SBI VCトレードは、国内最大級のSBIグループが運営する、安全性と信頼性で定評のある暗号資産(仮想通貨)取引所です。
SBI VCトレードでは現在、従来の「VCTRADE mobile」と新しい「SBI VCトレードアプリ」の2つが提供されています。新規ユーザーの方々から「どちらを使うべきか」の判断に役立てるため、実際の使用感に基づいた詳細な比較と推奨シーンをまとめました。
機能カテゴリ | VCTRADE mobile(旧) | SBI VCトレードアプリ(新) | 改善ポイント |
---|---|---|---|
取引・分析 | 基本的なチャート表示のみ |
・TradingViewチャート搭載 ・スピード注文(レバレッジ)対応 ・今後:取引所機能 |
チャート機能が大幅強化され、プロ級の分析が可能に |
資産管理 | 基本的な残高確認のみ |
・資産推移グラフ表示 ・前日比増減表示 ・分かりやすい入出金画面 ・今後:ウィジェット機能 |
資産状況が一目で把握可能に |
ステーキング | 専用画面なし |
・専用管理画面 ・報酬・年率表示 ・シミュレーション機能 |
運用状況の確認が容易に |
情報収集 | 標準的な情報表示 |
・見やすいニュースフィード ・市場動向の分かりやすい表示 ・今後:HashHubレポート |
より直感的な情報アクセスが可能に |
新アプリは、これまで以上に使いやすく、より多くの情報を簡単に確認できるように進化しています
推奨する使い方
新アプリ向き:デイトレード、資産管理重視、チャート分析重視のユーザー
旧アプリ継続:取引所取引、貸コイン利用が多いユーザー(新アプリ機能実装まで)
評価コメント:
「新アプリは日常的な取引や資産管理において格段に使いやすくなっています。ただし、貸コインなど一部機能は旧アプリの継続使用をお勧めします。」
これからアプリをダウンロードする場合。どのような使い分けができるか。この記事では、新アプリで大きく変わった6つの機能にフォーカスして見ていきます。
-
資産管理が便利
-
SBI VCトレードについて
-
トレーディング機能
-
情報収集機能
- Coinpostクリプト指標の活用法
- 準備中:HashHubレポート、ウィジェット
〈SBI VC トレードは、東証プライム上場企業SBIホールディングスの子会社が運営する仮想通貨取引所。セキュリティに対する信頼度も高い。初心者におすすめ。 〉
関連:ステーキングや積み立てサービスに優位性、仮想通貨取引所「SBI VCトレード」のメリットを解説
資産管理がもっと便利に
新アプリの特徴を詳しく見ていきましょう。まずは、最も大きく進化した資産管理機能からご紹介します。
旧アプリにはなかった機能に、資産管理画面があります。
資産管理画面では、
・資産推移
・資産一覧
・未約定注文
・注文履歴
を確認することができます。
①ホーム画面下の「資産」をタップし「資産推移」の画面を表示。
②金額の表示、非表示の切り替えができる。
③資産推移グラフを期間別に確認できる。
④資産推移グラフの内訳を表示。
⑤保有中銘柄が選択されています。
⑥各資産をタップすると、各ページに遷移する一覧が表示されます。
各コインをタップすると、⑦-⑪の複数の選択肢が表示され、売買ページや入出金ページ等に遷移できます。
保有資産の増減をグラフで確認できるのは便利!
ステーキングをより効率的に
ステーキング画面も旧アプリにはなかった機能です。 SBI VCトレードでは対象銘柄を保有するだけで自動的にステーキングが行われる仕組みになっています。
新しいアプリでは、ステーキング専用の画面が追加され、いつでも詳細を確認できるようになりました。
ステーキング報酬受け取りシュミレーション
画面右上の三本線からメニューを表示し、「ステーキング」を選択。
①「推移」を選択。
②ステーキングを行いたいコインを選択。
③ステーキング報酬を、年率で入力し、預け入れるトークン数量を入力すると1ヶ月間の予想リターンが表示されます。現状価格で円建ての報酬金額(予想)も確認可能です。
運用状況や累計報酬の確認方法
ステーキングの棒グラフエリアをタップするとラベルが表示され、
・運用年率
・累積報酬数量
・当月報酬数量
の各詳細を確認することができます。
運用年率の比較方法
①ステーキングの「一覧」を選択すると、現在ステーキング可能な資産一覧を確認できます。
②各コインで、ステーキングの年率は異なります。
またコインをタップすると、その場で購入ページや入庫ページなどに遷移可能です。(※③〜⑥参照)
〈SBI VC トレードは、東証プライム上場企業SBIホールディングスの子会社が運営する仮想通貨取引所。セキュリティに対する信頼度も高い。初心者におすすめ。 〉
関連:ステーキングや積み立てサービスに優位性、仮想通貨取引所「SBI VCトレード」のメリットを解説
レンディングの設定と確認
SBI VCトレードでは、持っている暗号資産を貸し出すこと(レンディング)ができます。
銀行への預け入れ残高に利子が付くように、銘柄や数量、貸出期間に応じた利用料(賃借料)を受け取ることができます。
SBI VCトレード |
①右上の三本線からメニュー画面を表示し、「貸コイン」を選択。 ②現在申し込み可能な銘柄が表示されるので、預け入れをしたいコインを選択。 ③次の画面で貸し出したい数量を入力し、申し込みます。 |
ステーキング報酬の確認が簡単で面白そう。ステーキングは資産を増やす方法として注目されてるし、報酬が見えるとモチベーションも上がります!
積立機能の使い方
積立サービスとは、選択した暗号資産を定期的に一定の額、自動で買うことができるサービスです。
①メニューから「積立」を選択。
②積立をしたいコイン・トークンを選択。
③積立頻度を選択。
④積立期間を指定する。
⑤一回あたりの積立金額を入力し「積立する」をタップ。
例:1,000円を毎週火曜日とすると、1ヶ月で毎月4,000-5,000円の積立を繰り返します。
日本円の口座残高も含めて余裕を持っての設定しましょう。
⑥「積立状況」が確認できます。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ポルカドット(DOT)
- リンク(LINK)
- エイダ(ADA)
- ドージコイン(DOGE)
- ステラ(XLM)
- テゾス(XTZ)
- ソラナ(SOL)
- アバランチ(AVAX)
- ポリゴン(MATIC)
- フレア(FLR)
- オアシス(OAS)
- エックスディーシー(XDC)
- シバコイン(SHIB)
- ダイ(DAI)
- コスモス(ATOM)
- アプトス(APT)
- ヘデラハッシュ(HBAR)
- ジパング(ZPG)
- ニアー(NEAR)
こんな人におすすめ
運営企業への信頼を重視し、投資を始めて徐々にその範囲を広げたい方、ストレスフリーでビットコインを購入し、レンディングや積立などの便利なサービスを活用したい方に理想的です。申込は最短5分で完了し、「最短当日」には口座開設が完了します。
トレーディング機能
Trading Viewチャートの使い方
新アプリに搭載されたTrading View(トレーディングビュー)チャートは、より高度な分析が可能なツールとして注目されています。
このセクションでは、基本的なチャートの見方や活用方法を丁寧に解説していきます。
基本的なチャートの見方
チャートを表示するには画面下の「チャート」をタップします。
SBI VCトレード |
①チャートの銘柄選択 ②描画ツール 描画ツールでは、基本的なトレンドラインから、フィボナッチサイクルで計算された価格帯に、簡単にラインがひけるツールまで使うことができます。 ③チャートの表示設定ツール ここでは、チャートの値動きを予想するためのインジケーターなどが設定、表示できます。 A :時間足の選択 B :値動きの表示方法の選択(ろうそく足やバーに変更可能) C :比較したい銘柄を追加できる D :インジケーターの追加(指数移動平均線やMACDなど、トレード分析ツールが追加できる) E :背景や文字の色や、スケールの値を変更できます。 |
〈SBI VC トレードは、東証プライム上場企業SBIホールディングスの子会社が運営する仮想通貨取引所。セキュリティに対する信頼度も高い。初心者におすすめ。 〉
関連:ステーキングや積み立てサービスに優位性、仮想通貨取引所「SBI VCトレード」のメリットを解説
インジケーターの設定方法
チャートにインジケーターを追加してみました。
ここでは、ビットコイン(BTC)のチャートにインジケーターを設定する方法を紹介します。
①Aで1時間足から日足に変更 ②Bで値動きをラインからろうそく足に変更 ③Dで分析ツールのボリンジャーバンドとMACDを追加 ④Eの「外観」から背景の色を変更 ☆インジケーターを削除したい場合は、左の描画ツールを下にスライドすると出てくるレイヤーアイコンから削除できます。 |
Trading Viewのチャートがそのまま使えるのは、手軽にチャート分析できて便利!
でも、「出来高」のインジケーターがないのはちょっと残念。
ただ、Trading Viewのフリープランは、インジケーターが同時に使えるのは3つなので、このアプリで最大で9個同時に使える機能はとてもいいと思いました。
分析に役立つ描画ツール活用術
ここではイーサリアム(ETH)の月足にトレンドラインを引いてみました。
①イーサリアムを選択し②そうそく足を選択する。
③月足を選択し④描画ツールの1番上のアイコンをタップして、トレンドラインを選択する。
⑤表示された青いドットをタップし、そこを支点にして線を引きたい方向に指を移動する。
⑥でラインの太さを変更できます。
⑦線が引けたら画面のどこでもタッチすると、線が固定されます。
この場合、ヒゲを除いてラインをひいた方がしっくりくるので、ろうそくの実体でラインをひくと、直近の上昇がこのラインで抑えられたことがわかります!
スピード注文機能の活用ガイド
新アプリではレバレッジ取引に「スピード注文」機能が加わりました。
ワンタップでレバレッジ取引を行う方法
ホーム画面から、レバレッジ取引の画面に進み、Bid(売)またはAsk(買)をタップすると「スピード注文」が選択できる画面に進みます。
この画面で注文を出すと、即座に発注が行われます。
通常は注文を確定する前に確認画面が表示されますが、スピード注文ではこの確認画面が省略されます。
レバレッジ取引において、一瞬の判断が結果を左右する場面で有効です。
即座に発注されるから、操作は慎重に!
情報収集に便利な機能
- HashHubレポート(2024年12月頃のリリースを予定)
- ウィジェット(2024年12月頃のリリースを予定)
Coinpostクリプト指標の活用法
「クリプト指標」とは、暗号資産(仮想通貨)の値段が変わる原因になる経済のデータのことです。
ホーム画面右上の三本線をタップすると表示されるメニュー画面から選択します。
CoinPostが、経済指標の暗号資産版である「クリプト指標」をわかりやすく一覧で掲載しているようです。 これは、暗号資産の情報を調べるのにとっても役立ちます。
レビュアー感想・統括
日常的な使用感
セキュリティは確かにしっかりしているのですが、一定時間で自動ログアウトされ、再ログインには二段階認証が必要なので、少し手間を感じることもありました。ただ、資産を守るための対策として考えると納得できる部分ですね。
また、現時点では取引所機能が新アプリに実装されておらず、販売所での取引になります。頻繁に取引される方は、価格差に注意が必要かもしれません。
評価できるポイント
特に印象的だったのは、チャート分析やトレード、ステーキングや積立などの資産運用、経済指標の確認が一つのアプリでまとめて行えること。これは他のアプリにはない特徴です。
使いこなしていくと、暗号資産がより身近になり、日常的な資産管理の一部として楽しく活用できそうです!
総合評価
暗号資産取引を始めたばかりの方から、すでに取引に慣れている方まで、幅広いユーザーに対応できる総合的なアプリだと評価できます。機能を徐々に使いこなしていくことで、より効果的な資産運用が可能になるでしょう。
〈SBI VC トレードは、東証プライム上場企業SBIホールディングスの子会社が運営する仮想通貨取引所。セキュリティに対する信頼度も高い。初心者におすすめ。 〉
関連:ステーキングや積み立てサービスに優位性、仮想通貨取引所「SBI VCトレード」のメリットを解説
本記事は企業の出資による記事広告やアフィリエイト広告を含みます。CoinPostは掲載内容や製品の品質や性能を保証するものではありません。サービス利用やお問い合わせは、直接サービス提供会社へご連絡ください。CoinPostは、本記事の内容やそれを参考にした行動による損害や損失について、直接的・間接的な責任を負いません。ユーザーの皆さまが本稿に関連した行動をとる際には、ご自身で調査し、自己責任で行ってください。