- サークル・ニューヨーク・トラストが発足
- USDC発行業務の移管を計画
信託免許を取得
ステーブルコイン大手サークルは31日、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)が新設の信託会社「サークル・インターネット・トラスト・カンパニー」(通称サークル・ニューヨーク・トラスト)に対し、限定目的信託免許を付与したと発表した。
限定目的信託免許とは、資産の保管や管理を専門に行う信託会社としての活動を認める免許で、預金の受け入れや融資は原則できない仕組みとなっている。
同免許により、サークル・ニューヨーク・トラストは受託者や資産の保管者としての業務に加え、単独のビットライセンスなしで仮想通貨関連事業やニューヨーク州内での資金移動業務を行うことが可能になる。サークルはUSDCの発行業務についても、同社への移管を計画している。
サークルは2015年、NYDFSから仮想通貨事業者向けのビットライセンスを取得した最初の企業となり、以来同局との規制上の関係を続けてきたという背景がある。
アレール氏の発言
サークル共同創業者兼会長兼CEOのジェレミー・アレール氏は、ニューヨーク州の信託免許取得はサークルにとって長年の目標だったと述べた。
同氏はまた、NYDFSが仮想通貨規制の国際的な基準策定者であり、ニューヨークがサークルの本社所在地であることを踏まえ、今回の免許取得は10年以上にわたる規制対応の積み重ねを反映していると述べた。デジタルドルが世界の金融システムの中核となる中で、USDCを強固な枠組みに位置づけるものだという。
サークルは今後、USDCの発行体制をサークル・ニューヨーク・トラストへ段階的に移行する方針だ。



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