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メタプラネット、米国預託証券プログラム設立

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

メタプラネットが米国預託証券プログラムを設立

ビットコイン(BTC)トレジャリー企業メタプラネットは19日、ドイツ銀行トラストカンパニーアメリカズを預託銀行とするスポンサー付きレベル1の米国預託証券プログラムを設立したと発表した。

同プログラムは19日の米国東部時間より効力が発生する予定で、米国店頭市場(OTC)でティッカーシンボル「MPJPY」として取引される。

同社は長期的な資本市場戦略の一環として本プログラムを立ち上げた。直近数四半期にわたり米国投資家を中心に、より効率的かつ直接的な投資を求める需要の高まりを確認してきたという。現在は店頭市場で「MTPLF」のシンボルで取引されているが、決済インフラや流動性の制約が一部投資家の障壁となっていた。

機関投資家の多くは規制や保管体制、運用方針上の理由から正式な米国預託証券の枠組みを通じた株式保有を選好している。本プログラム導入により取引コストの低減、決済効率の向上、流動性の向上が期待される。1米国預託株式は1普通株式(1:1)と交換可能で、原株保管銀行は三菱UFJ銀行が務める。

同社は12日に米国証券取引委員会へ米国預託証券の登録申請書フォームF-6を提出した。登録により米国投資家が東京証券取引所を経由せず米ドル建てで取引できるようになる。

また、同社は現在30,823 BTCを保有しており、世界の上場企業ランキングで4番目の保有量を誇る。

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