シリーズBに参加
デジタル資産基盤のブロックチェーン決済業者Fnality InternationalはシリーズBラウンドの調達を行なっている。
Fnalityの26日のツイートによると、野村ホールディングスが調達ラウンドに参加。「野村の出資は、当社が欧州、米国、日本の資本市場にプレゼンスを拡大するためのものだ」と説明。出資額は公表されていないが、The Blockの報道によると、77億円(5,000万GBP)を調達しようとしているようだ。
We are delighted to welcome @Nomura as a new shareholder, supporting our vision for a regulation-first, real-time, wholesale payments system. Nomura’s investment strengthens our position to expand our presence in capital markets across Europe, the US and Japan. pic.twitter.com/lRRAnPIFRn
— Fnality International (@fnality) September 26, 2022
野村は先週、DeFiやCeFi(集権型金融)、Web3、ブロックチェーンインフラを主要分野とする暗号資産のベンチャーキャピタル・トレーディング事業「Laser Digital」をローンチしたばかりだ。
また、野村以外にもみずほフィナンシャルグループ、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、サンタンデール銀行、BNYメロン、バークレイズ、ING、クレディ・スイスなどを含む大手金融16社の出資コミットメントを獲得したという。
Fnalityは2019年に設立された企業で、米ドル、カナダドル、ユーロ、英ポンド、円をトークン化し、ブロックチェーン上でP2P決済を処理するネットワークを立ち上げることを目的としている。