はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ブラックロックCEO、ビットコインの「デジタル・ゴールド」としての役割を評価

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「ビットコインはデジタルゴールド」

資産運用会社最大手ブラックロックのラリー・フィンクCEOは15日、暗号資産(仮想通貨)ビットコインは「デジタルゴールド」であり、投資ポートフォリオの中で役割を果たすことを信じていると話した。米CNBCが報じた。

フィンク氏は、かつての先入観に誤りがあったことを認めたうえ、ビットコインを保有する理由の一つとして、政治的リスクや政府債務の増加により、米ドルの価値が下がった中での代替手段としての価値にも言及した。

また、経済・政治が悪化している国の人々に、ビットコインは地理的範囲を超えた投資の選択肢を与える可能性があるとも述べた。

フィンク氏と類似した意見としては、ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏が、米ドルの価値低下リスクを懸念して、ビットコインやゴールド(金)などへの投資を勧めてきたところだ。

関連金持ち父さん著者キヨサキ氏、BRICSの仮想通貨動向を受けビットコインや金投資を推奨

ビットコイン現物ETFの状況

ブラックロックは1月にビットコイン現物ETF「iShares Bitcoin Trust(IBIT)」を立ち上げており、これまでに180億ドル(約2.6兆円)以上の流入を得て、10社のビットコイン現物ETFの中でも首位にある。

Farside Investorsによると、7月12日に10社のビットコイン現物ETFには暫定3.1億ドル(約492億円)が流入。3億ドルを超えるのは、6月初旬以来の水準である。IBITには1.2億ドル(約190億円)、フィデリティのFBTCが1.15億ドル(約182億円)を記録した。

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

ビットコインETFとは

ビットコインを投資対象に含んだ上場投資信託(Exchange Traded Fund)のこと。投資信託とは、投資家から集めたお金を1つの資金としてまとめ、株式や債券などに投資して運用される金融商品。運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みになっている。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。

▶️仮想通貨用語集

関連: 初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

ブラックロックは、イーサリアム現物ETFについても米証券取引委員会(SEC)に申請を行っているところだ。情報筋によると、SECは各社のイーサリアムETFの最終承認を22日に行う可能性がある。

関連イーサリアム現物ETF、23日に米国で取引開始か=報道

イーサリアムETF申請企業の一つであるビットワイズ(Bitwise)のキャサリン・ダウリング最高コンプライアンス責任者は9日、「イーサリアムETF発行企業とSECは、修正案ごとに問題を解決しており、承認に向けた最終段階に近づいている」と話していた。

関連ブラックロック、イーサリアムETFの新たな申請書(8-A12B)を提出

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/18 火曜日
13:40
エルサルバドル、下落局面で約155億円相当のビットコイン押し目買い 保有高は7474BTC
エルサルバドル政府が市場下落局面で約155億円相当のビットコインを追加購入し、保有高は7474BTCに達した。2025年1月に法定通貨地位を撤廃したものの、ブケレ政権は戦略的準備資産としての蓄積を継続している。
13:25
ヴィタリック、イーサリアムのプライバシー保護ツール「Kohaku」を紹介
仮想通貨イーサリアムのブテリン共同創設者がプライバシー保護ツール「Kohaku」を新たに紹介した。Railgun連携やゼロ知識証明で匿名性を強化する開発ロードマップを解説する。
13:10
CZ氏、6650億円の罰金返還なら米国に再投資と言及
バイナンス創業者CZ氏が米司法省への約6650億円の罰金返還時に米国再投資を表明。トランプ大統領からの恩赦後、民主党議員からの腐敗疑惑批判に対し、感謝と慎重さのバランスを強調した発言として注目される。
11:25
伝説投資家ドラッケンミラー、ブロックチェーン融資企業フィギュアの株式を120億円相当取得
フィギュア株価上昇 米ウォール街の伝説的なヘッジファンドマネージャーであるスタンリー・ドラッケンミラー氏が運営するデュケイン・キャピタルは11月15日、第3四半期の13F報告書…
10:55
ソラナ保有企業フォワード、367億円相当SOLをコインベースへ入金 警戒高まる
仮想通貨ソラナを財務資産として保有するナスダック上場のフォワード・インダストリーズが約367億円相当のSOLをコインベース・プライムに移動させた。売却か社内再編成かは不明だ。
09:50
「ビットコイン下落の背景は米ドル流動性低下」アーサー・ヘイズが年末までの市場予想
アーサー・ヘイズ氏が仮想通貨ビットコイン下落の原因を米ドル流動性縮小と分析した。ETF資金流出の背景や今後の下落および急騰シナリオを解説している。
09:30
自称「IQ276」のキム・ヨンフン、BTCは今後45日間で22万ドルまで上昇すると予想
自称IQ276のキム・ヨンフン氏は、仮想通貨ビットコインの価格は今後45日間で22万ドルに到達すると予想。明確な根拠は示していないが、世界最高のIQ記録保持者として価格を予想すると主張した。
09:20
Cboeが無期限型ビットコイン・イーサリアム先物を12月15日に開始、米国規制下で提供
Cboeが仮想通貨ビットコインとイーサリアムの無期限先物取引を12月15日に開始する。米国規制下でポジションのロールオーバーを不要にする。
08:15
米政権、海外仮想通貨口座の税務報告規則を審査中
米ホワイトハウスが海外仮想通貨口座に関する税務報告規則案の審査を開始した。国際的な仮想通貨資産報告枠組みCARFへの参加を実現し、租税回避を取り締まる狙いだ。
07:45
グレースケールのドージコインETF、11月24日取引開始見通し 新たなソラナETFも上場
グレースケールのドージコインETFが11月24日にも取引開始となる見通しだ。ヴァンエックは17日にソラナETFの提供を開始した。
07:10
仮想通貨投資商品、先週の資金純流出額が2月以降最大規模
仮想通貨投資企業CoinSharesは、ETFなどのデジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは約3,100億円超の純流出だったと報告。今回もビットコインとイーサリアムが流出を主導した。
06:55
ビットコインの25%下落は「浅い調整」と米投資銀行が分析、トム・リーはイーサリアムのスーパーサイクルを予測
投資銀行バーンスタインがビットコインの約25%下落は大幅な下落の始まりではなく短期的な調整だと分析した。ビットコインETFの機関投資家保有率は2024年末の20%から現在28%に上昇。
06:25
95%のビットコインが採掘済み、2140年に完全流通へ
ビットコインのマイニング済みコイン数が1,995万BTCを超え、固定上限2,100万BTCの95%に達した。残りの5%は極めてゆっくりと放出され、2140年頃に最後の端数が採掘される見込みだ。
06:00
ビットコインが今年の上昇分を帳消しに、新規投資家が14.8万BTC損切り 流動性悪化と日本債券ショックも影響か
ビットコインが約7カ月ぶりに9万3,000ドルを下回り、2025年の上昇分をすべて失った。新規投資家が14万8,000BTCを損切りし、流動性逼迫も下落要因となっている。
11/17 月曜日
20:08
暗号資産の金商法移行が本格化、分離課税実現へ最終局面=ブロックチェーン議連
金融庁が暗号資産を金商法に位置づけ、インサイダー取引規制を整備する方向を明示。業界団体は20%申告分離課税を要望。来年の通常国会での法整備を目指す。第31回ブロックチェーン推進議員連盟で議論。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧