CMEビットコイン先物のギャップ情報
CMEビットコイン先物のギャップ情報
ビットコイン価格は、週末に600万円台に乗るなど、週明けにかけて好調な相場が続いた。アルト市場も活況となり、全面高の様相を呈している。
週末の価格を織り込んだCME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物は、1920ドル(20万円)の「窓(ギャップ)」で取引を開始。
- 終値:55530ドル(5,048,523円)
- 始値:57450ドル(5,193,022円)
- 窓(ギャップ):1920ドル
先週末の終値55530ドル(5,048,523円)に対し、始値は57450ドル(5,193,022円)となった。1月よりボラティリティが高い週末が続いており、1000ドル幅でギャップが生じるケースが見られている。
また、CME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)では、2021年2月8日よりイーサリアム先物取引の開始している。
CMEは2017年よりビットコイン先物取引を開始。12月時点では、先物取引の建玉は10億ドルを超えるほど、市場規模を拡大しており、米国機関投資家の影響拡大がイーサリアム市場にも波及するきっかけとして注目されている。
CME:ビットコイン先物
CMEは、米拠点の金融機関など大口がビットコイン(BTC)価格変動へのエクスポージャーを得るために使用するが、他に取り扱いのある金融商品同様、毎週金曜16:00(CST)から日曜17:00(CST)までが休場となるため、24時間365日動くビットコイン(BTC)市場がその間に急騰・急落した場合、CMEのチャート上にギャップが生じる。
CMEのビットコイン先物:米ドル建ての差金決済取引では、1時間内の主要ビットコイン取引所Bitstamp、Coinbase、itBit、Krakenなどの取引データを集計、GMT午後4時に算出したBRR基準で運用。よって、現物市場とは異なる独自の値動きをする事はない。=閉まる時間(大引け)→CMEが開く時間(寄付き)の価格差による影響。
CMEの取引時間:米国中央時間の日曜日から金曜日午後6時から翌午後5時(日本時間午前8:00~翌午前7:00)。CT午後5:00(日本時間で午前7:00)から60分間は取引休止時間。※夏時間は1時間異なる