はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米CNBC経済番組がビットコインに再注目 「最高値更新は可能」と有識者が発言

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

久しぶりの価格予想

仮想通貨・ビットコインの上昇トレンドを受け、米CNBCの経済番組「FastMoney」も再びビットコイン市場を番組のトピックとして採用。番組ではビットコインの今後の強気予想が展開された。コメントを行ったのはベテラン投資家と知られるBrian Kelly氏だ。

米国時間28日の番組内で、2021年に5万ドルという史上最高値と更新することができると発言。当時、ビットコインは1万ドルを超えており、今年の最高値を更新したところだった。

Kellyの根拠は、ビットコインの希少性にある。「ビットコインはストック・トゥ・フローでゴールド(金)より優れている」として、5月の半減期に供給量が減少した影響が強気相場に徐々に市場に影響してきていると指摘した。半減期後にはマイナーの影響度が市場に及ぼす影響が不透明であったことから、警戒感も高まったが、中長期では市場への供給量が半減する半減期がターニングポイントになるとの見解は、有識者も含め多く論じていた背景がある。

歴史的にみても半減期のあとは上昇トレンドに転じていた。今回も例外はないはずだ。

2016年半減期後の強気サイクルから推算すると、今年中には過去最高値の2万ドルに到達し、2021年Q2(4月〜6月)には5万ドルまで上昇することすらできる。

上昇率で見れば、ゴールドよりも2〜5倍も可能だと考えている。(時価総額に差があることも理由の一つか)

Brian Kelly(番組内)

Kellyは2013年よりビットコイン投資を始め、これまで複数の予想を行なっていたが、2018年〜2020年の下落トレンド以降は価格予想を控えていた人物。著名番組で再び登場したことも影響して、海外コミュニティでは話題のタネとなっている。

一方、同じく番組に出演したGuy Adamiはゴールドへの投資を推奨した。「ゴールドとシルバーのマイニング企業が大規模で動き出したことが1つのポイントだ」と発言し、これまでも今後もゴールド一択だ、とする見解を示した。ゴールド市場は28日、先物が1オンス当たり初めて2000ドルに達するなど、最高値を更新していた。

Keiserも強気予想

ビットコインに対して強気なのはKellyだけではない。著名ビットコイン投資家のMax Keiserが現在のビットコインについて、利益確定(手仕舞い)を伴うプルバック(下落)が起こる前に過去最高値を上回る28000ドル(約300万円)に到達する可能性が十分あると指摘。また、プルバック後には米ドル建6桁(1000万円)に達するとの大胆な予測も行なった。

さらに、大手金融コンサルタント企業deVere GroupのCEO Nigel Greenが、ビットコインの価格向上はゴールドのような実績のある安全資産に置き換わる力を持つと見ている。「ゴールドはこれまで究極な安全資産として使われていたが、ビットコインは希少性の上に、非中央集権というテクノロジーを特徴とするため、長期的にゴールドの地位を奪う可能性が考えられる」、と観点を述べた。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/27 土曜日
14:00
ジーキャッシュのシールドプール供給シェアが23%で安定、プライバシー採用が定着
仮想通貨ジーキャッシュのシールドプール供給の市場シェアが2025年初頭の約8%から23%前後で安定している。プライバシー採用指標は依然として安定しておりプライバシー保護取引への持続的な関心を示している。
13:25
金融庁、仮想通貨ETFの導入に向けた税制改正──暗号資産取引の課税見直しと新たな可能性
金融庁が2026年度税制改正の資料を公開した。暗号資産取引を総合課税55%から申告分離課税20%へ変更することに加えて、ETF解禁や繰越控除などについても挙げられた。
11:10
KLab、ビットコインとゴールドを購入開始 「岐路に立つBTC」と分析
東証プライム上場のKLabが25日にビットコインとゴールドの購入を開始。AIを活用した市場分析レポートの不定期発刊も開始した。
10:05
ミームコイン市場は2025年に60%下落、「TRUMP」発行から始まった一年を振り返る
ミームコイン市場は2025年に60%下落した。トランプ氏による独自仮想通貨「TRUMP」発行や、ドージコインETF誕生など変化の激しかった一年を解説する。
09:10
イーサリアム、2026年の主要アップグレードで並列処理とプライバシー機能強化へ
仮想通貨イーサリアムが2026年に2つの大型アップグレードを計画している。Glamsterdamは並列処理とガスリミット拡大で性能向上を、Hegotaはプライバシー保護と検閲耐性の強化を目指す。
07:45
BNBチェーン、Fermiハードフォークを1月14日実施へ 
BNBチェーンが2026年1月14日にFermiハードフォークを実施する。ブロック間隔を750ミリ秒から450ミリ秒に短縮し、時間依存型アプリケーションへの対応を強化する予定だ。
07:00
プーチン大統領「米政府はザポリージャ原発でのマイニングに関心」
プーチン大統領は、ウクライナにあるザポリージャ原子力発電所で仮想通貨のマイニングを行うことに米政府が関心を持っていると述べたことがわかった。今後の和平交渉に注目が集まる。
06:35
米政府、1月末に再び閉鎖の可能性浮上 仮想通貨市場構造法案の審議に影響も
米政府が1月末に再び閉鎖される可能性が浮上した。再び発生すれば1月に審議入りが予定されている最重要な仮想通貨市場構造法案の議決がさらに延期されてしまう。
06:05
アーサー・ヘイズ氏がDeFiトークン買い増し、3億円以上のLDOとPENDLE
著名投資家アーサー・ヘイズ氏が185万ドルのLDOトークンと97.3万ドル相当PENDLEトークンを追加購入した。イーサリアムを売却して割安なDeFiトークンへの買い増しを加速。
05:50
バイナンス傘下トラストウォレットの10億円不正流出、CZ氏が全額補償を表明
バイナンス創設者のCZ氏が同社傘下のトラストウォレットのハッキング被害について10億円以上の全額補償を表明した。ブラウザ拡張機能の脆弱性が原因で、内部関係者の関与が疑われている。
12/26 金曜日
18:02
Aave、ブランド資産移管案を否決 DAOガバナンスの課題浮き彫りに
Aaveのブランド資産移管提案が26日のSnapshot投票で否決。反対55%、棄権41%、賛成わずか3.5%。CoW Swap手数料問題が発端となった所有権紛争は、DeFiガバナンスの構造的課題を浮き彫りに。
18:00
仮想通貨の税制改正大綱、押さえておくべき重要ポイントを専門家が徹底解説|Gtax寄稿
税制改正大綱で、暗号資産(仮想通貨)税制の大幅見直しが示されました。分離課税・3年間の繰越控除が導入される一方、対象となる「特定暗号資産」や取引形態には制限も。現物取引とデリバティブ取引の損益通算、ステーキング報酬の扱い、NFTの課税方式など、今後の制度設計を見据えて準備すべきことを公認会計士・税理士が詳しく解説します。
16:00
リトアニア、仮想通貨ライセンス義務化へ 申請低迷
リトアニア中央銀行が仮想通貨事業者にMiCAライセンス取得を義務化。2025年12月31日以降、無許可運営には罰金や最長4年の禁錮刑。370社以上が登録するも申請はわずか30社で全体の1割未満。同国はEU内でMiCAゲートウェイとしての地位確立を目指す。
15:05
仮想通貨投資への期待高まる、税制改正で約5割が投資拡大を検討=ビットバンク調査
ビットバンクが発表した2025年仮想通貨投資実態調査によると、2026年の市場期待として「税制改正」が34.3%で最多。税制が20%の申告分離課税に変更された場合、約5割が投資拡大意向を示した。知識不足が投資の障壁だが心理的ハードルは低下傾向。
14:01
ユニスワップ重大提案が圧倒的に可決 1億UNIバーンと手数料スイッチ起動へ
ユニスワップのUNIfication提案が賛成票1億2500万票超で可決。国庫から1億UNIをバーンし、プロトコル手数料を起動。取引量増加が供給減少に直結するデフレ型モデルへ転換。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧