はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

BNBが20%価格上昇、紹介ボーナスの倍増が影響か|相次ぐ取引所トークンの高騰

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Binanceが紹介ボーナス制度の変更:BNBの大きな買い圧力へ
Binanceは、新紹介報酬制度の導入を発表し、500 BNBを保有しているユーザーの報酬を従来の「手数料の20%」から倍増するとしました。紹介報酬の獲得を狙うユーザーがBNBトークンの買いに走り、今回の高騰に繋がったものと思われます。
急騰が相次ぐBNBトークン
5月は、いわゆる取引所系トークンが軒並み高騰しています。Huobiが発行するHTトークンや、OKExが発行するOKBトークンなどは、1ヶ月間の間に3-4倍ほどの価格上昇を遂げています。

紹介ボーナス制度の変更:BNBの大きな買い圧力が

大手取引所のBinanceは5/18、新規アカウントを紹介したユーザーに支払う「紹介報酬」を倍増することを発表しました

Binanceの既存の紹介報酬では、自身のBinanceアカウントと紐づけられたBiance公式URLを経由して他者がBinanceの新規アカウントを作成した場合、その新規ユーザーの取引手数料の20%が報酬として紹介者に配分される仕組みとなっています。

Binanceの取引では、取引額の0.1%、BNBトークンによる手数料割引を利用する場合0.05%が手数料として徴収されるため、紹介報酬としてそれぞれ取引額の0.1×20%=0.02%、BNBトークンの場合0.01%が得られます。

新システムでは、500 BNBを保有しているアカウントにのみ、紹介報酬のマージンを従来の「手数料の20%」から「手数料の40%」へ増額するとしており、5/19からこの新プログラムが開始される予定です。

BNBトークンが急騰した背景には、紹介報酬システムの変更を受け、多くのユーザーが500 BNBを買い集めようと意図したことが、大きな買い圧力に繋がったものと思われます。

この発表を受け、BNBトークンは一時20%ほど価格が高騰しました。

出典:Binance BNB/USDT 時間足チャート

急騰が相次ぐ取引所系トークン

5月は、BinanceのBNBトークンを含めた、いわゆる取引所系トークンの高騰が目立ちました。

中国の大手取引所Huobi Proが発行したHTトークンは、4月中旬からじわじわと価格が上昇し始め、5月上旬にかけて最高値を更新し続け大幅な上昇を遂げています

5/19には最高値5.38ドルの値を記録し、ちょうど1ヶ月前の4/19における価格である1.35ドルからおよそ3倍にまで高騰しています。

出典:Huobi HT/USDT 日足チャート

さらに、OKExが発行するOKBトークンもその例外ではなく、HTトークンと同様5/19に最高値0.00079600BTCの値をつけています。

OKBトークンは1ヶ月間のうちBTC建てで4倍程度価格が上昇しており、仮想通貨市場が全体的に弱気であった5月中、市場に影響されることなく上昇し続けていました。

出典:OKEx OKB/BTC 日足チャート

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/18 火曜日
13:40
エルサルバドル、下落局面で約155億円相当のビットコイン押し目買い 保有高は7474BTC
エルサルバドル政府が市場下落局面で約155億円相当のビットコインを追加購入し、保有高は7474BTCに達した。2025年1月に法定通貨地位を撤廃したものの、ブケレ政権は戦略的準備資産としての蓄積を継続している。
13:25
ヴィタリック、イーサリアムのプライバシー保護ツール「Kohaku」を紹介
仮想通貨イーサリアムのブテリン共同創設者がプライバシー保護ツール「Kohaku」を新たに紹介した。Railgun連携やゼロ知識証明で匿名性を強化する開発ロードマップを解説する。
13:10
CZ氏、6650億円の罰金返還なら米国に再投資と言及
バイナンス創業者CZ氏が米司法省への約6650億円の罰金返還時に米国再投資を表明。トランプ大統領からの恩赦後、民主党議員からの腐敗疑惑批判に対し、感謝と慎重さのバランスを強調した発言として注目される。
11:25
伝説投資家ドラッケンミラー、ブロックチェーン融資企業フィギュアの株式を120億円相当取得
フィギュア株価上昇 米ウォール街の伝説的なヘッジファンドマネージャーであるスタンリー・ドラッケンミラー氏が運営するデュケイン・キャピタルは11月15日、第3四半期の13F報告書…
10:55
ソラナ保有企業フォワード、367億円相当SOLをコインベースへ入金 警戒高まる
仮想通貨ソラナを財務資産として保有するナスダック上場のフォワード・インダストリーズが約367億円相当のSOLをコインベース・プライムに移動させた。売却か社内再編成かは不明だ。
09:50
「ビットコイン下落の背景は米ドル流動性低下」アーサー・ヘイズが年末までの市場予想
アーサー・ヘイズ氏が仮想通貨ビットコイン下落の原因を米ドル流動性縮小と分析した。ETF資金流出の背景や今後の下落および急騰シナリオを解説している。
09:30
自称「IQ276」のキム・ヨンフン、BTCは今後45日間で22万ドルまで上昇すると予想
自称IQ276のキム・ヨンフン氏は、仮想通貨ビットコインの価格は今後45日間で22万ドルに到達すると予想。明確な根拠は示していないが、世界最高のIQ記録保持者として価格を予想すると主張した。
09:20
Cboeが無期限型ビットコイン・イーサリアム先物を12月15日に開始、米国規制下で提供
Cboeが仮想通貨ビットコインとイーサリアムの無期限先物取引を12月15日に開始する。米国規制下でポジションのロールオーバーを不要にする。
08:15
米政権、海外仮想通貨口座の税務報告規則を審査中
米ホワイトハウスが海外仮想通貨口座に関する税務報告規則案の審査を開始した。国際的な仮想通貨資産報告枠組みCARFへの参加を実現し、租税回避を取り締まる狙いだ。
07:45
グレースケールのドージコインETF、11月24日取引開始見通し 新たなソラナETFも上場
グレースケールのドージコインETFが11月24日にも取引開始となる見通しだ。ヴァンエックは17日にソラナETFの提供を開始した。
07:10
仮想通貨投資商品、先週の資金純流出額が2月以降最大規模
仮想通貨投資企業CoinSharesは、ETFなどのデジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは約3,100億円超の純流出だったと報告。今回もビットコインとイーサリアムが流出を主導した。
06:55
ビットコインの25%下落は「浅い調整」と米投資銀行が分析、トム・リーはイーサリアムのスーパーサイクルを予測
投資銀行バーンスタインがビットコインの約25%下落は大幅な下落の始まりではなく短期的な調整だと分析した。ビットコインETFの機関投資家保有率は2024年末の20%から現在28%に上昇。
06:25
95%のビットコインが採掘済み、2140年に完全流通へ
ビットコインのマイニング済みコイン数が1,995万BTCを超え、固定上限2,100万BTCの95%に達した。残りの5%は極めてゆっくりと放出され、2140年頃に最後の端数が採掘される見込みだ。
06:00
ビットコインが今年の上昇分を帳消しに、新規投資家が14.8万BTC損切り 流動性悪化と日本債券ショックも影響か
ビットコインが約7カ月ぶりに9万3,000ドルを下回り、2025年の上昇分をすべて失った。新規投資家が14万8,000BTCを損切りし、流動性逼迫も下落要因となっている。
11/17 月曜日
20:08
暗号資産の金商法移行が本格化、分離課税実現へ最終局面=ブロックチェーン議連
金融庁が暗号資産を金商法に位置づけ、インサイダー取引規制を整備する方向を明示。業界団体は20%申告分離課税を要望。来年の通常国会での法整備を目指す。第31回ブロックチェーン推進議員連盟で議論。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧