- Pyth Indicesが米国株・原油・金属を24/7カバー
- コインベース・クラーケンなど4社が初期パートナー
Pyth指数が始動
オンチェーン価格フィードを提供するオラクルプロトコル、パイス(Pyth)は9日、24時間365日対応の独自価格指数群「Pyth Indices」の提供を開始すると発表した。米国株、原油、貴金属、テーマ型バスケットを対象としており、コインベース、クラーケン、ナド、dYdXの4社が初期採用パートナーとなる。
対象資産は原油(WTIおよびブレント)、米国株(NVDA・TSLA・AAPL・MSFT・GOOGL・INTC・HOOD・MSTR・CRCL)、貴金属(金・銀)の単一銘柄・単一資産インデックスと、コインベース向けの株価指数先物(AI10・Defense10・China10・Tech100)の4種から構成される。
単一銘柄インデックスはパイスが独自開発したものであり、コインベース向け株価指数先物はヴァンエック傘下の規制対応ベンチマーク管理者、マーケットベクター・インデックスとの共同開発によるものだ。
パイスはすでに米ブルーオーシャンATSとの独占契約により、米国株の24時間5日対応価格フィードを提供してきた実績がある。Pyth Indicesはその延長として、主要資産クラス全体に24/7対応を拡張したものだ。
125社超の機関投資家・取引所・マーケットメーカーがファーストパーティデータをネットワークに直接配信しており、このデータが各インデックスの構築基盤となる。
各パートナーの活用方針
コインベースのデリバティブ責任者ボリス・イリェフスキー氏は「機関グレードの24/7市場が標準になりつつある。パイス・インデックスは次世代市場を可能にする重要なインフラ格差を埋める」と述べた。同社はAI10、Defense10、China10、Tech100の4種の株価指数先物にPyth Indicesを活用する。
クラーケンのデリバティブ担当グローバルヘッド、ジョン・パーマー氏は「原油の無期限先物を新たに展開するにあたり、24/7の参照価格が不可欠だった」と語った。クラーケンはPyth Indicesを、デリバティブや取引プロダクト全般における継続的な価格付けに活用する方針だ。dYdXとナドは、パイスの24/7原油インデックスを参照価格とした無期限先物を展開する。
パイスは今後、テーマ型プロダクト、クロスアセットバスケット、カスタム・ホワイトラベル構築へと対象を広げる計画であり、カスタムインデックスは数日から数週間で構築できるとしている。
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