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マネックスグループが仮想通貨事業の米国進出を検討:海外顧客基盤の強み活かす

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨で海外進出
国内最大手の仮想通貨取引所コインチェックの経営再建を進めるマネックスグループの松本CEOは、5月18日に公開されたブルームバーグのインタビューに対し、仮想通貨の「クリプトアセット部門」における米国進出など、同社の強みとなる”海外の顧客基盤”を活かした海外事業の拡大に意欲を見せました。

仮想通貨事業の米国進出

5月18日、国内最大手のコインチェックを買収した「マネックスグループ」が、仮想通貨事業のアメリカ進出を本格的に検討していることが、ブルームバーグのインタビューで明かされました。

同インタビューでマネックスグループの松本CEOは、アメリカ合衆国内における”仮想通貨の法的枠組み”について、「通貨の送金か、コモディティーか、証券なのか、現時点では定まっていない」ことについて、慎重な調査を進めていることを念頭に置きつつ、海外進出に意欲を見せました。

松本CEOはGWを利用して渡米するなど精力的に活動しており、ニューヨークやボストンに滞在中、機関投資家や様々なブロックチェーン・仮想通貨関係者と会ってきたことが、個人ブログ「松本大のつぶやき」で明かされています。

マネックスは米国に強み

マネックスグループは先の決算説明会にて、アメリカのフロリダ州に本拠を置き、米国内に強固な顧客基盤を有し、米国No.1の評価を受ける世界標準のシステムトレードツールを提供するオンライン証券「TradeStation(トレードステーション証券)」の取引件数と取引口座数が大幅増加で過去最高に推移するなど、米国セグメントの好調ぶりを強調。

決算資料でも、アメリカのEBITDA(営業利益相当額+減価償却費)が、2018年3月期4Q換算で48億円となり、3Qに続き過去最高と好調に推移しており、新設した「クリプトアセット事業」に関して、世界中の金融市場へのアクセスなどでセグメント間のコラボレーションを進めることによる海外展開を示唆していました。

また松本CEOは、外資系金融ゴールドマン・サックス証券が上場する前の「元ゼネラル・パートナー(共同経営者)」としても知られており、米国の金融業に関しても、豊富な人脈とノウハウを持っているとされています。

動き出す、ウォール街の巨人

出典:shutterstock

世界最大の経済大国であるアメリカ合衆国でも、仮想通貨取引に関する金融市場の動きが加速しています。

ニューヨーク・ウォール街に本拠を構える最大手金融機関、「ゴールドマン・サックス」が仮想通貨トレーディングデスクの開設を発表したほか、時価総額世界トップ(約40兆円)の金融機関「JPモルガン・チェース」が、暗号資産戦略部門を創設するとしており、直近数ヶ月で仮想通貨事業への参入を相次いで表明。

さらに、NY証券取引所の親会社「ICE(Intercontinental Exchange)」も、すでに仮想通貨取引プラットフォームの開発に着手しており、大口投資家の仮想通貨取引のほか、「BTCスワップ取引」の導入も検討するなど、急激に”機運”が高まっています。

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