はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リミックスポイントのビットコイン保有量が目標の1000BTC突破 8.9億円買い増し

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

株式会社リミックスポイントは6月13日、8億8,725万円相当のビットコイン(56.87242976 BTC)を購入し、保有量が目標としていた1,000BTCを超えたことを発表した。

6月12日時点での同社のビットコイン保有量は1,038.26592851 BTCとなり、簿価約142億円、時価評価額約161億円に達している。

1,000BTC保有目標を達成

リミックスポイントは6月5日に累計1,000BTC以上のビットコイン取得を目指すことを発表していたが、わずか1週間でこの目標を達成した。同社は2025年1月以降段階的にビットコインの購入を進めており、6月4日時点では約713.5BTCを保有していた。

関連:リミックスポイント、1000BTC以上の保有目標を発表

今回の56.87BTCの追加購入により、保有量は1,038.26592851 BTCとなり、目標の1,000BTCを38BTC以上上回った。同社は「1,000BTCの保有を最終目標とするのではなく、その後も市場動向を見ながら最適な経営判断を行う」としており、今後も追加購入の可能性を示唆している。

新株予約権行使による資金調達

今回のビットコイン購入は、第24回新株予約権(行使価額修正条項付)の行使により調達した資金を活用して実施された。6月11日に行使された2億5,350万円(50万株相当)および6月12日午前中に行使された6億3,375万円(125万株相当)の合計8億8,725万円を購入資金に充当した。

ビットコイン追加購入の詳細

同社は5月19日に発表した第24回新株予約権による最大約56億円の資金調達計画のうち、44億200万円を2025年6月から8月にかけてビットコイン取得に充当する方針を示している。

暗号資産保有状況

6月12日時点での同社の暗号資産保有状況は、ビットコインを含む5種類の暗号資産で構成されている。全暗号資産の時価評価額は合計で約172億4,690万円、評価損益は約20億9,732万円のプラスとなっている。

暗号資産の保有状況

なお、ビットコインの簿価約142億円には、2025年4月1日以降に取得した65億645万円分が含まれている。これらの暗号資産は四半期ごとに時価評価が行われ、2026年3月期における評価損益が損益計算書に計上される予定である。

今後の見通し

同社の2026年3月期連結業績予想には、2025年4月1日時点で保有している暗号資産の価格上昇を見込んだ評価益が含まれているが、それ以降に取得する暗号資産および暗号資産関連投資に係る損益は含まれていない。

今回の購入による評価損益約20億9,732万円は、すべて2026年3月期の損益に反映される予定である。連結業績に著しい影響が生じる場合には、速やかに開示するとしている。

リミックスポイントは5月8日に株式会社Omakaseと提携し、ステーキングおよびバリデータ事業への本格参入も発表しており、暗号資産の保有だけでなく関連事業への展開も進めている。日本企業による本格的な暗号資産投資戦略の一例として、今後の動向が注目される。

関連:ビットコインと仮想通貨関連株はどちらを買うべき?メリット・デメリットを解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/12 金曜日
16:00
AIと仮想通貨がもたらすサイバー空間の新たな脅威|WebX2025で語られた国家安全保障・金融リスク
大型Web3カンファレンス「WebX」では「クリプト・サイバーリスク: 国家安全保障、金融、Web3」をテーマとしたパネルセッションが開催され、金融犯罪や仮想通貨犯罪を助長すると同時に防止にも役立つという二面性を持つテクノロジーの使用に焦点が当てられた。
14:52
GateグループCEOのハン博士がCEX・DEX市場動向を解説、今後の日本展開計画も明らかに|WebX2025
Gate.ioのリン・ハンCEOがWebX 2025で登壇。世界3,600万ユーザーを抱える同社がCEXとDEXの市場分析を発表。2030年までのビットコイン価格予測や日本でのライセンス取得、2025年中の日本市場参入計画について言及した。
13:55
ギャラクシー・デジタル、800億円相当のソラナを取得 ノボグラッツCEOは「ソラナシーズン」と評価
「ソラナシーズン」とみなすギャラクシー・デジタルは過去24時間で231万SOLを取得。フォワード・インダストリーズへの16.5億ドル投資参加に関連する動きか。
13:14
米国でハイパーリキッドETF申請計画|Paypalもステーブルコイン提案へ参加
バンエック社が米国でハイパーリキッドのステーキングETFを米国で申請予定。パクソス社もペイパル連携でステーブルコイン提案を発表。
13:00
ソラナ(SOL)の将来価格予測|ETF承認期待と今後の見通し
ソラナ(SOL)は「イーサリアムキラー」として注目される暗号資産です。イーサリアムより圧倒的に速くて安いため、多くのアプリで使われています。 2025年は特に注目の年です。米国…
12:02
CryptoQuantがETH上昇サイクルを高評価 Hyperliquid(HYPE)最高値更新はETF申請など追い風に
データ分析企業CryptoQuantがイーサリアム(ETH)の上昇サイクルを高く評価した。一方、資産運用大手VanEckがHyperliquid(HYPE)の現物ステーキングETF申請を発表。これらが材料視され、HYPEは過去最高値56.1ドルを記録するなど前週比23%上昇。機関投資家のアルトコイン投資拡大が鮮明になっている。
11:45
アーサー・ヘイズ、今週2.2億円相当のENAを大量購入 その背景は?
著名投資家アーサー・ヘイズ氏が9月14日予定のハイパーリキッドステーブルコイン投票を前に、過去3日間で2.2億円相当のENAトークンを購入したが、Ethenaは昨日提案を取り下げた。
10:22
ビットコイン市場は依然として岐路、重要な下値水準は? Glassnode分析
Glassnodeによる仮想通貨ビットコイン市場の最新レポートは短期的に市場回復する価格基準などを分析。機関投資家のリスク管理が安定した市場構造へ導いているとも述べる。
09:35
DigiFT・チェーンリンク・UBS、香港でトークン化ファンドの自動運用を開始
香港サイバーポートの支援制度でDigiFT、チェーンリンク、UBSが共同プロジェクト承認。トークン化ファンドの配信・決済・ライフサイクル管理を自動化へ。
09:00
Chainlink Data StreamsがSeiで稼働、米商務省データのオンチェーン化も発表
ChainlinkのData StreamsがSeiで本格稼働。市場価格データを1秒未満で更新・提供。米商務省との提携で経済指標のオンチェーン化も発表され、機関投資家向けインフラが大幅強化された。
08:35
JPモルガン分析、ストラテジーのS&P500編入見送りで「仮想通貨トレジャリー企業に打撃」
JPモルガンのアナリストは、ストラテジーのS&P500指数編入見送りは仮想通貨財務戦略企業全体への打撃と分析。他の指数提供会社の方針変更リスクも指摘。
07:35
NYSE上場のクリーンコア、187億円相当ドージコインを取得
クリーンコア・ソリューションズがドージコイン財務戦略で5億トークン超を取得。ドージコイン財団と連携し、流通量5%獲得を長期目標に設定。
07:10
アニモカジャパン、上場企業の仮想通貨戦略の支援事業を本格始動
Animoca Brands Japanは、上場企業への仮想通貨トレジャリー戦略支援を本格開始すると発表。親会社を含めた知見とネットワークを活かし、企業価値向上を多角的にサポートするとしている。
06:55
米上場のセーフティー・ショット、BONK特化子会社設立で90億円超のトレジャリー構築
セーフティー・ショットがBONKホールディングス設立を発表。500万ドル追加購入でBONK財務を6300万ドル超に拡大、総流通量の2.5%超を保有。
06:00
米上場のフォワード・インダストリーズ、2400億円調達でソラナ財務戦略を本格化
フォワード・インダストリーズがギャラクシー・デジタル主導で16.5億ドルを調達。調達資金でSOLトークンを購入し、ソラナ中心の企業財務戦略を展開予定。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧