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大手DEXユニスワップ、V4プラットフォームを公開 取引最適化へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

V4ローンチ

大手分散型取引所(DEX)Uniswapは、新バージョンとなるV4プラットフォームを公開した。今回のアップデートでは、流動性プールのコストを大幅に削減し、開発者向けに新たな機能を提供する。これまでのV2およびV3では、総取引高2.75兆ドルを達成し、ハッキング被害は一度も発生していない。

V4は、イーサリアム(ETH)メインネットをはじめ、Arbitrum、Base、アバランチ、BNBチェーンなど計12のEVM対応ブロックチェーン上で展開される。特筆すべき点として、流動性プールの運用コストを99.99%削減したほか、開発者やプロトコルに新たな可能性を提供する「フック」機能を導入した。

フックは開発者がプール、スワップ、手数料、流動性ポジションをカスタマイズできるモジュラープラグインで、現在までに150以上のフックが開発されている。例えば、市場状況に応じて手数料を自動調整する動的手数料フックや、流動性ポジションの最適化を自動で行うリバランスフックなどが実装可能となっている。

特に開発者向けの利点として、フック機能により独自のDeFiアプリケーション開発が可能となり、各ブロックチェーンのDeFiエコシステムの成長を加速させる効果が期待される。開発者向けには、フック開発のガイドラインやウェブアプリケーションとの統合ガイドが提供されている。

新バージョンは現在、流動性提供者向けに利用可能となっており、トークンスワップ機能は今後数日以内に順次展開される予定。ユーザーは、Uniswapのウェブアプリケーションやウォレットを通じて、V4の機能にアクセスできる。

流動性提供者は既存のポジション(LP)をV4に移行するか、フックを使用した新規ポジションの作成が可能となっている。また、マルチホップスワップのガス代削減や、ETHペアの取引コスト削減など、ユーザー体験の改善も図られている。

Uniswap Foundation(財団)によると、V4の開発には100名以上のコミュニティメンバーが貢献。セキュリティ面では、1,550万ドルのバグ報奨金プログラムを実施し、9回の独立した監査を行うなど、厳格な検証プロセスを経ているという。

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