに新組織誕生
仮想通貨イーサリアムに、イーサリアムコミュニティ財団という新たな組織が誕生。公式サイトで、イーサリアムの価格に特化した組織であると説明している。
07:55
NYSE上場DDCが760億円調達完了、ビットコイン準備金戦略を本格始動
アジア食品ブランド運営のDDC EnterpriseがNYSE上場企業として最大規模の仮想通貨専用資金調達を実施。Anson Fundsらから総額5億2800万ドルでビットコイン準備金構築へ。
07:25
XRP戦略推進へ、ナスダック上場のWebusが1億ドル調達合意
ナスダック上場のWebusがリップル・ストラテジー・ホールディングスと1億ドルの資金調達契約を締結。仮想通貨XRPを活用した事業戦略推進により株価が日中130%上昇も最終的には8%反落。
07:15
「ビットコインが25年に20万ドルへ到達するとの予測は維持」Bitwise
仮想通貨運用企業Bitwiseは、2025年の10の予測に対する中間評価を公開。ビットコインが20万ドルに到達するとの予測は維持することなどを記載した。
06:50
ストラテジーのビットコイン循環戦略、NAV超プレミアムを正当化か=TD Cowen分析
ストラテジーの株価は純資産価値(NAV)を大きく上回って推移。継続的な株式発行が1株あたりのBTC保有を押し上げる構造が、投資家の注目を集めている。アナリストはその持続性とリスクに着目している。
06:12
ビットコイン利確が加速 第3四半期は過去最弱の季節性=アナリスト分析
仮想通貨ビットコインの利確が進む一方、市場は方向感に欠ける展開。第3四半期は過去最弱の季節性もあり、アナリストは地政学リスクや米金融政策の不透明感に警戒を示している。
05:50
トランプ大統領の「大きく美しい法案」上院可決も、仮想通貨少額免税案は見送り
トランプ政権が推進する大型予算法案に、仮想通貨の少額免税や報酬課税見直しの修正案は含まれず。ルミス上院議員は今後の再提出を示唆し、業界団体もロビー活動を継続する構え。
05:37
米SEC、ビットコインやXRPに投資するグレースケールの仮想通貨ファンドETF化を承認
米証券取引委員会(SEC)は、グレースケールのバスケット型ファンドのETF転換を加速承認。構成資産の約8割をビットコインが占めており、今後の仮想通貨ETF全体に追い風となる可能性も。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧