CoinPostで今最も読まれています

みずほやSBI、Datachainと相互運用性に関する技術連携を開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

クロスチェーン技術に着目

国内ブロックチェーン企業の株式会社Datachainは5日、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社とSBI R3 Japan株式会社と連携してクロスチェーン技術に関する技術連携の開始を発表した。

異なるブロックチェーン間の相互運用性と接続を実現するクロスチェーン技術の理解を深める取り組みからまず開始して、今後具体的なユースケースを検討していく。

企業によるエンタープライズ領域でのブロックチェーン採用に加え、来年に予想されるステーブルコイン規制案の成立、またデジタル証券の発行などの情勢を踏まえ、3社はブロックチェーン技術の加速化を予想。異なるブロックチェーン同士を接続するクロスチェーン技術への理解を深めていく点で合意した。

相互運用性とは

別称「Interoperability」。規格・仕様の異なる複数のシステムやプロジェクト、通貨などが相互に作用し連携できるシステムを指す。異なるブロックチェーン同士を跨ぎ(または接続して)、通貨や情報などの取引を可能にする。

▶️仮想通貨用語集

まずはRelay方式のIBCプロトコルなどの技術連携を行い、長期的には「様々なユースケースにおけるクロスチェーン技術の適用」を検討していく見込みだ。

Datachainは過去にはHyperledger Fabricとイーサリアムブロックチェーンの相互接続を可能にするプロダクト「Hyperledger Labs YUI」を開発した実績を持つ。

IBCとは

「Inter Blockchain Communication」プロトコルの略称。異なるブロックチェーン間のトークンを送信するための通信規格。

▶️仮想通貨用語集

関連:DatachainとNTTデータ、イーサリアム上の通貨とHyperledger上の資産で「DVP決済」検証に成功

Datachainとは

Datachainは東証スタンダード上場企業の株式会社Speeeの子会社。過去にはNTTデータやHyperledger、クレジット大手のJCBなどと連携して相互運用性に関する実証実験を実施した経歴を持つ。

2022年2月にはイーサリアム(ETH)ブロックチェーン上の暗号資産(仮想通貨)とHyperledger Fabric上のデジタル資産を同時交換に成功。かねてよりブロックチェーンの相互運用性に関する研究開発に焦点を置いてきた。

関連:JCBとDatachain、ブロックチェーンの相互接続性に関する共同実験を開始

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/29 月曜日
16:37
GSTの買い方、特徴やSTEPNでの役割を学べる完全ガイド
歩いて稼ぐフィットネスWeb3ゲーム「STEPN」の注目度が再び高まっています。2024年以降に底値から大幅上昇した暗号資産(仮想通貨)GSTの買い方やGMTとの違い、将来性について初心者にもわかりやすく解説しています。
12:54
ブロックチェーンゲーム「Heroes of Mavia」、MAVIAトークンのインフレ抑制へ
Web3ゲーム「Heroes of Mavia」は、イーサリアムベースの独自トークン「MAVIA」のインフレ抑制のため、ロック解除スケジュールを変更した。
12:27
ワールドコイン開発元、OpenAIらとの提携を検討か=報道
仮想通貨ワールドコイン開発企業は、決済大手ペイパルや、アルトマン氏の別事業OpenAIと提携を模索していると伝えられる。
10:00
仮想通貨の「ポイ活」潮流、将来のトークン配布を見越した投資戦略
ポイ活やエアドロップといった、2024年の暗号資産(仮想通貨)市場におけるトレンドを掘り下げる。将来のトークン発行に向けて最大限の報酬を得るため、ソラナやBASEでユーザーの活動量が増加。資本競争が激化している。
04/28 日曜日
11:30
ビットコイン相場は中期的には下降チャネル内での揉み合い続くか|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン半減期を終え1000万円周辺で推移する相場をbitbankのアナリスト長谷川氏が分析。ビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|BTCの半減期完了に高い関心
今週は仮想通貨ビットコインが半減期を迎えたこと、QCP Capitalによる半減期後の相場分析、イーサリアムの証券性などを巡りConsensysが米SECを提訴したことに関する記事が最も関心を集めた。
04/27 土曜日
21:00
OKCoinJapan 5月にオプティミズム(OP)取扱い開始へ
OKCoinJapanが暗号資産(仮想通貨)オプティミズム(OP)の取扱いを開始へ。イーサリアムのレイヤー2ソリューションとして、その技術はCoinbaseが支援するBaseやバイナンスのopBNBの基盤に使用されている。OPのユースケースや今後の展望も言及。
17:20
機関投資家のDeFiリスク管理を強化、Fireblocksの新セキュリティ機能
FireblocksがDeFi製品にdApp ProtectionとTransaction Simulationを追加。リアルタイム脅威検知と安全なトランザクション実現で、機関投資家のオンチェーン活動をサポート。
13:00
BAYCで知られるYuga Labs、事業再編でチームメンバー削減 
Yuga Labsは、事業再編の一環としてチームメンバーの一部を削減した。「より小規模で機敏でクリプト・ネイティブなチーム」にする意向だ。
10:30
米国で仮想通貨発行の推奨事項5ヶ条、a16z明かす
大手ベンチャーキャピタルa16zは、米国で仮想通貨トークンを発行する際の推奨事項を挙げた。特に証券性など米SECをめぐる対処を中心としている。
09:30
ビットコインRunesデビュー1週間、200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安で1ドル158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア