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ビットコイン、短期保有者の損益が6カ月ぶりプラス転換 強気・弱気の分岐点か=アナリスト

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 過去の弱気相場では同水準が戻り売りの壁に
  • アナリストが継続監視を呼びかけ

引き続き注視が必要

オンチェーン分析プラットフォームのクリプトクアント(CryptoQuant)のアナリスト、ダークフォスト(Darkfost)は1日、ビットコイン(BTC)の短期保有者を対象とした損益指標の30日移動平均が約6カ月ぶりにプラス圏へ回帰したと報告した。同指標が損益分岐点を上回ったことで、市場が重要な局面を迎えているとの見方が浮上している。

今回注目されているのは、移動したビットコインが利益・損失どちらの状態で動かされたかを示す指標「SOPR(Spent Output Profit Ratio、支出アウトプット損益比率)」のうち、特に短期保有者に絞った数値だ。

出典:Darkfost氏のX投稿

この指標が1を上回ると平均的に利益確定の状態、1を下回ると損失確定の状態を意味する。今回の回復により、短期保有者が平均的に損益分岐点付近、あるいはわずかに含み益の水準に戻ったことが示された。

関連記事:4月のビットコイン上昇は投機が牽引、現物需要縮小で下落リスク=クリプトクアント週次分析

クリプトクアントのビットコイン市場週間レポートによると、4月のBTC上昇は先物主導で現物需要は縮小していた。これは2022年の弱気相場に先行していたパターンである。

ダークフォストは過去の事例として、2022年4月の下落トレンド中の一時的な価格反発(デッドキャットバウンス/Dead Cat Bounce)を挙げた。当時BTCは3万6000ドルから4万7000ドルへ上昇したものの、同指標が1付近で反落し、結果的に下落トレンドの継続に終わった。

弱気相場では損益分岐点の水準が売り圧力の集中点となりやすく、現在の市場においても同様の展開を警戒する必要があると指摘する。

一方でダークフォストは、調整局面の終焉に近い全く異なる展開が始まる転換点に達した可能性もあると述べ、現時点では市場に大きなパニックは見られず、比較的落ち着いた状態にあると分析した。ただし現在の水準は引き続き注視が必要としており、断定的な見通しは示していない。

関連:ビットコイン(BTC)とは?仕組み・特徴を解説|完全ガイド【2026年最新】

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