はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Ledger Stax™配送開始 世界初の湾曲E Ink®タッチスクリーン搭載ウォレット

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ipod開発者が設計協力

暗号資産(仮想通貨)ウォレット企業のLedger社は28日、予約注文された顧客に対し、Ledger Stax™の配送開始を発表した。

Ledger Stax™は、世界初の安全なタッチスクリーンと湾曲E Ink®タッチスクリーンを搭載し、Ledger Liveと組み合わせることで、セキュリティやセルフカストディ(自己管理)性能を犠牲にせず、使いやすさを追求している。

出典:Ledger

Ledger Stax™は、iPod®の開発者であるTony Fadell氏との協力により開発された。側面に沿って湾曲したスクリーンで、棚に置かれた本のようにトランザクションの詳細を一目で確認できる。

「Ledger Staxが登場する前の暗号資産とNFTは、iPodが登場する前のMP3にのように、管理が困難だった。 Ledger Staxのエクスペリエンスは、デジタル資産を簡単に管理できるように設計した。」と、iPodのゴッドファーザーかつBuild Collectiveのプリンシパルを務めるTony Fadell氏は述べている。

E Ink®ディスプレイは常時表示が可能で、電源がオフの状態でもお気に入りのアートや写真が表示される。高いエネルギー効率により、1度の充電で数週間から数か月のバッテリー持続を実現する。安全なUSB-CとBluetooth®を使用してパソコンやスマートフォンに接続可能。また、ワイヤレスQi充電にも対応する。

クレジットカードサイズでマグネットが組み込まれており、複数のデバイスを手軽に積み重ねることができる。出典:Ledger

    仕様

  • 寸法:85mm×54mm×6mm(クレジットカード縦横)
  • セキュリティ:CC EAL 6+認定セキュアエレメント
  • 画面タイプ:E Ink®(最大16グレー)、カスタマイズ可能な常時オンのロック画面、静電容量式タッチ
  • 画面解像度:672×400ピクセル
  • 重量:45g
  • 接続性:USB C、Bluetooth® 5.2、NFC
  • 独自のマグネット配列で簡単に積み重ね可能
  • Qiワイヤレス充電対応

Ledger Stax™は、2023年上半期に販売・配送が開始された。当時までの販売価格は39,997円(税込)。現在は、「すぐに再入荷予定」となっている。

2024年夏に新規注文を再開し、通知を希望されたお客様には、先着順で優先アクセスが付与される。詳細は、2024年7月26日にテネシー州ナッシュビルで開催されるBitcoin 2024にて発表予定。

関連:深刻化する仮想通貨の盗難被害を専門家が分析、リスクと対策を解説|KEKKAI共同企画

Ledger Liveとの連携

Ledger Stax™は、主要なオムニチェーンコンパニオンアプリであるLedger Liveとシームレスに接続する。

Ledger Liveは、暗号資産を購入・売却・スワップ・運用できる最も安全な方法であり、Moonpay、Coinbase、PayPal、Lidoなどのグローバルなサードパーティサービスプロバイダーと統合されている。70種類以上のブロックチェーンで1万種類以上のコインとトークンに対応し、約200種類のdAppがLedgerエコシステムに統合されている。

LedgerのCEO兼会長であるPascal Gauthierは、「Ledger Stax™を市場に投入することで、Ledgerがクラス最高の安全なサプライチェーンに裏付けられた革新的な製品を提供できることを証明した。これは10年間の事業を経て、Ledgerにとって新たな始まりであり、アクセスしやすく直感的なセキュリティの新たなスタンダードを確立することにつながった。」と述べている。

Ledgerについて

Ledgerは、2024年に創立10周年を迎える、消費者および企業向けの暗号資産セキュリティ企業。600万台以上のデバイスを200か国、10種類以上の言語、100件以上の金融機関および商業ブランドの消費者に販売し、世界の暗号資産の20%以上を保護している。

Ledgerのセキュア・バイ・デザインの暗号資産ソリューションは、世界で最も国際的に知られる攻撃的セキュリティチーム「Ledger Donjon」によって支えられており、暗号資産の世界を保護するための重要なリソースとして信頼されている。

関連:Ledger、仮想通貨の次世代ハードウォレット「Ledger Stax」公開

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/12 金曜日
16:19
ソラナ公式が「XRP登場」を発表 wXRPが同日ローンチ
ソラナ公式が12日、XRP統合を発表。ヘックス・トラストもwXRPのソラナローンチを同日発表し、1億ドル超のTVLを確保。レイヤーゼロ技術を活用したクロスチェーン機能で、ソラナDeFiでのXRP利用が実現へ。
15:10
Animoca Brands Japan、ビットコイン分散型金融「Solv Protocol」とMOU締結
アニモカジャパンはSolv ProtocolとMOUを締結し、企業のビットコイン保有・運用を支援するDAT領域で協力を拡大。BTCFi活用による財務戦略の高度化を目指す。
14:57
米CFTC、ポリマーケットなど4社にデータ規制で柔軟対応
米CFTCが予測市場運営4社にノーアクションレターを発行し、特定の記録保管要件を免除。業界全体の取引高は2025年1-10月で279億ドル(約4兆2000億円)に達し、急成長が続いている。
13:55
コインベース、予測市場とトークン化株式ローンチ予定=ブルームバーグ
米最大手仮想通貨取引所コインベースが12月17日に予測市場とトークン化株式を発表予定。ジェミニのCFTCライセンス取得やDTCCのトークン化承認など、業界の競争激化と規制進展が加速している。
13:20
テラフォームラボのド・クォン創業者に懲役15年の判決 ステーブルコインUST崩壊背景に
テラフォームラボのド・クォン創業者に米国地裁で懲役15年の判決。2022年のアルゴリズム型ステーブルコインUST崩壊により数兆円の被害をもたらしていた。
13:10
YouTube、クリエイター報酬でペイパルのステーブルコイン支払いに対応
フォーチューン誌によると、ユーチューブが動画プラットフォームのクリエイターに対し、ペイパルのステーブルコインPYUSDでの報酬受け取りを選択できるようにした。現在は米国ユーザーのみに適用される。
11:53
ビットコイン9万ドル割れから反発、売り圧力後退も流入資金は半減
12日の暗号資産市場でビットコイン(BTC)はFOMC後に一時9万ドルを割り込んだが米国時間にかけて反発した。ただアナリストは売り圧力減少による反発と指摘し、ステーブルコイン流入が8月比50%減の760億ドルまで縮小した。新たな流動性回復まで上昇は限定的で、週足9万3000ドル確保が強気継続の条件に。
11:35
コインベース、ソラナ系トークンの直接取引を開始 上場審査不要で即時売買
米仮想通貨取引所大手コインベースが、アプリ内でソラナ系トークンをDEX経由で直接取引できる新機能を発表。従来の上場審査なしで数百万種類のトークンに即座にアクセス可能。1.2億ユーザーに順次展開予定。
11:04
国税庁が調査結果を発表、暗号資産取引の追徴税額46億円に
国税庁が令和6事務年度の調査結果を公表。暗号資産取引に対する追徴税額は46億円で前年比31%増、1件当たり745万円と全体平均の2.5倍に。政府は分離課税導入に向け調整を進めている。
10:02
米上院銀行委員会長、仮想通貨「クラリティ法案」で銀行幹部らと協議
米上院銀行委員長がビットコインなど仮想通貨の市場構造を定める法案で銀行業界と協議し、進展があったと報告した。ステーブルコイン利回りやDeFiが法案の争点となっている。
09:49
米CFTC、仮想通貨取引の引き渡し規則を撤廃 規制緩和へ
米CFTCが仮想通貨の「現物引き渡し」に関する2020年ガイダンスを撤回。ファム委員長代行は「時代遅れで過度に複雑」と指摘し、規制簡素化へ。12月には現物取引承認やパイロットプログラム開始など、トランプ政権下で仮想通貨規制の整備が加速。
09:35
コインベース、ラップドトークン向けにチェーンリンクのクロスチェーン技術を採用
仮想通貨取引所コインベースはチェーンリンクのクロスチェーン技術を採用。ビットコインのcbBTCやイーサリアムのcbETHなどラップドトークンの送金に活用する。
09:25
米決済機関DTCCがトークン化サービス開始へ、SECから許可
米預託信託決済機構DTCCの子会社DTCがSECから無措置書簡を取得し、DTC管理下の実世界資産をトークン化する新サービスの提供が承認された。2026年後半にサービス展開を開始する予定だ。
08:20
ビットコイン、年末サンタ・ラリーの可能性低下 FRB利下げ後=アナリスト分析
FRBが25ベーシスポイントの利下げを実施した後、ビットコインが約9万ドルまで下落した。アナリストは年末のサンタ・ラリーが起こりにくいと分析しており、強気の確信は2026年初頭に先送りされている。
07:35
ステート・ストリートとギャラクシー、トークン化キャッシュ運用ファンドをローンチへ
ステート・ストリートとギャラクシーは、トークン化したキャッシュ運用ファンドのローンチ計画を発表。まずは仮想通貨ソラナのブロックチェーンに対応し、将来的にはステラやイーサリアムなどにも拡大するとした。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧